約 4,482,798 件
https://w.atwiki.jp/yamenayo/pages/85.html
ボコとクラウドさん(ファイナルファンタジーⅤ:パッケージイラスト) チキンナイフ(ファイナルファンタジーⅤ) ブレイブブレイド+ゴブリンパンチ(ファイナルファンタジーⅤ) VSカタストロフィ(ファイナルファンタジーⅤ) カタストロフィ(ファイナルファンタジーⅤ) 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ) 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ)その2 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ)その3 ネオクラウド(ネオエクスデス:ファイナルファンタジーⅤ) 魔導アーマー(ファイナルファンタジーⅥ) クラウド(ファイナルファンタジーⅦ:イラストより) アルテマウェポン(ファイナルファンタジーⅦ:イラストより) レッツ女装(ファイナルファンタジーⅦ) 凶斬り(ファイナルファンタジーⅦ) とらわれた天使の歌声ゼノギアス(ファイナルファンタジーⅦ) セフィロス(ファイナルファンタジーⅦ) ザックスさん(ファイナルファンタジーⅦ) バハムート改(ファイナルファンタジーⅦ) 超究武やめなよ斬(ファイナルファンタジーⅦ) クラウドフィギュア(ファイナルファンタジーⅦ) ファイナルファンタジー ヤメサスⅩⅢ シアトリズム ファイナルファンタジー シアトリズム ファイナルファンタジーその2 FMS (シアトリズム ファイナルファンタジー) FMS (シアトリズム ファイナルファンタジー)その2 チョコボその1 チョコボその2 チョコボにくわえられ チョコボにくわれ チョコボに これでチョコボレースに出る! やメテオ マケルガ げんじのかぶとその1 げんじのかぶとその2 セフィロス貰える(FINAL FANTASY ARTNICS) ボコとクラウドさん(ファイナルファンタジーⅤ:パッケージイラスト) 、((`‐- 、 ヽ( __、ヽ ) ´l;;j ,ヘ __∧/│ `'`ー'゙ ,-ヽノ/___く `ノ ) ( <│´・ω・|| ヽ__ノ, ノ ∪ ̄ ̄ヽ ...,,.....,,.`l,.l-i'| ,, wし――J,,;;,, ",i,、(VV)_ ,; ',,^'' ..w,...,,,.., ,''-、,,j; ''i ,,, ─'/! ;.,,..,.. ,,─" ̄ /,,,,,,,,,,──""^" ゝ ソ ゞ / ソ 丶 ゝ ミ / ノ ゞ ソ ミ / 丶 〉 ソ 〈 ゞ ミ ヽ 丶 / ソ ミ ソ ~~~~~-"~~~"~~~~~~~~~~ チキンナイフ(ファイナルファンタジーⅤ) チキンナイフ |ヽ∧_ ゝ __\ ||´・ω・`| > やめなよ /  ̄ ̄ 、ヽ __ └二⊃ |∪=||/ ヽ⊃ー/ノ  ̄`´ ̄強武器になったチキンナイフ|ヽ∧_ゝ __\ |\||´・ω・`| > Π やめなよ⌒`γ´⌒`ヽ( E)( .人 .人 γ ノミ(こノこノ `ー´)にノこ( ブレイブブレイド+ゴブリンパンチ(ファイナルファンタジーⅤ) r=========================,、 || ゴ ブ リ ン パ ン チ || ヽ=========================''ビシ |ヽ∧_ ビシ ゝ __\ Σ ||´・ω・`| > やめなよ Σ ○三○ ̄ 、ヽ _ノ ビシ ミ○彡 |∪=|oiiiニニニニニニゝ ←ブレイブブレイド ヽ⊃ー/ノ ⌒  ̄`´ ̄ VSカタストロフィ(ファイナルファンタジーⅤ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ , -'ノ| やめなよ / | 肉壷ワッショイ | l /ヽ___ / ヽ_______ | | ヽ  ̄ヽ/  ̄\| \ >-─ ,. -- 、/´ | l ∧/| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ´ ̄`)'ニヽ ヽヽ / _く _/ やめなよ | r'´ヽヽ、 ,ィ' j <_l_´・ω), \_______/ l・) jゝ、 |ヽ__ィ { ;  ̄!r' ヽ__/ `ー‐ /_ゝj j| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _,.._ヽ-'_,.ン⌒ヽヽ `T 7V |肉壷ワッショイ > `-‐ 、二ニ/=' ノ __.「Z.._ ヽ / カタストロフィ(ファイナルファンタジーⅤ) lヽ r',.⊃ ,. -っ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ , -'ノ 〈 l l l´| レビテトやめなよ .| l / r、 丶ヽ ,ィ ヽヽヽ_______ | | ヽ ノノ ノ_. ! lヽ l. l ,.ィ  ̄\| \ ∧-─ヾ ,.ン'‐┴'´ .ノ // ,. -- |ヽ´ | l ニ=-、 l | _´ ̄`)'ゝ ヽヽ __ン ! ( ( ' ヽ ヽ ,ィ' j ヽ_;イ _______ ヽニl 人 ノ __ __ 〉∩=| |─── / ヽ__) `|´・ω・`|- 、 ヘ>( (  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _,.._ヽ-'_,.ン⌒ヽヽ.  ̄ ̄ {_r-、ヽ_ノノ `-‐ 、二ニ/=' ノ . . . . . . ヽ-‐'ノ─´ ___,./_i´)>‐--------<!jノ〈__ 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ) r=======================,、 || ざ ん て つ け ん || ヽ======================='' |ヽ∧_ _______ ゝ __\⌒ヽ 斬鉄剣返しは \ ───| |=∩||´・ω・`| > \ 絶対やめなよ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ≧ンー'Zニヽ ) _ ミ⊂ニノヽソノ⌒ノノ ノノノノ≠彡'〈──、 ´ 彡彡彡 _ ノl´ U厂 ̄`ヽ. ミノノ`7ノノ_r< ノ ' ,ハミヽ ゝ・ ノ\\| ノ__ ¬ r-r ノ シ しノ ヽコ\\└'´\ニコ\\ ヽコ ヽコ 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ)その2 r=======================,、 || ぶ た い う ら || ヽ=======================''< 次はオーディンを召喚します、世界初公開です |ヽ∧_ _______ ゝ __\⌒ヽ \ ───| |=∩||´;ω;`| > \ やめなよ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ≧ンー'Zニヽ ) _ ミ⊂ニノヽソノ⌒ノノ ノノノノ≠彡'〈──、 ´ 彡彡彡 _ ノl´ U厂 ̄`ヽ. ミノノ`7ノノ_r< ノ ' ,ハミヽ ゝ・ ノ\\| ノ__ ¬ r-r ノ シ しノ ヽコ\\└'´\ニコ\\ ヽコ ヽコ 斬鉄剣(ファイナルファンタジーⅤ)その3 |ヽ∧_ _______ ゝ __\⌒ヽ───────────‐―('∀`) ──────── \ ───| |=∩||´・ω・`| > \──────────‐/ /─―/ヽ────―─‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ≧ンー'Zニヽ )────────‐─‐| | / | | ──―──‐ ミ⊂ニノヽソノ⌒ノノ─────────‐─| | /─―/ | |―──‐ ノノノノ≠彡'〈──、 ´────────‐────∪ ./──,イ ∪ 彡彡彡 _ ノl´ U厂 ̄`ヽ.──────‐──── | / -/|| | ──‐ ミノノ`7ノノ_r< ノ ' ,ハミヽ─────‐────|/ ─ / || | ─―──‐ ゝ・ ノ\\| ノ__ ¬ r-r ノ シ──────‐─────| || | ───―──‐ しノ ヽコ\\└'´\ニコ\\──────‐───── (_)_)──‐──―──‐ ヽコ ヽコ────────‐──────‐──―──‐ ネオクラウド(ネオエクスデス:ファイナルファンタジーⅤ) 私は ネオクラウドすべての肉壷 すべてのワッショイ すべてのダボをやめさせそして 私もやめよう 永遠に!! ノ~ヽ |ヽ∧_ (_∞_)⊂ニゝ __\ 三\ ||´・ω・`| > ~~(V)o\o(V)/  ̄ ̄/、ヽ _______ でつシシシA三三三<__/ ∪=| |─── / ミシシ○淼´゚ヮ゚`淼(´ _` )  ̄ ̄ ̄ ̄∠<<<<<<<∩--┴--∩ ( ´_ゝ`))<<( ̄ ̄(*゚ー゚) | ノ \ / ヽ(=゚ω゚)ノ(((( )))( ´∀`)/ ● ● |〆\ノlい (・∀・)( ´Д` )三 三)| ( _●_) ミ〆ノノノノ\_//(つ ノL L 彡、 |∪| 、`∧ \_/\\\\ / __ ヽノ ( ゚Д゚)´⊆.` ヘ {; / // 魔導アーマー(ファイナルファンタジーⅥ) ∠|| /~| __.|ヽ∧_ ┼|i ̄」 |―""_ .ゝ __\. . | |i ヾ i ||´・ω・`| > やめなよ. . /|| -,-┴-' ( つ¶ つ¶ニヽ ( ゝ_>=- ヾ =-)|ソーソ」_-ーヽ フ`__ノio lヾ `iok[ニ>'" ヽ / フ ヾ |_,,,/ __| ヾ"⌒v-/[;] ノノソ"ーヽ -=~~iソ |__o rー |= )`ー#"ノ ノノ_-ー_ `ト /ヾ ヽノ `ヾ ゝ`=="" / t-ヽ, Lノヾ ヾ_] | \_ ~ゝ-L_ /」-`ヽ Lノヾ ry'ヾ \ i| ~= 'L_i_ ̄ ヽ、 `i \ソ\ \ \ ノL_; r=ー' ~`ヽ ヽ | / ”― ヽ ヽ ヽ /_)_ヾ,/ |i ^`―, ヾ/ヽソ L_/`\___ | /ヾ ,| `――――` クラウド(ファイナルファンタジーⅦ:イラストより) |ヽ∧_ ゝ __\ _____∩||´・ω・`| >── / ヽ  ̄ ̄ 、ヽ ̄ ̄ ̄ | l∪ ヽ⊃ー/ノ  ̄`´ ̄ アルテマウェポン(ファイナルファンタジーⅦ:イラストより) |ヽ∧_ ゝ __\ ||´・ω・`| > アルテマウェポンやめなよ /  ̄ ̄ 、ヽ ||/_____ └二⊃ |∪=コ|───―― > ヽ⊃ー/ノ ||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ レッツ女装(ファイナルファンタジーⅦ) ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニl _______________ | | ファッションセンター ~| | |i / ニ/ニ -/-、 / ヽ i| | | ',__/ O'゙ヽ α__, ''つ | | ここに女装に必要ななにかがある。俺にはわかるんだ └───────────┘| || ̄|| || ̄ ̄|| ̄ ̄|| || ̄|| | |ヽ∧_ ィ ^Y^ヽ ||_|| || ||// || ||_|| | ゝ __\ (《,{`´},》 )△ ||//|| || //||// || ||//|| | ||`・ω・´ |> !!゚- ゚;§( ) ||_|| ||////||// || ||_|| ;| ( ) (!]Y[ ) () ||////|| || ;| Ο─J 、、、 し─J 凶斬り(ファイナルファンタジーⅦ) .■ ■ .■ ▼▲ ▲▼ ■ |ヽ∧_ .■ ▼▲▲▼ ■ ゝ __\ やめなよ .■ ▼▲▼ ■⊂||´・ω・`| ■ ▲▼▼▲ ■ 〈 ⌒ | _______ ■ ▲▼ ▼▲ ■ (_)ノJ=| |─── / ■ .■  ̄ ̄ ̄ ̄ .■■■■■■■■■ とらわれた天使の歌声ゼノギアス(ファイナルファンタジーⅦ) |ヽ∧_ ゝ __\ ,,== < とらわれた…天使の…やめなよ ||´・ω・`| >||____ r  ̄ ̄ |∪=| |── / (ノー lノ~ / ̄~ヽ ̄ ||| >< || 0 || OーーOーゝ__ノ セフィロス(ファイナルファンタジーⅦ) __ /∧l∧\ |/⌒ ⌒ヽ| この失敗作め |||`・ω・´||| /|||  ̄ ̄ |||、ミ彡 └二⊃ |∪=|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ ヽ⊃ー/ノ  ̄`´ ̄ ザックスさん(ファイナルファンタジーⅦ) /|/|/| ゝ __ Z__ ||・`д・´| / 逃げるんだクラウド /  ̄ ̄ 、ヽ _______ └二⊃ |∪=| |─── / ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ |ヽ∧_ ゝ __\ ||´・ω・`| > ザックスさん! /  ̄ ̄ 、ヽ _______ └二⊃ |∪=| |─── / ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ バハムート改(ファイナルファンタジーⅦ) |ヽ∧_ ゝ _ \_ /||`・ω・´|/| <やめなよ。 |  ̄ ̄ ̄ ̄| | ⊂|バハムート改|⊃|___ / |_____|/ /  ̄ ̄~ し⌒ J  ̄ ̄ ̄ 超究武やめなよ斬(ファイナルファンタジーⅦ) ヽl/ |ヽ∧_ γl | lヽ ゝ __\ | o|o | ||´・ω・`| > 超究武やめなよ斬 | | 0 l |__ノ^i /  ̄ ̄ 、ヽ _______ r'三..| | | 三ノ └二⊃ |∪=| |─── / し'´ l| | | | ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ 9999台 クラウドフィギュア(ファイナルファンタジーⅦ) ヽ | \/\ _| \/|__ \ じ 思 / < っ い > / と 出 > \ し の \ < て 中 / < い で \ / て / \ .く > / れ \ .|ヽ∧_  ̄|/\ /\/ ̄ .ゝ __\ \/ || .||´・ω・`| > ____.||__ /  ̄ ̄ 、ヽ \ ───| |=∪| |∪  ̄ ̄ ̄.|| ̄ .ヽ_/ーヽ_ノ ┌────────┐ . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ファイナルファンタジー ヤメサスⅩⅢ |ヽ∧_ ゝ __\ _∧/| |ヽ∧_ ||´・ω・`| > /__ |ヽ∧_ ゝ __\ __!こi iニコ_ < |´・ω・||_ ゝ __\ ||´・ω・`| > / `Ⅴ´ \ , -´ヘiゝ/ヘ-、レnニ三||´・ω・`| > / ̄ヘヽ-/ヘ! ̄\ ゝ、 ,ヾ , イ / ,、 | ∨ | ,、 i | |/| ̄l、_/ ̄|`l / | | \ | | ヽ、 /´ヽ ヽ / / | | | |i | |_.,/| | | |i | ./\/| | | |\/l | | | .| l l ./ / | | | |l | / | / | |.| .| | | | .| .| | | | | | / | |-;| / / .| | | || | / .レ'-、| | | | | ゝJ |―‐' ̄'ー-.| しノ ゝJ" .,// |└ー┤ レu | `"/ | ̄^´ ̄| U | .| r'´ ̄` ̄´/ ll .| | / |. `| | | |‐、 .| | / l| | |/ | .| ./ | .| | | ゝー―-{ }| | |/ l | / | | | | } |L___| 〈 .| | l | | | | ゞ k / |l |l l .| | | .| ヽ ゞ / | | | | | | | .__ゝ/ l | | | | | | |―|ヾ' | | | | | | |∞| ※空白は元AAがサイズ制限により上下に分かれているため シアトリズム ファイナルファンタジー \神々しき 戦いの果てに 心ひとつで やめなよ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ○ __ ,‐‐v‐‐、 |ヽ∧_ , -┴-、 /__\ +0*O*0+ ゝ __\ / ・,_,_,・ ヽ / |´⊆.` || 淼´゚ヮ゚` 淼 ||´・ω・`| > / _, 、ヽ´ ̄ ⊂ニ)´、 `ヽ/  ̄ ̄ 、ヽ | ,、 /´| ,、 | l _ l`~└二⊃ |∪ ヽノ `´ ヽノ ヽ〆 `´ /ノ ヽ⊃ー/ノ  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄  ̄`´ ̄ シアトリズム ファイナルファンタジーその2 \神々しき 一緒に働いて やめなよ 無能集団SCE  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /フ/ノ \ ○ ,/////)/l ヽ∧_ , -┴-、 /iο Lο,i / ゝ __\ 彡ハミミミゝ / ・,_,_,・ ヽ ),ゝ__―_ノい、 ||´・ω・`| > ||・`ω・´|ミ / _, 、ヽ ⊂ニ) /  ̄ ̄ 、ヽ /  ̄ ̄ 、ヽ | ,、 /´| ,、 | └二⊃ |∪ └二⊃ |∪ ヽノ `´ ヽノ ヽ〆 ヽ⊃ー/ノ ヽ⊃ー/ノ  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ FMS (シアトリズム ファイナルファンタジー) FMS やめなよ平原 /⌒\ (よ) (な) (め) \ (や) \ / `‐′ /| | | | | | | |┴| |ヽ∧_ |_| ゝ __\ || ||・ω・` |> ⊂ニ ヽ | ∪ /ノ⌒ヽ/ FMS (シアトリズム ファイナルファンタジー)その2 /|⌒|\ (よ) (な) (め) | | \ (や) |◎| \ / | |MISS `‐′ 彡ハミミミゝ + ||・`ω・´|ミ + /  ̄ ̄ 、ヽ ヘ_____ + └二⊃ |∪=| ──── / + ヽ⊃ー/ノ 〆 ̄ ̄ ̄l/ |ヽ∧_ ゝ __\ _______ || ω ` |>∩ \ ───| |=⊂⊂ニ二_ヽノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ チョコボその1 _ |ヽ∧_ /"' ̄フゝ __\ 、 ,/ ,--、  ̄||´・ω・`| > // やめなよ ,ヘl⌒ノ >⊂ニ ) ,/ /_ ( _l_"_ニ_ i_ | /) / / ゛ ,> ⊂ノ フ、 、、> " ( フ __> ヽ \、、 _フ' ノ \、__、、,_ノ゛ 〉ニ〉ニ〉 ,、_/ニ/ニ/ ∠l∠l、ニ> チョコボその2 / ⌒ヽ` 、_,,..イ) i / <__,..ィ vー、 ◯ iー'" <三ィ ミフ |ヽ∧_ `7 、 ,、 ,ハ ,.イ ゝ __\ / ト⌒ ツ'zノz‐ァ ||´・ω・`| > のりなよ i _,.ィ `ー'"`X_,,..シ /  ̄ ̄ 、ヽ _______ z、_ 、_れ_r‐、ノ └二⊃ |∪=| |─── / "`ォ⌒`''' `-イレャ ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ュ´  ̄`´ ̄ チョコボにくわえられ 、((`‐- 、 ヽ( __、ヽ ) ´l;;j ,ヘ__∧/| `'`ー'゙ ,-ヽノ___く `ノ ) ( <│´・ω・|| ヽ__ノ, ノ ∪  ̄ ̄ ヽ `l,.l-i'| し――J (VV) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ チョコボにくわれ 、((`‐- 、 ヽ( __、ヽ ) ´l;;j ,ヘ `'`ー'゙ ,-ヽノ `ノ ) ( ヽ__ノ, ノ `l,.l-i'| ・|| (VV) < し..,.,. U,,,.,.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ チョコボに 、((`‐- 、 /| ヽ( _ヽノ ) │´・ω `'`ー'゙ ,,-ヽノ クケなよ `ノ ) ( ヽ__ノ, ノ `l,.l-i'| (VV) これでチョコボレースに出る! ヽ∨_ 彡ハミミミゝ |ヽ・`ω・´|ミ これでチョコボレースに出る! ゝ⊃二⊂ノ| ||´・ω・`| > むりだよ ∪ ̄ ̄ ∪ヽ _______ └二⊃ |∪=| |─── / ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ やメテオ ///// / // //// ・゚・。・ ゚・。・ ピューー ∨ノ 彡彡ハミゝ |ヽ∧_ 人人人人人 彡|`・ω・|| ゝ __\ <やメテオ!> /  ̄ ̄ 、ヽ ∩||´・ω・`| ∩ ∨∨∨∨ マケルガ r========================、 || || || マ ケ ル ガ || || || ゞ=======================彳 _,_〈〉_,_ / 〃 ̄∧ ̄ヾ. \ く ̄ヽ |l || l l || l| | | \_ヾ_∨_〃_/ / ヽ | | lニニニニニニl / / | | / ● ● ヽ / / |ヽ∧_ ヽ \| l^ヽ _ノ^l l. / / ゝ __\ \ \__/ |´ / ____ ||・ω・`| > | / /──| |=( ∪ | |  ̄ ̄ ̄ u-u' げんじのかぶとその1 _ _ \\/|\// /|\ /二二二二\ ねんがんの げんじのかぶとを  ̄ ||´・ω・`| > てにいれたぞ /  ̄ ̄ 、ヽ _______ └二⊃ |∪=| |─── / ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ げんじのかぶとその2 _△⊿ r _∞_ヽ コーホー ねんがんの げんじのかぶとを < |´・) (・`|| てにいれたぞ! /  ̄ ̄ ̄、ヽ _______ └二⊃ |∪=| |─── / ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄`´ ̄ セフィロス貰える(FINAL FANTASY ARTNICS) /\ / \ / \ ―歴代のFF戦士達│ |ヽ∧_ ││ ゝ __\. │ 「ニクチュボー」│ ||´・ω・`|>││/  ̄ ̄ 、ヽ│ \二⊃ ||/ \ / \/ /\ / \ / \―シリーズを越えた戦いが .│ ヽ∨ │ 今、始まる .│彡彡ハミミゝ │ │ ||・`ω・´||. │ 「無能集団死ねっ!」 │/  ̄ ̄ 、ヽ│ \|| ⊂二/ \ / \/ /\ /_,,, \ //フ/ノ \│/////)/l │FINAL FANTASY ARTNIKS│/iο Lο,i .│ GREEで検索│ ),ゝ__―_ノい││,,―ロ ロ―、 )│「一緒に働いてみませんか?」 \)日i┃ll ll(/ \ / \/今ならセフィロス貰える . . .... .. __ Λ_Λ . . . . ./∧l∧\ / 彡ミ゛ヽ;)ー、 .|/⌒ ⌒ヽ| 「この失敗作め」 / / ヽ、ヽ、 i .|||・ω・´ ||| / /;; ヽ ヽ l/|||  ̄ ̄ |||、ミ彡  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄/∪=|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ  ̄`´ ̄ 上へ
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5045.html
今日 - 合計 - ファイナルファンタジーIIIの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時51分15秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/835.html
ファイナルファンタジーXIII 【ふぁいなるふぁんたじーさーてぃーん】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP~8 (Steam) メディア 【PS3】BD-ROM 1枚【360】DVD-ROM 3枚組【Win】ダウンロード専売ソフト 発売・開発元 スクウェア・エニックス 発売日 【PS3】2009年12月17日【360】2010年12月16日【Win】2014年10月10日(*1) 定価 【PS3】9,240円【360】4,980円 【Win】1,800円 レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 【PS3】アルティメットヒッツ【360】プラチナコレクション 2011年7月21日/3,990円 判定 なし ポイント 難易度が高く全体的に自由度が低い戦闘・BGM・グラフィックは高評価現状最後のコマンド戦闘ナンバリング ファイナルファンタジーシリーズ 概要 ゲームシステム ゲーム進行 戦闘システム 成長システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 PS3独占から360とのマルチへの変更に関して インターナショナル版の特徴 Win移植版の特徴 クラウドゲーム版 余談 その後の展開 双対する世界の真実に触れた時、人は定められし宿命と対峙する。 概要 日本を代表するRPG『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング第13作。略称『FFXIII』『FF13』となっている。 当初はPS3独占で開発されていたが、後に360とのマルチプラットフォームに変更され、Win版やクラウドで遊べるスマホ版もリリースされた。 ゲームシステム ゲーム進行 全13章からなる章立てのストーリー。 マップは基本的には一方通行の一本道となっている。小さな寄り道や分かれ道はあるが、全体的には一本道である。 ストーリー展開上、街などの拠点を利用するといったことはできない。戦闘後にHPが全回復するため宿屋は不要、買い物はマップ上のセーブポイントで行える。モブキャラとの会話はストーリー上の理由もあってあまり出来ないが、一部の場面では、モブキャラに近付けば話し声を聞くことはできる。 単なる手抜きではなく、攻略本でのインタビューにて「物語をノンストップで進めるため11章までは後戻りできなくした」という発言からするとこれは意図的なデザインらしい。 完全な一本道にならないように、第11章(後半)には60にも及ぶ数の冥碑ミッションや世界観を窺わせる内容のサブイベントが用意されている。 ゲーム進行に応じて、メニュー項目の「オートクリップ」という辞典のようなものに新たな情報が追加されたり、内容が更新されていく。 これまでの物語のあらすじや、世界観設定の説明、ゲームシステムの説明などを参照できる。 主人公であるライトニング以外にもいくつかのキャラの視点で物語が描かれる。プレイヤーキャラはそれぞれが別行動を取っていることが多く、操作キャラおよびメンバー構成はストーリー進行に応じて次々に変わっていく。 戦闘システム システム自体はシリーズ恒例のATB(アクティブタイムバトル)の発展型と言えるが、その全容は従来の作品とは全く異質のものとなっている。 なお、『XV』『XVI』及び『VIIR』はアクションRPG形式を取っており、現時点では本作が最後のコマンド入力バトルを取った作品となっている。 バトルメンバーは最大3人だがコマンドを入力するのは「リーダー」に設定したキャラ一人のみで、他のキャラはAIで自動的に行動する。 リーダーのコマンド入力方式も、状況に合わせたコマンドが自動的に選ばれる「自動入力」が可能であり、「手動入力」といつでも任意で使い分けられる。 各AIは自分のロール(役割)と戦闘状況に合わせて、単体攻撃/魔法・範囲攻撃/魔法・単体回復・全体回復・補助魔法などを使い分けてくれるようになっている。 また、後述するライブラで敵のステータスを予め調べておけば、味方は敵の弱点を突いた攻撃を自動で行ってくれる。 戦闘中にリーダーを変えることはできず、リーダーが戦闘不能になるとその時点で戦闘は負けとなる。後述するように戦闘に負けても即座にやり直しが可能。 ATBゲージが複数のコマンドを入力するスロットで区切られており、コマンドはゲージが満タンになってから入力するのではなく、あらかじめコマンドを「ストック」しておくことが可能。ATBゲージが溜まり次第キャラは入力されたコマンドを行っていく。 例えば「たたかう」を3個入力した後にATBゲージが3本分溜まると3回「たたかう」を実行する。またコマンドによって消費するスロット数も異なる(*2)。 「MP」は廃止されているが、代わりに戦闘後に手に入る「TP(タクティカルポイント)」を消費して発動する強力な「TPアビリティ」が用意されている。 強力な効果を発揮する魔法の他、敵のステータス・弱点を見破る「ライブラ」は今回はTPアビリティとして登場。後述するように弱点を突いてブレイクするのが重要な本作においてはかなり有効なアビリティと言える。 『FF』シリーズの恒例と言える「召喚」もTPアビリティの1つ。『X』や『XII』と同じく召喚者と召喚獣のみでの戦闘となるモードだが、今回は「ドライビングモード」なる斜め上な新要素も登場。 ロールとオプティマ 本作の戦闘ではパーティキャラにはロール(役割)が常に割り当てられている。 ロールによって使用可能なコマンドが大きく異なる。またロール自体に少々の能力補正効果もあり、ロールによっては敵に与えるダメージが少し増えたり、敵から受けるダメージが少し軽減されたりする。 ロールは「アタッカー」「ブラスター」「ディフェンダー」「ヒーラー」「エンハンサー」「ジャマー」の6種類。基本的には名前の通りの性質を持っているが、「アタッカー」は物理攻撃による直接のダメージを重視、ブラスターは魔法攻撃によりチェーンゲージを高めるのを重視したロールとなっている。 オプティマは各キャラのロールを決めた、いわば「作戦」のようなものであり、戦闘中は臨機応変にこのオプティマを切り替えて対処していく、コマンド入力と並ぶプレイヤーが戦闘に介入するためのシステムとなっている。 本作の戦闘は的確なオプティマにタイミング良く切り替えることが全てと言っても過言ではない。 コマンド入力はほぼ自動入力だけでいいので操作は単純なものであり、プレイヤーのやることは基本的にオプティマを切り替えるだけと言ってもいい。 その分、今はどれだけ攻めに集中するか、どれだけ守りに徹するかといった状況の的確な見極めが要求される戦闘システムとなっている。 チェーンとブレイク 敵はチェーンゲージというものを持っており、敵に連続して攻撃を当てていく(チェーン)とゲージが上昇し与ダメージ率が増加、ゲージが満タンまで溜まれば敵を「ブレイク」状態にできる。 ブレイク中は敵に与えるダメージに大きな倍率が掛かり、さらに相手を空中に打ち上げて無力化することもできる(*3)ようになり、強大な敵を特大ダメージで叩き伏せる爽快感を味わうことができる。 単純に「アタッカー」や「ブラスター」のメンバーで攻め続けていれば必ずブレイクでき、攻撃役が多いほど早くブレイクできるというだけのルールだが、当然敵の攻撃による妨害があるので、メンバー全員が全力で攻め続けられるわけではない。 敵の特性や状況に合わせて補助・回復・防御に人員を割きつつ、可能な限り多くのメンバーで攻めることが要求される。 終盤は敵のHPもブレイク前提となるため、ブレイクしないとまともなダメージが与えられなくなる。ただし、その頃には各キャラが強力な固有技を覚えるため、ブレイクした際の爽快感に拍車が掛かる。 一方で終盤になればなるほど敵はブレイクしづらくなるのでどうやってブレイクさせるか考えながら叩いているうちに結局一度もブレイクすること無く倒してしまったなんてことも起こる。もちろん時間はかかるしバトルランクは最低になるが。 バトルランク(戦闘評価) 戦闘勝利時に、★の数1~5個の範囲でバトルランクが表示される。主に短時間で戦闘に勝利するほど★の数が増えて高ランクとなる。ランクが高いほど、その戦闘でのレアアイテム入手確率が上がるなどの利点がある。 リスタート機能 戦闘中に、いつでもエンカウント直前の状況からリスタートできる(*4)。 本作では戦闘から逃げることはできないが、このリスタートが実質的に「逃走」の上位互換的な機能となっている。 ボス戦ではさすがに戦闘前の状況には戻れないが、代わりに戦闘開始直前にメニュー画面が呼び出されるようになっている。これにより装備の見直しができ、詰むことはまずない。 死んで覚えるリスタート前提のバランスなので、序盤から総じて難易度は高い。 一戦一戦を全力で戦うスタイルのゲームになった。 上記の通りMPは廃止され、戦闘終了後にはHPが全回復し、戦闘不能や毒などの状態異常も全て治るため、雑魚戦でも遠慮なく全力で戦える。 従来のような、ダンジョンの道中攻略においてHPやMPなどの残量を気にしながら進めるオーソドックスなスタイルではなくなっている。 成長システム クリスタリウム 『X』のスフィア盤に似た成長システム。 本作では経験値及びレベルによる成長要素は廃されている。代わりに、バトルで獲得できるCPを消費することで、HPや攻撃力の上昇、アビリティの習得といった強化を行う。 CPは戦闘に参加していない、もしくはパーティにいないキャラでも入手でき、戦闘不能状態のメンバーも問題なく獲得できる親切設計になっている。 『X』のスフィア盤同様、キャラを成長させるタイミングや、どの能力をさせるかといったことがプレイヤーの任意に委ねられており、無成長進行などの縛りプレイ(制限プレイ)に配慮した作りになっている。 クリスタリウムには成長上限が設定されており、ストーリーを進めないと上限が開放されない。そのため、ボス等の強敵を相手に、単純なレベル上げで対抗できなくなっている。 これは言わば、開発側からの「想定したゲームバランスで遊んで欲しい」といった設計思想のあらわれである。 キャラの能力値は「HP・物理攻撃力・魔法攻撃力」の3つのみに単純化されている。 改造 「素材」系のアイテムを消費して、装備品を強化するシステム。 本作では、装備品自体にレベルや経験値の概念がある。装備品に素材を注ぎ込むと経験値が溜まり、レベルアップすると性能が強化される。 クリスタリウムと違って、改造は最初から上限が高く設定されているため、改造の限界に達することはそうそうない。 評価点 ややハードルが高いが楽しめる戦闘 リーダーが落ちればゲームオーバーのため何も考えず戦うと全滅する事もあるが、APの使いみちやオプティマなど作戦を組めば突破可能な方法が見つかる事も多い。 他、バフ、回復やデバフなど防御一辺倒にすれば時間はかかるが倒せる敵も多い。 ただそれだけで終わらないように、ブレイク出来ず時間がかかる事や、バトルランクの低下、死の宣告による時間制限などバランスが取られている。 バトルランクで高評価を得ようとすれば攻め込む戦い方を考える必要があるため、特に雑魚戦は「バトルランクで高評価を得られるか否かの腕試し」を楽しむ戦闘という趣になっている。 味方AIもそこそこ賢く、基本的にはストレス無く戦える。 『X』と違って、全パーティメンバーを限界まで育てても各キャラの性能差や長所・短所が失われたりはしない。 各キャラよりも召喚獣の方がステータスが高いというバランスも崩れることはなく、召喚獣が使い物にならないということもない。 ボスがちゃんと強い 『FF』シリーズにおいて難易度の高い戦闘はPSに移って以降裏ボスの一部を除いて久しく無かったことであり、久々に全滅上等の歯応えある難易度が評価される要因の1つになっている。 前半の山場ともいえる召喚獣戦のオーディンを初めとして、適当な戦い方では到底突破できない難関として立ちはだかるボスがいくつか存在する。ラスボス戦も同様である。 特に『X』や『XII』とストーリー本編のボスが弱いのが続いていたため、久々に普通に全滅出来るラスボスと戦う事になった。 ビジュアル面 PS2からこっちの『FF』の特徴でもあるグラフィックは屈指のもの。 道中では絶景を楽しめる箇所が随所に存在する。何気なく立ち止まって辺りを見渡すだけでも、絵になるような場面が非常に多い。 ロード時間が極めて短い セーブデータをロードする際に長めのロードがあるが、その際にそれまでのあらすじが流れるのであまり気にならない。 さすがにマップ間のロードはあるが、フィールドから戦闘画面、またはムービーへのロードなどは一切ない(画面の暗転すらない)。 しかも、HDDへのインストール不要である。 バトルロードも一瞬だけ画面が暗転するが、本当に一瞬なのでロードというよりはシームレスバトルに近い。 イベント時間の短縮化 本作は章仕立てということもあって、章終わりと次章始めにイベントが連続集中してイベント時間が長大になることを避けるため、ストーリーをオートクリップで補完する形を取っている。 オートクリップではあらすじも見られるので、時間を置いてゲームを再開してもストーリーを見失うことがない。 ネットを中心に声が上がっている「イベント中は活字だけを読みたい」派、「イベント中に動く映像は見たくない」派の人達は、イベントをスキップして映像を見ずに、オートクリップに書いてある「活字だけ」のストーリーを見られる。 完全な一本道にならないように11章(後半)には60にも及ぶ数の冥碑ミッションや世界観を窺わせる内容のサブイベントが用意されており、ここは自由度が高く非常に好評。 ミッションの内容はストーリー進行上の強さでも問題なくクリアできる物から、全てのクリスタリウムを埋めてもなおきつい物まで様々。クリアするとご褒美がもらえる。 マップ自体も非常に美しく(上記のアルカキルティ大平原が舞台)、歩くだけでも楽しめる物となっている。フィールド上を巨大な敵がうろついていたり、モンスター同士が争っていたりという場面もある。 ミッションはクリア後でも受けることができるため、やりこみ派にも安心の仕様。 なお、ミッションを全て埋めると最強の隠しボスが現れるので埋める意味が無いわけではない。 サブイベントは主にキャラクターの間の絆が強調された内容だったり、何百年も前の遺跡のことだったり、ストーリー上で重要な「神」についてのものだったりなど様々。 ちなみに、発売前はこの11章に重点を置かれて宣伝されていた。そのためなぜこういうマップがあるのに他の章では用意できなかったのかと言われることに。 BGMの評価は高く、サウンドトラックも大きな売り上げを見せた。 作曲は『サガフロ2』『アンサガ』『DCFFVII』などに携わった浜渦正志氏が担当している。 また、以前の作品は植松伸夫氏が主題歌など一部の楽曲を提供することが主だったが、本作は完全に浜渦氏単独作曲(*5)となっている。 歴代シリーズのように植松氏担当でない点(*6)に多少の賛否はあるものの、「サンレス水郷」「閃光」「パルスdeチョコボ」などを筆頭に好評。 特に「閃光」においては、通常戦闘であるにもかかわらず(*7)緊迫感と爽快感に溢れる非常に素晴らしい楽曲で、PVをはじめとして作中でもさまざまな形でアレンジされ幾度も聴くことになる本作の象徴とも言える名曲である。本作の音楽の中で最初に手がけたもので思い出深い、と浜渦氏も語っている。 本作のサウンドトラックは「通常版」に加え、本編未収録やTGSのPVに使われた、または原曲のプロトタイプなどが収録された「PLUS」に加え、並びに定番の「ピアノコレクションズ」が存在する。 これらのサウンドは海外サイトで大きく評価され、「OSVOSTOTY Awards」において「サントラフォーザイヤー」(*8)、イギリスの「Golden Joystick Awards」では国産ゲーで唯一サウンド部門を受賞した。 特に「PLUS」版の音源はアルバムでしか視聴できないため、コンポーザーのファンなら一押しの品である。 賛否両論点 街施設はまず利用できない。 モブキャラとの会話は基本的に不可で会話を盗み聞きする格好(*9)になる。 ただ「情報収集が不要」「ショップの利用が便利」「道に迷わない」などの点では遊びやすくなっている面もある。 過去作とは違いキャラを自由に育成する事は不可能。 『FF』シリーズの醍醐味の1つとして自由にキャラを成長出来る点がある。過去作は大抵後半からキャラ育成の自由度が大幅に伸び、極めればどのキャラを育てても全てのアビリティが使え、どのステータスも伸びているキャラになれた(*10)。 だが、本作は途中から及びクリア後に多少の自由度は増えるものの最終ステータスに関してはキャラ毎に決められており、以前より自由度が減ったと感じられる。RPGに良くあるステータスのドーピング系アイテムも存在しない。 一方でキャラの個性は失われることはなく、極端に弱いキャラも存在しない。普通にプレイする分には特に気にはならない上、育成が歴代で一番しやすかったり、ある程度決められているおかげで戦闘バランスが歴代の中でも整っている方になったという意見もある。 問題点 とにかく後半まで自由が無い。 同じく一本道が続く『X』に比べてもマップのギミック、パズル、ミニゲームすらなく具体的な世界地図も無いので、マップの閉塞感や単調さが目立ってしまう。 一方通行一本道に後戻り不可と、『FF』シリーズの「シナリオの傍らに寄り道を楽しむ」要素が後半までお預けなのは不評。 一本道の割に敵の配置頻度が高いが、序盤は育成の制限や習得アビリティの少なさの関係から、戦略という程出来る事も多くないため、かなりダレる。おまけに敵を倒しても特段大きな報酬もないため、育成のモチベーションにもならない。 キャラの細かいカスタマイズも解禁は中盤以降で、特にクリスタリウムや改造を利用出来ない序盤の戦闘は単調に感じやすい。 それ以降もキャラ達がずっと離れているストーリーの都合や育成の上限などが続くため、できること・やれることが少ないままの期間が非常に長い。 上記メンバーの半固定や成長上限が原因で序盤は勝ち方が決まっているケースも多い。 この延々と続く一本道と、敵の配置数が多い割に変わり映えのしない戦闘の繰り返しが続くことが原因で、遊ぶことを辞めてしまったプレイヤーも多い。 自由の増えた11章の問題点 一度に1ミッションしか受けられない上、これまでの閉塞感を打ち破るほどにマップがだだっ広い。もちろん移動にチョコボはあるのだが、そこまでいくつかのミッションを熟す必要があり、徒歩の行き来が大変。 イベントとイベントの間が移動するだけの展開が続く場所がある。 イベントムービーが長くなりすぎるのを回避する処置なのだろうが、戦闘や探索もない箇所で移動するだけならば最初からイベントを繋いでくれればよかったと思わせる場所がある。 そういう場所にも何故かセーブポイントが置いてあり、戦闘が無く肩透かしを食らうことも。 シナリオの飲み込みにくさ 本編の世界観のための造語が多く、そのことを揶揄されている。プレイヤーが面食らい世界観を飲み込むのに時間がかかるのはマイナス。 ゲームを開始直後からドンドン話が進んでいく上に造語を連発される。造語の個数自体が特別多いわけでは無いのだが、「ファルシ」「パルス」「ルシ」など語感の似た単語が多いこと、導入があまり親切では無かったことから、置いてきぼりを食らうのも無理はない。 神々が引き起こす理不尽な定めに対して、理屈では説明しきれない奇跡を引き起こして抗うのが本作の流れ。難しく考えなければ勢いだけで非常にスケールの大きなことを成し遂げていくので、爽快ではある。 しかしストーリーの理屈や整合性を考え始めると、爽快さよりも世界観の妙な理不尽さや強引・ご都合主義な展開といった粗に目が行ってしまう。 + 具体的な結末について 主人公達がシ骸(アンデッドのようなもの)になったにもかかわらず生身の人間として唐突に復活したり、主人公達がいる世界(コクーン)を物理的に支えているラスボスを考えなしに倒してしまい、崩壊する世界を特に説明なく「奇跡」によって留めることに成功する…といった大規模なご都合展開が繰り広げられる。 一応、続編である『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』できっちり補完説明はしてくれるのだが、裏を返せばそれまでプレイヤーはなぜこのようになったのかについて推測するしかなかった。 本編で明かされない要素が多い。 本編中で明かされないまま終わった設定やストーリーの核心は設定資料(アルティマニアΩ)で解説されている。 エンディングの描写についても説明があるため興味がある人は閲覧推奨。 だがシナリオに関係しないものはいいとして、シナリオに関係するものは本来はゲーム内で完結して明かされるべきでないだろうか。 通常戦闘の問題点 状態異常の問題。 大抵の場合において状態異常が有効な戦闘であるが、当然敵側も使ってくる。それを防ぐ手段に乏しい。 状態異常を防ぐ装備品は初期状態で30%、最大限に強化しても45%の確率でしか防いでくれないため、対処策として不安定。 ベールの魔法が必要になるので、それを覚えているキャラクターをメンバーに入れなければならなくなる。 その上、状態異常を防ぐ装備を付けてベールを使ってなお、状態異常耐性は100%にはならないので、運の要素が強い。 ここまでやって状態異常を防げないのは調整不足としか言いようがない。2回目のバルトアンデルス戦で顕著。 その割には、敵側は状態異常や弱体化に強い耐性を持っている。 中盤以降のボス戦は相手に弱体化を入れていくのが前提になっているのでさっさと弱体化してしまいたいが、デプロテを4回使っても一度もかからないことが多々ある。 今作は状態異常や弱体化は戦略の1つではなく必須となっているため、非常にストレス。 その上で上記のバルトアンデルス戦はせっかく入れた強化も剥がしてくるため、時間がかかり爽快感がない。 味方のAIが非効率 補助魔法は「1種類ずつ人数分順番に」回復魔法は「単体魔法を人数分順番に」のように単体への付与を優先する傾向にある。特段無意味な行動を取るような馬鹿AIではないのが幸いだがピンチで発揮されると困る。 弱体・妨害なども同様で、1体1体順番にかけようとするため、対複数になりやすい雑魚戦では本来有利に運ぶ為のハズが、効率が悪いせいで殆ど機能しない・使わない様になってしまう。 そして、配置されている敵が多いという点が相まって、プレイヤーに「補助や弱体・妨害の必要性・重要性が伝わり辛い」という悪循環が発生してしまい、それが今作が高難度であるというイメージに繋がる悪因となっている節がある。 戦闘中のコマンド選択のレスポンスが悪い リアルタイム戦闘のためコマンド入力は出来るだけ速やかに行いたいが、反映までに微妙な待ち時間が発生する。 自動入力では、すぐに使って欲しいコマンドを使ってくれなかったりするのでどちらも問題あり。 アビリティの種類が多いので、手動だと選択も大変。リスト表示も横2列、縦3行であり、数に対し少ない。 アビリティの場所を入れ替える機能が無い。『IV』にすらあったのに。 オプティマチェンジの問題点 戦闘中は初回に演出が入り、コマンド入力を待たされる。この間もゲージの増加は続くため、演出終了後に敵が行動することもある。 オプティマがメンバーを換えるごとに初期化されるため、再設定が必要になる。バトルメンバーとオプティマ保存機能が欲しかったところ。 召喚獣の扱いがよくない 元々『FF』シリーズでは演出の長さの割に威力がイマイチで使われにくいという懸念事項を持つ傾向にある。 本作でも戦闘中はリーダーの召喚獣しか喚び出せず、キャラ毎に1体しか配されない都合から、リーダーにしなかったキャラの召喚獣がそのまま死蔵されることも。 そうでなくともパーティメンバーの固定やリーダー固定の時期も長く、リーダーでないキャラの召喚獣が腐ってしまう。 今作は久々に強い召喚獣もあるので使いたいところではあるのだが。 全体マップは北向き固定ではなく進行方向に応じて回転するため、やや扱いづらい。 東西南北の概念を持つのがアルカキルティ大平原くらいでマップのない事も多いが。 総評 本作を短く言い表せば、「ストーリーを進めながら(コマンド式の)戦闘を楽しむゲーム」である。 これ自体はRPGというジャンルが持つ1つの側面であるが、本作は一般的なRPGの枠に囚われない、その方向性に特化した作りになっている。 しかしながら、後述するようにこれが広く理解されるに至るまでには多くの時間がかかってしまった。 過去の『FF』シリーズのような、いわゆる「冒険を楽しむRPG」を遊びたいという人に本作を薦めるのは少し考える必要があるだろう。 戦闘システムは「アクティブタイムバトル(ATB)の正当進化」と言えるほど評価が高く、BGM・グラフィックも素晴らしい出来である。 『ファイナルファンタジー』シリーズが日本を代表するRPGであることから、「世界を旅する」過去のゲームデザインから離れた本作には極めて強い賛否両論が巻き起こった。 本作を「非常に面白い」と言う者もいれば「クソゲー」と言う者もおり、レビューサイトの評価は未だに安定しない。 各ハードのファン アンチ、シリーズのファン アンチ、『ファイナルファンタジー』というブランドそのものなど、様々な要因で大荒れしたのである。 本作を良くも悪くも象徴するのが「一本道」であり、これを受け入れるかどうかが賛否双方の評価を分ける決定的な論点となっている。 この辺りはプレイヤーがストーリー重視orシステム重視、街で全ての住人と話したいorヒントをくれる住人とだけ話したい…など、「RPGに何を求めているか」によって評価が変わってくるだろう。 PS3独占から360とのマルチへの変更に関して 本作は当初PS3独占で開発されていたが、後に360とのマルチプラットフォームに変更されたという経緯がある。 これは、マイクロソフトの「360でも出してくれ」という要求を、360が北米、欧州マーケットの家庭に広く普及していたことを理由にスクエニの和田社長が了承したためである。 PS3版と360版との比較点 38GBの容量であるPS3版から360版では20GB減らされて18GBとなっており、解像度がPS3版は1920x1080(プリレンダムービーは1280x720)で360版は1280x720(同1024x576)となっている。 マルチタイトルでは基本GPU性能やPCとの親和性が低いPS3版が劣化する傾向があるが、本作はCPU性能が低く容量の少ない360版が劣化する形となった(*11)。 360はDVD-ROM3枚組となっている。 ただし、後に発売されたWin版も29GBであるが、そのほとんどはプリレンダムービーであり、ムービーだけで全容量の2/3(19.8GB)を占領している。結局はムービーが容量を食っているだけであり、リアルタイムムービー化すれば容量は足りたと思われる。 実際、リアルタイムムービーがメインとなった『XIII-2』のWin版は15GB程度まで容量が減っている。 このような経緯であるため削減された要素を全て収録した本作の完全版を求める声も多い。 現在なら最大66GBまで容量があるので、一応実現可能なところもこの声を後押ししている感がある。 マルチ化が決定した当初は北瀬氏などがインタビューで「360版の『XIII』が発売されるのは海外のみで、日本での発売は絶対に無い」と明言している(参照1・参照2)。 ただし、「360用のインターナショナル版」については微妙に表現が違い、「(まだ国内版が出来てない状態なので)計画がない」とは言っているが「出さない」と明言はしていなかった。 その後、2010年9月になって、日本の360で『ファイナルファンタジーXIII アルティメットヒッツ インターナショナル』の発売が決定した。 北瀬氏は「日本でも発売の要望が多く、新型の登場などで2008年7月頃から状況が変わり日本でも360しか持ってない人がいると思うから出した」と語っている。 発売はPS3版から綺麗にほぼ1年後であり、「日本のSCE側と何らかの契約で1年縛りがあったのではないか」という噂もある。 インターナショナル版の特徴 正式タイトルは『ファイナルファンタジーXIII アルティメットヒッツインターナショナル』 戦闘面が調整され、味方のAIがより向上、追加要素であるイージーモードや英語音声(日本語音声はない)の追加が行われた。 イージーモードは敵の強さ自体はノーマルモードと変わらないが、ブレイクゲージが段違いに上がりやすくなっており、ノーマルモードよりも格段に攻略が楽になっている。 また、イージーモードとノーマルモードはメニュー画面でいつでも任意で変更可能。ただし、レアドロップ確率が0%になる。 後に『アルティメットヒッツ インターナショナル』の発売に伴い、PS3版向けにもイージーモードの追加パッチが配信された。 英語音声については、過去の『FF』シリーズのインターナショナル版でも同様に英語音声のみの収録であった。 だが、今作の場合『XII』のヴァンの配役の反省からか、非常に豪華な声優陣を揃えているため美麗なムービーで合わさる声優の演技も見所と言える部分である。それが英語音声だけの収録となる今作はその『XII』の時とは逆に非難するものも増えた。 英語版の声優の演技自体には非難はほぼなく、逆に英語であるため会話に紛れる専門用語の違和感を感じさせないとの意見もある。 過去作品のインターナショナル版にあったような追加ボスや追加イベントなどは一切無い。パッチも考慮すると、微妙なバランス調整と英語音声、画質の劣化くらいしか違いがない。 ゲーム本体の仕様変更は上記のみでほとんどPS3版と差異はないが、初回版にエンディング後の後日談を描いた小説と設定資料が掲載されたブックレットが付属している。 これに関してはゲームの内容がほとんど同じな上、本に収録するだけならゲームとセットで販売する必要が無いという批判も多々ある。 また、PS3版が売れたのにもかかわらず何故PS3版のインターナショナルはないのかという批判もある。 ただし、過去には『VIII』にもWin版が出たが海外版をベースにしており事実上のインターナショナル版ともいえる内容だった。 『スターオーシャン4』は逆に、360で通常版が出た後にPS3でインターナショナル版が発売されている。 ちなみに、そちらは逆にPS3版の画質が劣化している。 2011年7月、『アルティメット ヒッツ ファイナルファンタジーXIII (PS3)』『アルティメット ヒッツ インターナショナル ファイナルファンタジーXIII プラチナコレクション(360)』が発売(どちらも廉価版)された。 360版には『アルティメットヒッツ インターナショナル』の初回特典であったブックレットが再び付属している。また、この特典はPS3の方にはやはり付属していない。 Win移植版の特徴 2014年10月10日にPC移植版が発売された。事前に販売を開始した『VII』及び『VIII』はスクエニ公式ストアでの配信だったが、こちらはSteamでの配信となり、DRM(*12)もこちらに準じている。 基本的なゲーム内容、ゲームバランスには調整が入っておらず、CS版そのまま。 最適化不足が目立ち、当初は画質が720pに固定され、グラフィックオプションも一切存在しないなど、PCゲームでは搭載して当然の要素がなかったため、世界中で不満が噴出する事態となった。 後に数回のアップデートが行われ、解像度は720pと1080pの選択式に、影解像度やアンチエイリアスの設定といった要素が追加され、少しは改善された(*13)。 ちなみに国内からの購入では関係ないが、アジア版以外のバージョンでは容量が倍の60GBもあり、これも不満の的となった。 非アジア版では日本語と英語の音声を収録している為、各ボイス分のプリレンダムービーが容量の大部分を占めている。当然ながら切り替え機能を望む声も。 フルスクリーンとウインドウモードへの切り替えが出来るのだが、強制的にマウス操作がゲーム側に取られてしまうため、ウインドウモードにする利点がまるでない。一応、Alt+Tabでウインドウ切り替え実行するなどで回避は可能。 多数の不満が上がったことをスクエニ側も重く受け止めたらしく、当初2015年春までにライトニングサーガ3作を全てPCで配信するとしていた予定は大幅にずれ込み、最終作の『ライトニング リターンズ』の配信は2015年末となった。 ただし、その分しっかり最適化されており、ユーザーレビューの総合評価も「非常に好評」を獲得している。 クラウドゲーム版 2014年10月9日にクラウドサービス「G-cluster」にて『XIII』の3部作が配信。 クラウドサービスなので高速なインターネット環境とPS2以上の性能の機器があれば性能の低い様々な機器(PCとスマートフォン)でも楽しめる。 ただしスマートフォン、iOSで遊ぶ際は別途ゲームパッドがないとプレイしにくい。タッチパネルのバーチャルパッドで操作するため、タッチ、スワイプ操作に最適化されていない。 また、常に3Mbps以上のストリーミング通信を行うため、Wi-Fiでの通信が推奨される。 余談 PS3初の『FF』とあってか大量に入荷した店が多く、購入したユーザーも多かった故か、かなり早い段階で中古で値崩れが起きていた。 ただし、中古が値崩れするのは『FF』シリーズでは毎回恒例のことであり、『XIII』だからそうなったわけではない。この辺りをネタにして本作を主人公のライトニングとかけて「在庫ニング」と揶揄するものもいる。 また、日本版においてもPS3版は約190万売れたのに対し、360版は2011年2月現在で2万本程度しか売れていない。これは『FF』シリーズで外伝も含めて過去最低の売り上げを360版が記録した。 特典のみ目当てで購入した人も考慮すると、北瀬氏が言うように「360しか持っておらず、なおかつ1年遅れで英語音声の『XIII』が欲しい人」が相当少なかったということになる。 これらのことから「当初の独占の約束を破ってまで、今更日本で出す意味があったのか」という意見が多く、前述した日本のSCE側との契約で1年の時限独占だったという疑いも強くなった。 上記の「在庫ニング」と合わせてスラング化された一文が広まっており、ネタ的に有名な作品にもなっている。 ストーリーの意味不明さや造語の多さを揶揄した「ファルシのルシがコクーンでパージ」や、主人公ライトニングの設定を揶揄した「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」など。 現在でも後続シリーズ作において意味不明なストーリーを揶揄する言葉として扱われている。ただ、造語の意味が知られていない傾向にもあり、エアプ判別の側面も一応ある。 なお、「光速の~」の部分に関してはとあるゲーム雑誌においてのライトニングの紹介文であり、公式の文章ではない。 さらに言うと、これらの要素は実際のゲームでは全く見られないこともあり、ゲームをプレイしたユーザーの一部から反感も持たれた。 ただ、後の『ライトニングリターンズ』などでのライトニングの扱いを顧みるに、スクエニ側もこのネタ及びユーザー側のネタ扱いを悪ノリで取り入れた節が見られている。 PS3版『XIV』のβ体験版のキーが初回版に封入されており、それを目当てに購入したプレイヤーも少なくない。 が、その『XIV』はWin版だけを先行発売にし、PS3版の発売が大幅に伸び2013年8月になってしまった(*14)。詳しくは当該記事で。 本作の発表と同時に『FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY』というシリーズ展開を予定していることを発表していた。 ゲーム内容や世界観のまったく異なる作品のストーリーの中核に「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という共通の神話体系(*15)を持たせ、それぞれに『XIII』の名前を冠する(*16)というものであった。 当初は『アギトXIII』『ヴェルサスXIII』が発表されていたが、結局は『ファイナルファンタジー零式 (アギトXIII)』『ファイナルファンタジーXV (ヴェルサスXIII)』と『XIII』とは別の作品として形になっている。 要するに「『XIII』というナンバリングタイトルに相当する作品を複数出す」というこの構想、最終的にはいずれも正式なナンバリングタイトルとなることで形を変えて果たされたと言えるのかもしれない。 その後の展開 2011年12月15日に続編『ファイナルファンタジーXIII-2』がPS3/360で発売された。詳細は作品ページを参照。
https://w.atwiki.jp/livetube/pages/415.html
基本情報 配信名 サリュート ジャンル かわいい系からガンダムまで 性別・年齢 男・29(12/15 B型) マイク 無 配信時間帯 不定期 配信者ページ http //livetube.cc/サリュート/ ▼実況作品名など プレイステーションサイレントボマー ツインビーRPG SDガンダムGGENERATION-F(黒歴史順序縛り?) 聖剣伝説Legend of Mana 無敵王トライゼノン クロノクロス プレイステーション2サルバトール ソウルキャリバー2 サルゲッチュ3 ドットハックフラグメント XBOX360バンジョーとかずーいの大冒険 ガレージ大作戦 ハードコープスアップライジング マインクラフト ソウルキャリバー2 ゲームキューブガチャフォース ファイナルファンタジークリスタルクロニクル PCゲーイディナローク(stg) 羅刹斬(rts) バルーンでファイト2007 ニンジャ戦記 OSU! シムトランス クター ネトゲニアディアオンライン Shattered Galaxy(海外ゲー) エクスビート(m9というか見てられない状態だったw) 森の生き物図鑑(ハンゲ) 歌謡タイピング劇場 ストーンエイジ2 ディビーナ ロストテイルズ ナインテール おえかきの森 FNO ガンバウンド 剣と魔法のログレス セブンフィールズ 配信環境 OS Windows 8 CPU 2.40GHz(4 CPUs). Memory 8GB 特徴 誕生日、血液型がbontake氏と同じ 今のところ、本人が気に入った?ゲームでの配信が主 眠気を理由に配信を終えることが多い 頻繁な寝落ち率 コメント これからも頑張ってください -- ザブ わかる範囲で追加しといた クリアしたゲーム二本だけかよw -- 名無しさん 編集できないんでコメに残しておく。サリュートのらいつべ初登場は、ファミコン決死隊隊長の配信 8/29 2008, 22 55 ★ファミコン決死隊■貸切MMO!ニアディアオンライン!■ネトゲライブ★(0829レ) このときはまだ一般人だな。 -- 名無しさん 寝落ちは用量・用法を守ってお使いください -- 名無しさん また配信見に行きますよ! -- ブヒーモス 2タロー 名前 コメント 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/erem42gxzo/pages/86.html
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1382.html
ファイナルファンタジーXI、ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影 part1-261:「闇の王」に関する話から「ジラートの幻影」の冒頭までの要約 part1-371,384,433:「ジラートの幻影」(途中まで)の要約 part3-627~629:「闇の王」「ジラートの幻影」の要約 part12-89~100,125~133:「前史と世界観」「闇の王」「ジラートの幻影」の詳細なまとめ part59-412~433,444:ウィンダス連邦に関するミッション 261名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/19 01 17 ID GL9BL9Ay かつて、神々の楽園に入ろうと試み神の怒りにより滅んだ古代人、ジラート。 そしてその荒廃した世界に悲しんだ女神アルタナがこぼした5つの涙より5つの種族が生まれた。 しかし、男神プロマシアの呪いにより、5つの種族は互いに争いあうようになってしまった。 またプロマシアは人々に敵対する新たな種族を創造する。「獣人」である。 そして現在、ヴァナディールには4つの国が存在していた。 魔道の力に優れるタルタル族と南の大陸エルシモ島に住むミスラ族のウィンダス連邦。 誇り高きエルヴァーン族のサンドリア王国。 「人間」と共通点の多いヒューム族と巨大な体躯を力を誇るガルカ族のバストゥーク共和国 そして謎の多いジュノ大公が興した国、ジュノ大公国。 そんな中、極寒の地バルトニアに「闇の王」と名乗るものが現れた。 闇の王は各地の獣人たちをまとめ上げ、襲いかかってきた。 対する各国は当初、苦戦を強いられたものの、ジュノ大公の提唱により「アルタナ連合軍」を結成、 闇の王の軍勢を北方のズヴァール城にて討ち取る事に成功する。 後に「クリスタル戦争」と呼ばれる戦いである。 その後、各国の交流は活発となり、世界中を旅する「冒険者」と呼ばれる者たちが多数現れる。 冒険者達は冒険の中で本来あまり知能に優れていない獣人達が組織的な行動を起こしている事や 獣人達が自らでは開発しえない兵器を用いている事など、黒幕的存在がいる事に気づき始める。 そしてその正体は北のズヴァール城にて復活を遂げた「闇の王」であった。 冒険者達は死闘の末、闇の王を打ち破ることに成功する。 闇の王の正体はかつてミスリル銃子隊としてズヴァール探索に赴いたガルカの戦士、ラオグリム。 ラオグリムは語る「俺は仲間に裏切られ、憎しみの化身、闇の王となった」と… そんな中、ジュノ大公であるカムラナートが突如姿を消す。 探索を続ける冒険者は古代の民の意識体であるというグラビトン・ベリサーチ(トンべリ)なる人物より 「ジュノ大公達は古代ジラート人の王子であり、神の扉を再び開こうとしている」なる情報を得る。 ここまでやって引退した… 続きが知りたい(´д`) 371名前:攻略さん ◆TMvq.rbHAM投稿日:03/11/20 18 03 ID FZvdpNuQ FF11ジラードの幻影編 冒険者(プレイヤー)たちは、くギルガメッシュとカザム族長に会い、ジラードの謎を解明するよう頼まれる(たしか)。 かつてギルガメッシュが出会ったという不思議な老人を求めてウガレピ寺院と怨念洞を訪れる冒険者たち。 そこで待ち受けていたのは、3匹のトンベリだった。なんとか倒すことに成功すると、不思議な老人が出現する。 老人の口から開かされる真実。このトンベリたちは、怨念によって姿変わり果てたかつてのジラードの民。 そして、ジラードの民の王子であるカムラナートとエルドナージュ兄弟がクリスタルの力を使って、 人間たちを新らしい世界へと導く「神の扉計画」を再び実行しようとしていることを。 計画を阻止すべく古代碑を巡礼し、古代神殿の廃墟へと向った。 そこで出会ったジラードの民の亡霊(?)から更なる真実を聞かされる。それは、 ①ゲートクリスタルのある遺跡(ホラ・デム・メア)がクリスタルエネルギーを集めるためのものであること(記憶曖昧です)。 ②さらに、各地に存在する遺跡と同じ材質(サーメット)で出来た白い建築物(通称骨山)が、 遺跡で集めたエネルギーをデルクフの塔へと送るためのクリスタルラインであること。 ③それらは、神の扉計画のためにジラードの民が過去に建築したということ。 ④そして、神の扉計画がデルクフの塔に集めたエネルギーで神の扉があるトゥーリアを浮上させる必要があること。 ⑤すでにジラード兄弟の手により浮上は始まっていること(ここも曖昧です)。 だった。早速、トゥーリアの浮上を阻止すべくデルクフの塔へ向かう冒険者たち。 そこで待ち受けていたのはジラード兄弟のカムラナートだった。 辛くもカムラナートを倒すことに成功したが、そこでエルドナージュが登場。 エルドナージュは実の弟であるカムラナートに用済み宣言。 シモベであるアークエンジェル(クリスタルの戦士)の5人によりトドメをささせてしまった。 そしてエルドナージュの手により浮上するトゥーリア。 冒険者一行は、エルドナージュの野望を阻止すべくトゥーリアへの行き方を探した。 ギルガメッシュの助言を経て、青水晶を入手、神の間を通ってトゥーリアへと向かった。 トゥーリアで待ち受けていたのは、エルドナージュのシモベ、アークエンジェルの5人。 これも撃破することに成功した主人公たちはエルドナージュの元へと向かうのだが・・・。 この後、宿命の座でエルドナージュを倒すとジラード編完了なのですが、 私はここまでしかプレイしてませんので分かりません(´・ω・`) 分かる人いたら補完お願いします。 384名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/20 20 20 ID YE97pRx2 http //www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/9303/menu.htm FF11なら一応まとめ(?)サイトとかあった気がする。 登場キャラと世界観掴めば楽しめなくもないんじゃない? 433名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/21 15 53 ID vBA43fo6 384 そのページは更新が止まってるので、こっちの方がいいと思う。 FF11の世界設定を語ろうttp //tamtamtam.hp.infoseek.co.jp/ 627 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 03 ID 3JLmoxaY FF11全ストーリー要約(含ジラート以前) かつてジラートと呼ばれる古代文明がヴァナ・ディールの地を席巻していた。 ある時ジラートの兄弟王子の兄がクリスタルの力に触れ 神々の住まう地「真世界」のヴィジョンを見た。 魔力の強かった兄王子をアンテナにしてそのヴィジョンを共有したジラート人たちは 大地深くに眠るといわれる5つの巨大クリスタルの力を汲み上げ、 「神の扉」浮島トゥー・リアに収束し「真世界」への道を開く計画を実行に移す。 しかし、ジラート人の一部、クリュー人はその計画がもたらすだろう ヴァナ・ディールの崩壊を防ぐため、クリスタルの力を暴走させ阻止する。 だが、その結果ジラートは滅亡し兄弟王子は生き残ったものの トゥー・リア制御装置の役割を帯びたデルクフの塔深くに眠ることとなった。 一万年の時が過ぎた。 5つの巨大クリスタルの暴走は生き残ったジラートの民に影響を与え 各々のクリスタルが有する特性を基に5つの種族にその姿をかえさせていった。 またそれと共に5種族は心の内面に抱えた闇を増幅させることとなった。 現在ではエルヴァーン族の「サンドリア王国」 ヒューム族とガルカ族の「バストゥーク共和国」 タルタル族とミスラ族の「ウィンダス連邦」 の三国と三者の中間に位置する「ジュノ大公国」でヴァナ・ディールの地は成り立っていた 628 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 05 ID 3JLmoxaY 30年前、北方の地ザルカバードの地下に眠る巨大な力の調査が3カ国合同で行われた。 その際、種族の確執に端を欲した事件が発生する。 調査隊のガルカ族、その種族の記憶を語り継ぐラオグリムがヒューム族に殺害されたのだ。 だが、死に際し巨大なクレバスに落ちたことで地下に眠る力… ジラート人が利用したクリスタルの力に触れ、その憎しみを触媒として 彼は新たな命を手に入れた。即ちヴァナ・ディールにおける恐怖の象徴、「闇の王」の誕生である。 「闇の王」は獣人たちを恐怖によって取り込み、後に「クリスタル戦争」と呼ばれる 凄惨な戦争を四カ国を相手取り起こすが、 結局20年前にガルカ族の暗黒騎士、ヒューム族の戦士をはじめとする混成部隊に敗れた。 (小競り合いを続けていた三カ国をまとめたのはジュノ大公国によるところが大きかった。) しかし、これこそがヴァナディールの真の危機の始まりであった。 ラオグリムが闇の王となった時、クリスタルのエネルギーにノイズが生じ ジラートの兄弟王子が一万年の眠りより目覚めたのである。 629 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 07 ID 3JLmoxaY そして現在…世は冒険者の時代。 三国のうち一国に所属する主人公は、所属国のさまざまな依頼にこたえていく最中 闇の王の復活を察知し、復活の場に赴きクリスタルの力から開放しラオグリムを正気に戻す。 だが、それが結局はクリスタルのノイズを消失せしめる結果を生じさせ 既に蘇っていたジラートの兄弟王子にして現ジュノ大公とその兄弟による 真世界に至る計画を復活させることとなる。 真相を知った主人公は制御装置たるデルクフの塔で、兄弟王子の弟「カムラナート」を葬るが 兄王子「エルドナーシュ」によって神の扉、トゥー・リアは再び蘇ってしまう。 計画を阻止するためトゥー・リアに乗り込み、 エルドナーシュの放った、現行人類より遥かに強いクリスタルの影響を受けた5種族の戦士こと、 「クリスタルの戦士」を撃破し、エルドナーシュに挑む主人公達。 激闘の末エルドナーシュを倒したものの、彼は最期にこのヴァナ・ディールを道連れにしようと 一万年前と同様クリスタルの力を収束、暴走させようと試みる。 しかしそこに志を同じくする女冒険者ライオンが自らの身体をノイズとして投げ出し すんでのところで暴走は回避される。 なおも諦めないエルドナーシュだったが、 そこに現れたヴァナ・ディールの女神を信奉する古の巫女イブノイルの言葉に諭され消滅していく。 ヴァナ・ディールの地はこうして歴史には現れない、一握りの冒険者達によって救われた。 しかし楽園を求めるものがいる限り、運命の歯車は回り続ける… 89 :■FFXI 冒険の前史と基本的な世界観:05/02/05 22 41 15 ID 3CxMVEcO 暁の女神アルタナの造りし世界、ヴァナ・ディール。 その中央に位置する2つの大陸に住まう人間たちは、大別して5種族。 長身痩躯の森の民エルヴァーン。子供のような外見の知の民タルタル。 南方からやってきた猫のような狩りの民ミスラ。頑健で武骨な力の民ガルカ。 そして地球の人間に一番近い容姿をした、好奇心旺盛なヒューム。 彼らは3国に分かれ、覇を競っていた。 クォン大陸北方に位置するエルヴァーン騎士たちの王国、サンドリア。 鉱山開発を基盤に新興したヒュームの工業国、バストゥーク共和国。 ミンダルシア南方のステップ地帯に位置するタルタルたちの連邦、ウィンダス。 また、彼ら人間と対になる存在が「獣人」だ。 サンドリアと長らく対立している、力のみを信奉する戦の民・オーク帝国。 鉱山を巡りバストゥークと宿敵関係にある、亀のようなクゥダフ軍団。 ウィンダスといびつな「友好」関係にある、狡猾な烏天狗ヤグード教団。 定住を嫌い行商や野盗、傭兵業で生計を立てる異色の獣人、ゴブリン族。 彼らは人間と衝突を繰り返してきたが、人間の優勢は疑いようもなかった。 その勢力図を一変させたのが、「闇の王」の出現である。 闇の血族デーモンを従え突如ヴァナ・ディールに現れた闇の王は、 それまでいがみ合っていた獣人たちを力と恐怖で糾合、人間根絶ののろしを上げた。 まとまりを欠く人間3国は獣人連合の大軍に各個蹂躙され、窮地に追い込まれる。 そこに登場したのが中立の新興国家、ジュノ大公国だった。 大公カムラナートによる仲介で3国は手を結び、アルタナ連合を立ち上げ 総反撃に出た。後に言う大戦=「クリスタル戦争」である。 90 :■FFXI 前史と世界観~オープニングムービー:05/02/05 22 42 50 ID 3CxMVEcO 大戦末期。タブナジア侯国の侯都に向かう隊列の中に、少年と姉は居た。 兵士達に護られる、民間人達が列をなして堅牢な侯都の城壁の中へと入っていく。 だが、夜の訪れとともに不安が忍び寄る。飛来する火矢。火を吹く攻城兵器。 獣人の軍勢が大挙して押し寄せたのだ。果敢に反撃する侯都の連合軍。 幼子のようなタルタルたちが詠唱した大魔法が敵陣のさなかに炸裂し、 エルヴァーン弓兵の矢がオークの雑兵を薙ぐ。だが、所詮は多勢に無勢。 防衛戦は突破され、城壁の中で惨劇が繰り広げられる。 少年アルドと姉の元にもオークの魔の手が迫るが、姉の機転で少年は逃される。 そして20年後……。タブナジアの丘からかつての侯都を見下ろす 諸種族の冒険者達の中に、精悍に成長した青年アルドの姿があった。 あの惨劇の直後、北の地ザルカバードで闇の王が連合軍に討ち滅ぼされ、 クリスタル戦争は終結した。そして今、ヴァナ・ディールの世界は 国の利害に縛られない冒険者達が活躍する新しい時代を迎えていた。 あなた(プレイヤー)は、そうした冒険者のひとりとして歩み始める。 91 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク1~2):05/02/05 22 47 00 ID 3CxMVEcO つーわけで未解決リストに入りっパのFF11、闇の王編をとりあえずやってみる。 三大国は、冒険者に仕事を発給する任務(ミッション)制度を開始していた。 あなたは自国にミッション登録し、冒険者としての一歩を踏み出す。 下積みを重ね、自国の抱える問題に直面しながら着実に実力をつけてた あなたは、他の2国の情勢を視察するミッションを任され初の長旅に出る。 友好国の依頼をこなす中、他国もそれぞれ獣人勢力の拡大に苦慮している らしいことを知るあなた。また旅の途中で、獣人の動向を調べているらしい 女冒険者ライオンと知り合う。そして視察の最後に訪れた獣人拠点の最奥部で あなたとライオンは、獣人たちを裏で指導する黒幕の存在を知る。 それは、20年前の戦いに敗れ北の地に封印されたはずの闇の血族だった。 召喚された邪竜を退けなんとか撃破に成功するが、「闇の王の復活は近い」 という言葉がライオンとあなた、そして報告を受けた各国首脳部に波紋を広げる。 92 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク3):05/02/05 22 48 41 ID 3CxMVEcO 視察行を終え各国公認の冒険者となったあなたに本国から新たな指令が下る。 三国協調の要である中立国・ジュノ大公国の大使館に赴任せよというのだ。 クォン・ミンダルシア両大陸間に架かる巨大な橋上にそびえる立層都市ジュノ。 大使館を訪れると、あいにく大使は「デルクフの塔」に調査に行っているという。 様子を見てくるよう頼まれたあなたは、ジュノの真下にある孤島クフィムを目指す。 荒涼とした島の随所を走る、白骨状の奇怪なライン。バストゥークの工房長シドが 「クリスタルライン」と呼んでいた3国近隣地域のものと同じだろう。 それらが集約する先に、巨大な白陶(サーメット)の塔がそびえていた。 内部はこれまで挑んだどのダンジョンより巨大。なにしろクリスタル戦争に負けて 帰れなくなった巨人(ギガース)達が多数徘徊しているのだ。が、実際に入ってみると それだけではなく、異文明の遺物と思われる機械人形やマジックポットまで蠢いている。 ワープやエレベータを乗り継いでいくと、基層中心部の部屋に大使が閉じ込められていた。 単身調査中、油断して後ろから殴られ、閉じ込められてしまったのだという。 単なる魔物の巣窟などではないこんな施設が、何故大国ジュノの直下にあるのか。 キナ臭さを感じつつ、深入りは危険と判断した大使とあなたはデルクフを後にした。 93 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」(各国ランク4):05/02/05 22 50 59 ID 3CxMVEcO ジュノ公邸から大使館に呼び出しがあった。ジュノ最上層 「ル・ルデの庭」にある大公宮に向かったあなたを出迎えたのは 大公カムラナートとその弟、金髪碧眼の美少年エルドナーシュだった。 ヒュームの美男子だが、年齢にそぐわぬ若々しさと不思議な雰囲気を持つ大公。 彼が言うには、獣人達は闇の王復活のために「魔晶石」という石を利用するつもりらしい。 世界を獣人達の手に渡してはならない。オーク、クゥダフ、ヤグードが築いた拠点から 魔晶石を奪ってくるよう依頼される。また、密貿易組織「天晶堂」への密書も預かる。 ジュノ下層にある天晶堂に書状を届けにいったあなたは、獣人と心通わせる不思議な 女性フェレーナと、その義兄で天晶堂リーダーを勤める青年アルドに出会う。 94 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」ダボイ:05/02/05 22 52 28 ID 3CxMVEcO サンドリア領ジャグナー森林の奥にあった美しい村は、野蛮なオーク達に滅ぼされ 一大本拠地「ダボイ」となっていた。奥地、禍々しい紋様で封印された 石壁の中に潜入すると、不可思議な液体が滴る中、魔晶石が結晶していた。 それに触れた途端、過去の何者かの記憶があなたに流れ込む。 …30年前。バストゥーク共和国が提唱した北方調査計画。サンドリア王国は 実利に駆られるヒュームたちを軽蔑しつつも、偵察・牽制のため調査隊に 王立騎士フランマージュを参加させた。吹雪の荒れ狂う呪われた地ザルカバードで 立ち往生する調査隊の面々。そこへヒュームの隊員ウルリッヒが駆け込んでくる。 ガルカのラオグリムとヒュームの女子隊員コーネリアがモンスターに襲われ 地表の裂け目に落ちたというのだ。本当に事故だったのか? ヒュームとガルカの 対立が噂される共和国の内情をあげつらいウルリッヒを冷笑するフランマージュ。 捜索虚しく2人は見つからず、調査隊は帰投を決める。帰国後、王城の地下で 一人思索に耽るフランマージュに突如襲いかかる黒い闇。 「お、お前は!?ラオグリムの…!?知らぬ、ラオグリムは事故で死んだのだ!!」 恐怖に駆られ狂乱するフランマージュ… 95 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」オズトロヤ:05/02/05 22 54 27 ID 3CxMVEcO ヤグード教団の総本山オズトロヤ城に潜入するには特殊な松明が要るらしい。 ジュノ下層でジャンク屋を営むゴブリンのマック爺を訪ねたあなたは、 フェレーナを慕い人間と親しくなりたがるゴブリンの少年フィックと知り合う。 松明を受け取ると、フィックもオズトロヤへ行くところだと言う。獣人と人間の 諍いに心を痛めるフェレーナを気づかい、ヤグードを諭しにいくというのだ。 ジュノ大公府の奨励により巷では冒険者の獣人狩りが活発化している。 不安を隠せないフェレーナとマック爺。案の定、あなたと追ってきたフェレーナは、 オズトロヤ内部で瀕死のフィックを見つける。慟哭するフェレーナに 「誰も憎んではいけない」と言いおいて、天に召されるフィック。 最後まで獣人と人との和解を信じつづけたフィックの思いを受け取ったフェレーナは、 獣人すべてが悪ではない、大きな流れに気づいて欲しいと告げて帰っていく。 フィックの死に複雑な思いを抱えつつ祭壇の間の奥の魔晶石に触れようとすると、 再び過去の光景が……それは大戦末期のウィンダス、召喚魔法をめぐるやりとり。 そしてつい先日、オズトロヤ中枢を突如襲ったウィンダス魔道院長の姿だった。 *この回想はウィンダス編と関わるのでここではあまり関係ない。 96 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」ベドー:05/02/05 22 55 43 ID 3CxMVEcO 雨煙るパシュハウ沼の奥、クゥダフ軍団の本拠地ベドー。その一角に 秘匿されていた魔晶石に触れると、またも過去の光景が流れ込む。 ……火薬でクゥダフを駆逐し新鉱山を入手した喜びに沸き立つヒューム達。 鉱山にクゥダフの神殿があったことを知るガルカは複雑な思いでその様子を眺める。 数十年後、パルブロ鉱山で掃討作戦を行う銃士隊。その中にはウルリッヒ、 コーネリア、そしてラオグリムの姿が。最後まで卵を護ろうとしたクゥダフたちの心を 全く理解しないウルリッヒ。それを咎めるコーネリア。他者の事情を知ろうともしない ヒュームの姿に、諦めにも似たつぶやきを繰り返すラオグリム。 そして舞台は変わり北の地ザルカバード。虹色の妖光が溢れるクレヴァスの前、 ラオグリムに襲いかかるウルリッヒ。「前からおまえは、気にくわなかったんだよ!」 とどめを刺そうと繰り出したウルリッヒの剣が、割って入ったコーネリアを貫く。 自分の犯した愚挙に愕然とし、その場を逃げ出すウルリッヒ。 「あなたは、死んではいけない人……。」ラオグリムの腕の中で息を引き取る コーネリア。慟哭するラオグリムは、クレヴァスの奥へと落ちていった。 ……我に返りまだ呆然としているあなたを心配する女冒険者ライオン。 その時2人の前に巨大な闇の王の幻影が出現する。 「もうすでに目覚めている、世界の終わりに来る者は……。」 「憎しみ、おそれ、ねたみ、傲慢、無知……災いが、あまねくヴァナ・ディールをおおう。」 幻影は憎悪を漲らせ、自分を目覚めさせたのは人間だと語った。 97 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」結末:05/02/05 22 57 06 ID 3CxMVEcO 不吉な予感に駆られつつも、大公に3種の魔晶石を届けるあなた。 魔晶石はクリスタルと同種のエネルギーを不純だが多く含んでいるという。 *ヴァナディールにおいてクリスタルは炎土水風氷雷光闇の各属性エネルギーを 封入した持ち運び可能なエネルギーコアのような存在。その力を利用した エネルギー合成が、職人や冒険者たちを中心に広く普及している。 獣人排斥に本腰をいれなければなるまいと嘯く大公からの報酬は飛空艇パスだった。 *ジュノと3国とを結ぶ飛空艇公社の技術はジュノ大公国が独占している。 獣人たちが石の力を用いて闇の王復活を目指すとすれば、ズヴァール城最奥を封じ 3国が分割管理しているはずの封印護符の存在が、獣人達にはジャマになる。 大公側近がそう語ったまさにその時、ジュノ親衛隊が急を告げる。 3大国首脳が、一斉に獣人に襲撃を受けたというのだ。慌てて本国に急ごうと 謁見の間を辞すあなたを、弟公エルドナーシュが呼び止め問い正す。 オズトロヤでフェレーナが示した獣人との交感・読心能力に興味があるのだという。 「一緒に遊びたい」と、親衛隊長にフェレーナを呼びに行かせるエルドナーシュ。 報告していないはずのフィックとフェレーナの悲劇を、何故彼が知っているのか。 本国に急がねばならないあなたが彼の真意を知ることになるのは、まだ先の話である。 98 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク5):05/02/05 22 58 30 ID 3CxMVEcO 急ぎ帰国した本国では、国民の不安を煽らぬよう箝口令が敷かれていた。 幸い首脳は無事だったが、襲撃の混乱に乗じて封印護符が盗まれている。 闇の王復活の企みが明らかになった今、封印を失う訳にはいかない。 北の地・ボスディン氷河にある古代ジラート人の都市「フェ・イン」。 その廃墟奥に設置してある4つ目の護符の無事を確かめにいくことになる。 デルクフの塔に酷似した素材・様式の遺跡フェ・インに辿り着くと、 ガルカの暗黒騎士ザイドを伴ったライオンが既に到着していた。 30年前の3国共同調査隊の話を始めるザイド。あなたが目にしたあの光景だ。 彼らがこの地に眠っていた力を目覚めさせてしまったのかも知れない……。 目的地ク・ビアの闘技場に辿り着くと、肝心の封印はとうの昔に破られていた。 封印破棄の報告を受け、本国指導者たちに緊張が走る。闇の王復活は目前。 事態は急を要するが、国家のシステムはそれに追いつかない。 政治的問題や体面を気にし、出兵に躊躇するサンドリアの騎士団。 目先の利害に関わらない難事への関与を嫌うバストゥーク共和国議会。 ヤグードとの不可侵条約を理由に魔道軍を動かせないウィンダス。 サンドリア第一王子トリオン、共和国大統領カルスト、そして星の神子は、 これまでミッションをこなしてきた信頼に足る力を持った冒険者、 国のしがらみから自由な冒険者に、闇の王復活阻止の最終ミッションを下す。 そのひとりは、もちろんあなただった。 99 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク5):05/02/05 23 00 13 ID 3CxMVEcO ザルカバードの最果て、異形の城郭ズヴァール城。駐屯している獣人諸族の 戦士や王直属の配下である闇の血族たちを退け、最奥・王の間に辿り着くと、 そこにはかつて闇の王を討った暗黒騎士ザイドも既に到着していた。 2人の目の前でクリスタルの妖光が瞬き、黒い棺から闇の王の巨体が復活する。 ……闇の王は、ガルカだ。20年前の決戦で浮かんだ疑念を確信に変えるザイド。 30年前北の地で裏切りにより最愛のひとを失い、人間に絶望したラオグリムの 変わり果てた姿。それが闇の王の正体だった。クレヴァスに落ちて死んだ彼は、 地下に眠る大いなる力に触れて死を超越し、人であることをやめた。 憎しみの炎を一身に纏い、圧倒的な力で襲いかかる闇の王。 *実際、実装当時のプレイヤーでは8割方勝ち目がない強さでした(;´Д`) 死闘の末あなたたちの前に膝を折る闇の王だが、その憎しみは尽きない。 再び立ち上がろうとする闇の王に、真の名で繰り返し呼び掛けるザイド。 苦悶の末、闇の王=ラオグリムは正気を取り戻し、訥々と語る。 自分がガルカ種の記憶を引き継ぐ役割を背負った「語り部」だったこと。 背負った哀しみや憎しみの大きさゆえに、「力」と触れた反動も大きかったこと。 *「語り部」についてはバストゥーク編で明らかにされます。 巨大な力に揺れはじめる王の間。駆け付けたライオンに急かされ脱出する あなたたちの背後に、ラオグリムは独り残る。30年前に一度失った命、 今さら惜しくはないと。最後に愛するひとの名を呟き、彼は消えていった。 100 :■FFXI 闇の王編エピローグ:05/02/05 23 02 19 ID 3CxMVEcO 「だが、この地に満ちた災いが、すべて 消え去ったわけではない……。 伝説はこう続く。 かくして、深く暗き眠りの底より クリスタルの戦士達は、 しずかに浮かび上がった……。」 闇の王の再来という最大の危難は去った。 しかし自国内部の問題はまだまだ片付いてはいない。 「辺境行き飛空艇が開通したらノーグにきてね」というライオンの言葉も気になる。 あなたの冒険はまだ終わらないのだ。 「ジラートの幻影」編につづく。 125 :■FFXI「ジラートの幻影」プロローグ:05/02/07 00 56 25 ID qGiEIHfv (「闇の王編」 100から続いてます) 長らく運行停止になっていたジュノ~カザム間の辺境飛空艇航路が再開した。 未知の冒険に胸を躍らせ南国エルシモ島へ旅立ったあなたは、 「ノーグへ来てね」というライオンの言葉をふと思い出す。 ユタンガ大森林を抜けてノーグにつくと、そこは海賊達のアジトだった。 出迎えたライオンは再会を祝うのもそこそこに、カムラナート達のこともあるし 何とかしなくちゃね、と深刻な表情。……カムラナート? ジュノ大公がどうしたというのか。怪訝に思うあなたをフラッシュバックが襲う。 ズヴァール城での決戦。闇の王があなたに敗れ、ザイドの呼び掛けで 正気を取り戻し自らを語りはじめた、あの時。……不意に拍手が聞こえる。 面白いショーだった、そううそぶきながらジュノ大公カムラナートと 弟エルドナーシュがあなたたちの前に現れた。我が目を疑うその光景に、 暗黒騎士ザイドが問う。お前達は何者なのかと。カムラナート達は、 亡んだはずの古代の民「ジラート」を名乗った。 クリスタルラインを復活させ神の扉を開けば、「真世界」がよみがえる。 それこそがジラート1万年の宿願なのだと語る大公兄弟。あなたの活躍で闇の王 ラオグリムがこの地のクリスタルの力から解放されたことで、ノイズが消え 彼らの計画が遂行可能な状態になったというのだ。今のこの世界は神の墓場であり、 人間も獣人もその屍に蠢く虫ケラに過ぎぬ。そう言い放った大公は、 人間5種族の姿を模した黒衣の闘士たちを喚び覚まし、禍々しいオーラを放つ それを「クリスタルの戦士」と呼んであなたたちの始末を任せる。圧倒的な力で 襲いかかるクリスタルの戦士達を、再び闇の王と化したラオグリムが、命を賭した 最後の力で食い止める。間一髪、ライオンとザイドはあなたを連れ脱出した。 126 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 00 58 02 ID qGiEIHfv 凄まじい力の衝突から記憶喪失を起こしていた(;´Д`)らしいあなたは、 今すべてを思い出し、愕然とする。伝説に謳われるクリスタルの戦士とは 自分達のことではなかった。それどころか大公達は、討ち払われるべき 「おおいなる災い」こそが今を生きる人間だというのだ。衝撃さめやらぬまま、 ライオンに導かれ、ノーグの頭領ギルガメッシュと引き合わされるあなた。 ジュノを前々から怪んでいた彼は、娘のライオンに情勢を探らせていたのだ。 伝説だか何だかしらねえがおとなしくやられる気はない、そう啖呵を切る彼は、 あなたに「ウガレピ寺院」行きを促す。かつて財宝を求めて忍び込んだ際 そこで出会った不思議な老人なら、何か知っているに違いないと言うのだ。 人間諸国の中心・冒険者の本拠であるジュノ。そのジュノの大公が人類根絶の 陰謀を企む古代人だなどとは、誰も信じないだろう。自分達の力のみを頼りに 動き出すしかないあなたたちの所へ、天晶堂の主アルドが現れ協力を申し出る。 ……彼の妹フェレーナもまた行方不明だというのだ。 127 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 00 59 47 ID qGiEIHfv エルシモ島の熱帯雨林の奥にあるウガレピ寺院には、女神アルタナの民を 深く恨む異形の邪宗徒トンベリが住んでいた。ミスラの集落カザムの部族長から 許可をもらって寺院に侵入したあなたたちを、「みんなのうらみ」が襲う。 寺院の地下、怨念洞の奥にある「生贄の間」でトンベリたちを撃退すると、 グラビトンという古代人らしき老人の幻影が現れる。古代の民クリューの 集合無意識の代弁者を名乗る老賢者は、1万年前の記憶を語りはじめる。 ヴァナ・ディールの地下に眠る5つの強大なクリスタルの力を利用して 繁栄を極めたジラートたち。クリスタルの力を汲み出すための「アーク」、 それらを結ぶクリスタルライン、そして全てのエネルギーを制御する塔。 これらを利用して巨大なエネルギーを集め、彼らは真世界への道を開こうとした。 世界各地に見られる謎の白色遺跡は、ジラートが建造した施設だったのだ。 クリューと「明星の巫女」は計画に反対したがジラート達は聞く耳持たず、 神の扉となるべきエネルギー集束施設=浮島トゥー・リアがついに完成する。 計画を阻止するため後がないクリューたちは、北の地のアークを破壊した。 その結果クリスタルの力は暴走。ジラートの神都は海中に没し、文明は滅びた。 力の暴走「メルトブロー」の爆心地である北の大地は不毛の地となり、南方に 落ち延びたクリューの民もまた力をじかに浴びた影響で退化しトンベリと化した。 ……それほどの犠牲を払って阻止されたジラートの計画が、今また動き始めている。 128 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 01 50 ID qGiEIHfv 賢者グラビトンの導きどおり各地の古代石碑を巡って光のかけらを集め、 バストゥーク南西の島にある大砂漠の神殿廃墟「宣託の間」を訪れたあなた。 同じ目的で廃墟を訪れたザイドとあなたの前に、明星の巫女たちの幻影が現れ、 クリスタルの子たちと呼び掛ける。クリスタルの子とは例の戦士たちではないのか? クリスタルの戦士は、アークを護るためジラートが5大クリスタルから生み出した 人工生命「アークガーディアン」。一方いまの人間5種族も、メルトブローを 生き延びた人々が長い年月の間に力を浴び、5大クリスタルそれぞれの影響を 受けて変化した姿なのだという。由来が違えど原理は同じ、というわけだ。 1万年前の計画が再び語られる。端緒はデルクフを訪れたジラートの兄王子。 クリスタルと同調した彼は、はるか太古に失われたはずの「真世界」を垣間見た。 完全なる世界。国民たちは共鳴能力でそのビジョンを共有し、楽園の予感に熱狂して 次元の扉を開くため盲進したというのだ。世界が神の国と化したとき、 人はどうなるのか。ビジョンを共有できなかったクリューの民と女神アルタナを 祭る明星の巫女たちは、計画に反対した。そしてクリューの謀反の結果、 古代人は滅びたが、ヴァナ・ディールは救われた。すべての発端である デルクフの塔こそがジラートの王子の計画のかなめ。デルクフへ急がねばならない。 129 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 03 24 ID qGiEIHfv 巫女達の啓示を受けたあなたと暗黒騎士ザイドはデルクフへと急いだ。 ライオンの情報によると、フェレーナもジュノ親衛隊に連れられて デルクフの塔に向かったらしい。妹を巻き込まれ怒るアルドも、ライオンと 共にその後を追う。最上層のコントロール施設「天輪の場」に集結する一同。 そこでは大公カムラナートが制御システムを起動し、計画の要である浮遊島 「トゥー・リア」を復活させようとしていた。デルクフもトゥー・リアも、 滅びた訳ではなく眠っていただけ。大公達もまたデルクフで眠っていたが、 30年前の事件で北の地のクリスタルに生じたノイズの伝播で目覚めたと言う。 神の力で世界を支配したいだけではないのかと問うアルドの言葉を、否定しない大公。 動き始めた制御システムの真下で、光輪剣を振るうカムラナートとの死闘がはじまる。 苦闘の末、カムラナートが膝を折る。クリスタルの意志たる自分がただの人間に 敗北するはずがない……愕然とし、クリスタルの戦士たちに助けを請う彼を、 エルドナーシュが冷笑する。クリスタルはおまえなど必要ないと言っている、と。 デルクフの制御には自分が必要なはず、兄に見捨てられるはずはない…焦る大公。 カムラナートが弟で、エルドナーシュが兄。兄王子はクリスタルに触れた日から 成長が止まっていたのだった。弟の哀れな姿を嘲笑うエルドナーシュの傍らには、 フェレーナがいた。彼女の共鳴能力を利用し、「語り部」ラオグリムの生首から 太古の記憶を引きずり出すエルドナーシュ。デルクフの制御システムが完全復活し、 ついに神の扉=浮遊島トゥー・リアが現れる。あなたたちを誘う言葉を残し、 エルドナーシュはトゥー・リアに転移していった。 130 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 04 42 ID qGiEIHfv 去り際にエルドナーシュが残した「ロ・メーヴ」という言葉。 ノーグで調べるとそれはミンダルシア北端、聖地ジ・タの針葉樹林の奥にある 神殿の名前だった。ミスラの冒険家から譲り受けた青水晶を使ってその奥へと進む あなたとザイド、アルドの前に、明星の巫女イブノイルのビジョンが現れ、語る。 無数に存在する小クリスタルの由来、人間の由来。現在の人間たちが抱える心の闇は 伝説で云われるような呪いなどではない。時と共に昂進しつつあった古代人の コミュニケーション能力不全が、メルトブロー被爆の影響で急激に特化・顕在化した、 言わば後遺症が現在の5種族の心の闇なのだと。 *この辺はプロマシアの呪縛編で全貌が明かされる。 そしてエルドナーシュや自分たちジラートもまた、不完全だからこそ 完全なる存在、失われた真世界を求めつづけたのだと。クリスタルの力、 古の呪縛から自分達を解き放って欲しいという彼女の洗礼を受けたあなたたちは、 天空に浮かぶトゥー・リアに転移する。色鮮やかなフラミンゴと、ロボットの園丁。 緑溢れる空中庭園は一見平穏そのものだが、庭園に点在する円形劇場には クリスタルの戦士たちが待ち構えていた。タルタルの怯懦、ミスラの嫉妬、 ガルカの憎悪、エルヴァーンの驕慢、そしてヒュームの無知。 人の抱える内なる「心の闇」を呼び覚まし、彼らが襲いかかる。 131 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 06 27 ID qGiEIHfv クリスタルの戦士たちとの死闘に勝利し、浮島中央にあるル・アビタウ神殿 へと侵入すると、ライオンが現れる。父に黙って独断でついて来たのだ。 「無事にすべてが終わったら、一緒に世界を旅して回らない?」 彼女と約束を交わし、あなたは最後の戦いに臨む。 神殿の最深部「宿星の座」では、既にアルドとザイドがエルドナーシュに 圧倒され動きを封じられていた。共に神の扉をくぐり、高次元の生命に 生まれ変わりたくはないか? 甘い誘惑を拒絶したあなたを どうしようもないバカだとなじり、オーバーテクノロジーの防衛ユニットを 従えたエルドナーシュが襲いかかる。主を護るように自律機動する 防衛システムの波状攻撃に耐えながらも、エルドナーシュを追い詰める。 …?彼の眼帯が外れあらわになった片目は、クリスタルと同化していた。 光の投槍を操り、生身の王子が凄絶な攻撃を開始する。 132 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 08 44 ID qGiEIHfv 人間離れした圧倒的な力を誇る相手との激戦に、ついにあなたは勝利する。 だがエルドナーシュは、クリスタルラインを不完全なまま稼動させてしまう。 力の暴走ですべてを道連れにしようというのだ。宿星の座に集束していく 膨大なエネルギーに、絶望するアルドたち。エルドナーシュの夢とともに 世界が終わろうとするその刹那、エネルギーの奔流にライオンが飛び込む。 「ごめん! あの約束、守れないかもしれない。」 突如発生したノイズにより集束していた力が消滅し、愕然とするエルドナーシュ。 それでも諦めない彼に、イブノイルの声が語りかける。これ以上世界を傷つけるな、 ヴァナ・ディールが傷つけばあなたの夢見る真世界も傷つくのだ、と。 彼女の言葉を受け入れ、エルドナーシュは光の中へと消えていく。 こうして歴史の表舞台では決して語られることのない戦いが終わった。 あなたの活躍を讃え、ねぎらうギルガメッシュ。謎めいた力を発揮して 消えたライオンは、彼の実子ではなく、幼い頃拾い育てた義娘だったという。 世界の裏で動いていたジラート1万年の夢は終わったが、表舞台は何も変わっていない。 大公を失ったはずのジュノも、表向きは何の変化もない。 各国国内では問題が山積、獣人たちも健在。あなたの冒険は終わらないのだ。 133 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/07 01 10 47 ID qGiEIHfv 以上『Final Fantasy XI』でした。 89-100闇の王編が古典王道系なら 125-132ジラート編は少年ジャ○プってとこか。 ジラート編、まとめの都合上タネ明かし中心になってますが、実際の展開は わりとバトル多め、前のめりなつくりになってます。 この他にまだ、「サンドリア編」「ウィンダス編」「バストゥーク編」、そして 「プロマシアの幻影」があるんですが、ボリュームと伏線の量がごっつくて コンパクトにまとまらないので、今回はパスっつーことでひとつ(;´Д`) 412 :ファイナルファンタジー11:2011/12/29(木) 03 51 28.74 ID HKHuEKFo0 FF11 三国ミッション ウィンダス編から行きます。 wikiのジラートミッションの項目でランク3~5が説明されてしまっているので、その部分は省略します。 1~2の中盤を前半 ランク6からを後半ってことでとりあえずやってみます。 ウィンダスミッション用語解説 ウィンダス連邦……現人神「星の神子」を中心として、タルタル族の諸部族が連合し成立させた連邦国家。 20年前の大戦時、活躍したミスラ族の傭兵達に国の一部を期限付きで譲渡しており、国の住人はその二種族が中心。 魔法に長けたタルタル族中心の国家らしく、学術国家として繁栄している。 ヤグード教団……現人神を頂点に擁く、獣人ヤグード達の宗教集団。そのあり方から、同じく現人神を頂点に擁くウィンダスとは 相容れぬ存在であり、大戦時にはウィンダスと戦い双方に大きな傷跡を残すこととなった。 大戦終了時に疲弊しきっていたウィンダス連邦と優位な不可侵条約を結び、供物献上と首都近郊にあるギデアス割譲を約束させた。 この不可侵条約はいつ破棄されてもおかしくなく、国の上層部が割れる原因となっている。 五院……ウィンダス連邦の5つの公的機関、連邦図書館『目の院』、国軍である戦闘魔道団の魔法練習場『口の院』、 国立魔法学校『耳の院』、生物化学研究所『鼻の院』、防衛兵器開発機関『手の院』の総称。 だが、噂では人知れず存在する『第六の院』がウィンダスのどこかにあるという・・・。 カーディアン……ウィンダス軍の前衛不足を解消するために手の院開発された魔道兵。 トランプになぞらえた識別ナンバーが割り振られている。会話能力を持っていたり、ある程度の思考能力はある模様。 野良カーディアン……20年前の大戦時に活躍したカーディアンが、戦後なぜか反乱を起こし野に下ったもの。 現在採用されているカーディアンと異なり、タロットの小アルカナになぞらえた識別ナンバーを持つ。 嘘を見抜く力があるらしいが、同時に自身が嘘をつくことも出来ない。 星の神子……ウィンダスの人々の信仰の対象であり、最高指導者である女性。 女神アルタナの生まれ変わりだとされており、代々女性が襲名する。 現在の星の神子は、20年前の大戦のころからの在位である。 天の塔……ウィンダスの中心に存在する『星の大樹』内に存在する建物。国の政治に関する施設が集約しており、最上階には星の神子が住まう部屋がある。 守護戦士……ミスラで構成される、星の神子の近衛兵。大戦で孤児となった子供のミスラ達の中で、適正があるものを育て鍛え上げたもの。、 実力は折り紙つきだが、タルタルに育てられた彼女たちを快く思わないミスラ族も少なからず存在する。 星読み……星の神子が天の塔最上階にある『天文泉』にて。予言を読み取る儀式。ウィンダスの政治はそれを元に取り行われる。 その実態は、初代星の神子が月詠みで残した予言を読み取る事である。 月詠み……ウィンダスの初代星の神子が、フェンリルの力を借り遥か先までの未来を読み、 予言として残したとされる儀式。しかし・・・? 413 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 03 52 26.50 ID HKHuEKFo0 人物紹介 アジドマルジド……現口の院院長。ウィンダスの軍事最高司令官であり、急進的なタカ派。 比類なき才を弛まぬ努力により磨き上げた最強クラスの魔道士でもある。 ウィンダスの平和を第一に考えているものの、そのためには手段を選ばない面があり危険視されている。 五院の一つである手の院現院長アプルルは妹。 アプルル……現手の院院長でアジドマルジドの妹。心やさしい性格だが、父ゾンパジッパの汚名を雪ぐべく、 努力して院長になるなどの心の強さを持つ。現在は経営の苦しい手の院の運営と、暴走気味な兄に心悩ませている。 星の神子……現在の星の神子その人。アジドマルジドやミスラ達がヤグード討伐を叫ぶ中、彼女は戦争回避の姿勢を見せており、 弱腰外交と批判されている。その影には、彼女しか知らない何かの事情があるようだが? セミ・ラフィーナ……白い髪と白い服が特徴的な、守護戦士達のリーダー。卓越した弓の腕と、星の神子への忠誠心から皆に信頼されている。国を乱しかねないアジドマルジドの行動を警戒している。 カラハバルハ……20年前の大戦での首都防衛戦にて、ウィンダスを滅亡の危機から救った偉大なる魔道士にして大英雄。 現在冒険者が使用する召喚魔法とは異なる、『完全召喚』なるものを0から完成させた天才でもある。 しかし、彼は完全召喚の使用により、ウィンダスを救った後命を落としたという。 彼が引退後住むはずだった家は空家となっており、今はだれも住んでいないはずだが・・・? スターオニオンズ団……『正義の一味』を自称する子供たちの集団。日夜悪い大人たちに正義の鉄槌を下すべく、 あれこれ作戦を練ってはいろいろやらかすお騒がせ集団。 ミッションに直接関係するわけではないが、彼らのとある行動が、ウィンダスを大きく動かすことになる。 フェンリル……多いなる月の獣。ウィンダスの初代星の神子と契約し、ウィンダスを星月の加護により守護していたと言われている。 カラハバルハが完全召喚を行った事により降臨、ウィンダスを襲うヤグード軍を殲滅したが、その後ウィンダスから星月の加護が失われてしまったらしい。 ゾンパジッパ……前手の院院長でアジドマルジド、アプルル兄妹の実父。カーディアンを発案し完成させた人物だが、天才と変人は紙一重というか、 なんというかいろいろあくが強い人物である。 野良カーディアンの反乱の際行方不明になっており、生死不明。反乱事件は彼の責任であるのというのが通説であるようだが? ジョーカー……カラハバルハの家に眠っていた謎のカーディアン。最初のうちは記憶を失っていたが、記憶を取り戻した後は野良カーディアン達の『王』 として君臨するようになる。その真意は不明。彼が言うには自分には特別な使命があるということだが。 黒き使者……突如星の神子の前に姿を現した黒き影。すさまじき魔力を持つこと以外は目的、素性一切不明。 神出鬼没に世界各地に現れては何かを探しているようだが? 414 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 03 53 32.44 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション前半 ウィンダスを訪れた新人冒険者であるあなた(プレイヤー)は、ウィンダス連邦の発給するミッションをこなしていった。 その中で、『口の院』院長アジドマルジドの不穏な動きや、国の防衛を司るカーディアンの存在。 ヤグード達との歪な不可侵条約などの国の問題点を少しずつ見ていくことになる。 そんな中、あなたは『目の院』院長トスカポリカから、泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴに盗まれたと言われる神々の書を奪還してほしいというミッションを受けた。 彼女の隠れ家で盗賊一味と相対しているとき、隠れ家に野良カーディアン達が乱入してきた。曰く、彼らの『王』の持ち物をナナ・ミーゴが盗んだらしい。 数で上回られたナナ・ミーゴは、カーディアン達に持ち物の隠し場所を白状した。ウィンダスのカラハバルハの家に隠してあるという。 しかし、カーディアン達は口封じのためにあなたを含め彼女たちを皆殺しにするつもりらしい。 万事休すと思われたその時、魔法でカーディアンの一体を消滅させつつアジドマルジドが現れた。 彼はカーディアン達に問いかける。「まさか、おまえたちも禁じられた魔法を狙っているわけじゃないだろうな?」 カーディアン達は沈黙し、そのまま立ち去った。 「嘘はつけないが、沈黙はアリか。読めないやつらだな……」そういうとアジドマルジドはナナ・ミーゴからカラハバルハの家の鍵を受け取り、その場を後にした。 アジドマルジドを追ってカラハバルハの家を訪れたあなたは、家の中を物色し、何かの本を手にしたアジドマルジドと鉢合わせた。 話を聞くに、彼が手にする書物が神々の書のようだ。どうやらこの家の中にあったらしい。 本を開くアルドマルジド。しかし・・・。 「なぜだ?なぜ、これが白紙なんだ……?」 開いた本はのページはまっさらだった。他のページも全て白紙であり、あらゆる部分から文字という文字が失われていた。 「神々の書は文字を失った。そう、トスカポリカに伝えろ。これはもう神々の書じゃない。白き書だ!」 そうあなたに言い残し、彼はその場を後にした。 トスカポリカは言う。「神々の書、その魔力を失い白き書となるとき、闇の滅びが訪れん……」 しかし彼はそれをありえるはずがないと否定、アジドマルジドの虚言と断ずると、あなたに今回のミッションで見た事を忘れるよう命じたのだった。 しかしあなたは確かに白の書と化した神々の書を見た。ウィンダスに何かが起ころうとしているのは確かだった・・・。 415 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 04 24 16.65 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション前半 続き 正しくはランク1~3中盤まででした すいません; サンドリア、そしてバストゥークを回り、あなたは不吉な何かが起ころうとしているのだと感じていた。 そんな時、新たなミッションが入る。守護戦士長セミ・ラフィーナから、アジドマルジドの真意を確かめろとの指令だった。 呼び出しに従い、ウィンダスの中心、星の神子が住む天の塔を登るあなた。 星の神子の部屋の前で待っていると、部屋の中からセミ・ラフィーナが現れた。 闇の王の復活については口外しないように告げられる。 するとそこに、アジドマルジドが神々の書を持ってあらわれた。セミ・ラフィーナに書を渡し、星の神子に渡すように告げる。 「神々の書が文字を失い、壊れたカーディアン兵がなにやら企んでいる。しかし、我らにあるのは、壊れた遺跡と疲れた軍。 これでも、おまえたちは何もしようとはしないのか? 何も感じないのか?」 そういい、自分一人でも国を救ってみせると言い残し、去っていくアジドマルジド。 その背をにらみつつ、セミ・ラフィーナはあなたに正式にミッションを依頼した。 アジドマルジドが何をしようとしているか調べよ、その真意を探れと。 「ウィンダスの平和を壊すものは、誰であろうと許さない……」 口の院での情報を元に、あなたはアジドマルジドが向かったと思われる場所へと向かった。 そこはオズトロヤ城。ヤグード教団の本拠地である。敵陣のど真ん中に一人で突っ込んだというのか、彼は。 敵から隠れ、よけ、時には打倒し、オズトロヤ城を走り回り、ようやくあなたはアジドマルジドを探し出した。 「どうせ守護戦士のセミ・ラフィーナに、俺のあとをつけてこいとでも命じられたのだろう?」 ・・・どうやら来た理由はそうそうにばれていたようである。 彼は語る。神々の書は、初代の星の神子が後の子孫たちのために残した、予言による先出しの歴史書なのだと。 つまりそれが白紙になったということは・・・? 星の神子が何も語らない事に業を煮やした彼は、よりにもよってヤグード達の王から情報を聞き出そうと一人乗りこんできたという。 ・・・すさまじい勢いで魔法を飛ばしまくり、ヤグードの兵を蹴散らしながら王の前まで行ったらしい。よく処刑されなかったものだ。 セミ・ラフィーナに「アジドマルジドは確実に真実に迫りつつある」と伝えるように言い残して、彼はウィンダスへ帰っていった。 ウィンダスに戻ったあなたは、セミ・ラフィーナに事の顛末を報告した。 ウィンダスの法を乱すアジドマルジドに怒りを燃やすセミ・ラフィーナ。しかし、彼が迫りつつある真実とは何なのか。 答えはいまだ見えない。 そんな中、星の神子が星読みの儀式の最中に倒れた。どうやら何か恐ろしいことが起きようとしているらしい。 やはり闇の王が復活すると言うことだろうか?冒険者は一路、ジュノへ向かうこととなる。 以降、闇の王関連のストーリーが続きますが、wikiのジラートの幻影の項目に詳しく乗ってるので省略させていただきます。 416 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 35 16.15 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション後半いきます 闇の王を打倒し、ウィンダスに戻ってきたあなたを新たなミッションが待っていた。 依頼主はアジドマルジド。なんでもウィンダス周辺にあるホルトト遺跡の魔法塔を起動させたいらしい。 依頼通り、魔法塔を起動させたあなたは、口の院の人々からアジドマルジドがトライマライ水路の奥に向かった事、 そしてそれにより守護戦士たちが動き出したことを聞き、不安なものを感じてあなたはアジドマルジドを追った。 ウィンダスの地下をはしるトライマライ水路。その奥にアジドマルジドはいた。 「……しょうがないやつだな。いいさ、俺と行こう。……真実を見に……!」 そうして二人が訪れたのは満月の泉。ウィンダスの魔法力の源と言われている星月の光をたたえている聖なる泉である。 しかし…聖なる光を放つはずの泉は、光を失いただの泉と化していた。 「本来ならば、星月の光たたえるこの『満月の泉』が、その光を失ったから……」 アジドマルジドは一人納得している。どうやらあなたがジュノへ出発する前に、セミ・ラフィーナから受けた依頼。 あの時にヤグード王から聞き出した情報が満月の泉についてのことだったようだ。 「そこまでよ!」 突如、あなた達は守護戦士たちに取り囲まれてしまった。セミ・ラフィーナは言う。アジドマルジドはやりすぎたのだと。 天の塔の禁を破った罪で、アジドマルジドは魔術師用の牢獄『闇牢』へとつながれてしまうこととなり、 あなたはアジドマルジドの魔法によりその場から退避させられるのだった・・・。 しかし、その場を逃れたとはいえあなたがあの場に居たことには変わりなく、天の塔への出頭を命じられてしまった。 星の神子の元へ向かうと、『手の院』院長のアプルルがそこに居た。どうやらアジドマルジドの処罰について納得がいっていないようだ。 召喚魔法をもし使いこなせれば国防の大きな力になるのではと星の神子に訴えるアプルル。 しかし、星の神子は過ぎたる力は身を滅ぼすのだとそれを一蹴した。 立ち去るアプルルと入れ替わりに星の神子の元へ向かうあなた。 星の神子が言うには、闇王討伐という功績を省みて牢につなぐ事はしないものの、罪の償いとしてヤグードの聖者の招待を受けろという。 ウィンダス連邦とヤグード教団、お互いに最強の戦士同士がぶつかりあうことにより、信頼を確認し合うためという武闘会。 しかしそれは、負ければヤグードへの献上品を増やさねばならぬというどう考えても信頼確認とは程遠い戦いであった。 「私を恨んでいるでしょう。けれど、ただ一言、言わせてください。…どうか、お気をつけて……」 武闘会において、ヤグード代表の剣闘士「血化粧のブゥ・ショロ」を打倒したあなたは、オズトロヤ城にて聖者の宣誓書を受け取ることとなった。 ひと悶着あるのではないか?と警戒したが、受け渡しを担当した公正なるカー・トルは、何より公平であることを重視する人物であった。 敵でも味方でも公平に扱おうとする彼から宣誓書を受け取り、あなたはウィンダスへと帰国した。 戦いよりあなたの罪は許されたが、それは決して言論の自由が許されたわけではない。満月の泉で見たものについては、固く口を閉ざすように命じられた。 しかし、本当にそれでいいのだろうか。黙っていれば解決するような問題とも思えないのだが・・・。 417 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 35 44.60 ID HKHuEKFo0 アジドマルジドや光を失った満月の泉のことが気にかかりながらも、冒険者として活動を続けるあなたに新たなミッションが届いた。 ガードからミッションを受け取るとき、守護戦士がミッション内容を検閲しているという話を聞いた。どうやら以前のアジドマルジドの件で警戒しているようだ。 話を聞くと、今回の依頼主はトスカポリカ。以前の神々の書がらみのミッションの依頼者だ。なんでも書庫掃除を手伝ってほしいらしい。 それは冒険者の仕事なのだろうか?疑問に思いつつあなたは目の院に向かった。 しかし、あなたを待っていたトスカポリカの口から出てきたのは、思いもよらない言葉だった。 「ウインダス第6の院。……「心の院」へ向かってくれ。」 書庫掃除とは、守護戦士の目を欺くための真っ赤なウソ偽りだったのである。 なんでも心の院とは、院と名の付いているものの公共機関ではなく、英雄カラハバルハの個人的な研究室だったらしい。 星の神子から神々の書を預けられ、封印するようにと命じられたトスカポリカだったが、実物を見て神々の書が白紙になっていることを実際に目にした彼は 真実に目をそむけることが出来ず、あなたに依頼をしたのだという。 白紙になる前の神々の書は、その秘めた魔力ゆえに星の神子にしか開く事が出来なかったという。 しかしカラハバルハはそれを開き、研究していたという。彼の研究室なら、何か手掛かりが残っているのではないか?それが今回の依頼の理由であった。 部屋の鍵であるという目の院の指輪を受け取ったあなたは、トライマライ水路から入れるという心の院へと向かった。 トライマライ水路から心の院へ辿りついたあなたは、そこで星の神子と出くわした。 何故ここに星の神子が?混乱するあなたと同様に、星の神子も戸惑っていた。なんでも心の院と星の神子の部屋はつながっているのだという。 扉から入るための鍵である目の院の指輪は、なんでも20年前に失われたという。トスカポリカ院長はどこでそんなものを見つけたのだろうか。 これも星の導きかもしれないと、星の神子はあなたに心の院について話し始めた。 心の院は、召喚魔法を研究する場所であった。「自然に宿る魔法力」ではなく、「生き物の命」から力を引き出す魔法。 生き物から力を引き出し呼び寄せ、その生き物と同種の力を行使させる魔法。すなわち『召喚』魔法である、と。 目の院に戻ったあなたから話を聞いたトスカポリカは、自身が牢につながれる事になったときに、これを使って星の神子様に「おねがい」をしてほしい と神々の書を押しつけてきた。…それ、お願いじゃなくて脅迫とか言いませんか? 418 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 36 41.21 ID HKHuEKFo0 押しつけられた神々の書を持て余しているあなたの元に、新たなミッションが与えられた。 なんでも『鼻の院』院長ルクススが30年前の鼻の院研究員イルクイルの消息を追ってエルシモ大陸にわたってしまったから、 追いかけて呼び戻してほしいという。イルクイルといえば、闇の王ラオグリムと同じ調査隊に所属していた(詳細はジラートミッションにて) 人物である。彼とルクスス院長の関係は分からないが、受けた以上あなたはとにかく彼女を追いかけることにした。 カザムで情報を得て、ウガレピ寺院へと向かったあなたは、とある部屋でルクスス院長を発見した。 彼女が言うには、イルクイルはタルタル族の伝説を追っていたのだという。 遥か昔、生まれた地を追われたタルタルは、約束の地としてウィンダスに辿りついたという。ではその時導となったのはだれなのか? 伝承では「大いなる星」に導かれたというが、実際にはどうだったのだろうか? 他の研究者は、タルタルを導いたのは「大いなる星」でいいのだと、星に守られた民でいたいのだとそれを研究することはなかったという。 ならばこのウガレピ寺院にその答えがあるというのだろうか? そのとき、あなた達の目の前の一人の人間が現れた。彼女の名はグラビトン・べリサーチ。彼女は古代人であるクリュー人だという。 しかし彼女は記憶であり、思念がここにとどまってるだけであった。 彼女は言う。自分たちクリュー人がタルタル達と共にサルタバルタに辿りついたのだと。 そしてその際、ホルトトの遺跡を作ったのだという。降り注ぐ星月の光をエネルギーの変える塔こそがホルトト遺跡であるという。 「まがつみの玉」と共に、真実は伝えられているのではないか?とルクスス院長に問うグラビトン。どうやら彼女の事を星の神子と勘違いしているようだ。 そしてその理由はあなたが持っていた、白紙となった神々の書。 グラビトンは少しでも助けになればいいがと、神々の書に自身の力を注いでくれた。わずかな力ではあるものの、ここの神々の書がよみがえったのである。 グラビトンが姿を消した後、ルクスス院長は神々の書をアジドマルジドに見せるようにあなたに言った。 これを読むことを出来るのは彼しかいないからと。 そしてここで見たことは今だ秘密にしてほしいと。まだ、タルタル族がそれを知るには早過ぎる内容だからと彼女は言って去っていった。 確かに国家の起こりの伝承をひっくり返すような出来事だ。簡単に発表していい内容ではないだろう。 それに、今は他にやることがある。神々の書をアジドマルジドに見せなければならない。しかし今アジドマルジドは牢につながれている。 何か、いい手段はないのだろうか?事態はこうして手をこまねいている間にも確実に進んでいるというのに・・・。 とりあえずここまでで。続きは後で投下しますm(__)m 419 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 16 36 18.18 ID HKHuEKFo0 ミッション本筋からちょっとそれて、関連クエ スターオニオンズ団連続クエいっときます。 「正義と勇気とタマネギと!愛と夢のあるカギシッポ!」 ウィンダスの港の一角、倉庫裏であなたは子供たちが集まっているのを見つけた。 彼らは『スターオニオンズ団』、「悪い大人をこらしめる」事を目的とした、自称『正義の集団』である。 あなたは、そんな彼らの活動に巻き込まれる羽目になる。 ある日、「悪い大人」の一人である泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴを追いかけていたスターオニオンズ団。 彼女をとっちめるために彼らが向かったのは「オバケの家」。今は空き家となっている英雄カラハバルハの家だった。 オバケの家から出てきたナナ・ミーゴに「タマネギ爆弾」を投げつける子供たち。悶絶する泥棒ミスラ。 ブチ切れた彼女から逃げ出すスターオニオンズ団だったが、その際ピチチという少女が一つの玉を見つけた。 それは、カーディアンを作成する際、心臓部に用いるマジックアイテム『魔導球』であった。 きっと泥棒ミスラが『手の院』あたりから盗んだのだろうと当たりをつけたあなたとスターオニオンズ団は、 ナナ・ミーゴをとらえるべく「オバケの家」で張り込む事にした。しかし、泥棒ミスラには結局逃げられ、あなたたちは家の中に閉じ込められてしまった。 出口を探すスターオニオンズ団。その時、彼らの一人が棺のようなものを見つけた。 「し……、し、しししし……シタイがぁ……」 混乱する子供たち。その時、ピチチが棺の方へ歩みよった。 「死んだ人なら、危なくないよ?」「オバケなら、死んでないもん」 いろいろとすごい理屈である。それはともかく、彼女が棺の傍にきたその時、彼女が持っていた『魔導球』が反応を示した。 同時に、棺の中から一体のカーディアンが現れたのだった。長らく眠っていた彼は『魔導球』を取り込む事で今、よみがえったのである。 「あなたは……。 えーとえーと……。 オバケさん!」 「……ワタシ★ハ…… オバケ デハ アリマ★セン。 ジョーカー……。 カーディアン★ジョーカー……デス。」 どうやら彼の名はジョーカーというらしい。しかし、カーディアンの名はタロットの小アルカナかトランプのマーク。それに1~Aまでのナンバーが 割り振られているはず。彼はそのどれとも命名法則が異なっているようだが・・・。 ジョーカーのおかげで家から脱出出来たあなたたちは、ジョーカーを連れて港の倉庫へ戻ることにした。 目覚めたばかりで記憶があいまいなジョーカーだったが、あっという間に子供達に懐かれたようだ。 ジョーカーと子供たちは、出会ってわずかな時間ではあるが、すでに『友達』になっていた。 子供たちは彼を港の倉庫へ隠す。それはジョーカーが、『友達』が手の院につれて行かれるのを防ぐためであった。 ジョーカーの記憶を取り戻そうとしているある日、悪徳商人ホノイゴモイが彼らの元を訪れた。 なんでもジョーカーが取り込んだ『魔導球』は彼がナナ・ミーゴに依頼した品であり、それを落としたものをピチチが拾ったらしい。 私の物なのだから返せ!と子供相手でも容赦ないホノイゴモイ。困った彼らはジョーカーを一旦は隠そうとするものの、 結局「嘘はよくない」と真実を全て話すのだった。とりあえずカラハバルハの家に戻されることになったジョーカー。 その時、不意に彼の記憶がよみがえった。彼はあなたに「今解体されるわけにはいかない」とだけ告げ、立ち去る。 そのころ、港ではスターオニオンズ団が、急に現れた野良カーディアン達に襲われていた。 そこに駆け付けたジョーカーと、それを追ってきたあなた。彼らはジョーカーの事を『王』と呼んだ。 野良カーディアンの目的は、ジョーカーであったのだ。ジョーカーは彼らに子供達を解放するように命ずると、 彼らとともに去ろうとする。記憶を取り戻したジョーカーは、口調も雰囲気も以前とはまったく異なっていた。 「ジョーカーの仲間は俺達なんだよ!いっちゃやだよ!」必死に食い止めようとする子供たち。 ジョーカーは、子供たちの事を変わらず友と呼び、「いつか再び、君達のそばに戻る」とヤクソクし、 「約束は絶対に破らない」とスターオニオンズ団の鉄則に加えるよう告げると、今度こそ去って行った。 彼の約束が果たされるには、これから少し長い時間が必要となる。 420 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 11 56.29 ID HKHuEKFo0 あー勘違いしてました;上の記憶戻ったのは不意にではなく、ジョーカーの僅かな記憶を 頼りにプレイヤーが見つけてきた、ジョーカーのカードを手にしたからです。 記憶のバックアップみたいなものだった模様。 421 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 48 18.92 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション 後半 残りの部分行きます。 闇牢に捕らわれたアジドマルジドに神々の書を渡さなければならない。 しかし、その手段が一冒険者であるあなたに浮かぶわけもなく、あなたは発給されるミッションを黙々とこなしていた。 性別を偽って文通していたら、正体がばれそうになったというなさけない理由で姿をくらませた耳の院院長捜索の指令をこなし、 ウィンダスに戻ってきたあなたを待っていたのは、手の院院長アプルルからの指令であった。 『闇牢を破る時がきた。5つの院長の指輪を集めよ』 アジドマルジドを救出すると言うことか。しかし、このような内容の指令書、守護戦士たちに検閲されなかったのであろうか? ミッションを発給したガードはいう。これは守護戦士の検閲を受けていないものだと。 どうやらガード達の総意で、この指令書は直接あなたの元へ届けられたらしい。それに感謝しつつ、あなたは手の院へと向かった。 闇牢とは、魔力を吸収し続ける牢獄。大魔道士であるアジドマルジドでも長くは持たないだろうとアプルルは言う。 その前に彼を救出するために、必要な物を集めてほしいというのがアプルルの依頼であった。 必要な物とは、五院の院長が持つ指輪であった。院長の証明書のようなものであるその指輪は星月の力が込められており、 同じく星月の力で閉ざされている闇牢の鍵の変わりになるのだという。 最初は指輪を手に、一人闇牢をで開けにいった彼女だったが、彼女の前にウィンダス連邦政府元老院議員首席であるシャントット博士が現れた。 博士はアジドマルジドの師でもあり、彼の事を気にかけて様子を見にきたのだった。彼女がいうには、 アジドマルジド(とあなた)が魔道塔を復活させたことにより、一つの指輪では扉を開くには力が足りなくなってしまったのだという。 五つの指輪をそろえ、私の元に持ってくれば後は何とかすると言い残し、彼女は去っていったという。 422 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 48 42.62 ID HKHuEKFo0 アプルルの願いにこたえ、あなたは指輪を集め始めた。 アプルルの手の院の指輪を除き、残るは後4つ。 目の院院長トスカポリカは最初は断ったものの、アジドマルジドだけが復活した神々の書を読めると知り、 アジドマルジドが呼んだ内容を後で教えることを条件に指輪を貸してくれた。 耳の院院長は、以前発見された際にその原因となったのが耳の院の指輪のせいだと知ると、ぱぱっとあなたに指輪を押しつけてきた。そんなんでいいんだろうか。 鼻の院院長ルクススは、アプルルの助けになってやってくれと快く指輪を貸してくれた。 これで指輪は4つそろった。これで残るは口の院の指輪のみ。しかし口の院院長アジドマルジドは今闇牢の中に・・・。 彼の指輪はセミ・ラフィーナが回収したとアプルルから聞いたあなたは、彼女を追ってホルトト遺跡へと訪れた。 そこに居たのは、6体のエースの名を冠した上級野良カーディアンに囲まれているセミ・ラフィーナだった。 カーディアン達はいう。われらは「王」を抱いたのだと。セミ・ラフィーナは前手の院長ゾンパジッパが王か?と問うが、 カーディアン達は、奴は愚かな、罪深い道化師だと否定した。 そして、あなたに気づいたカーディアン達は、セミ・ラフィーナとあなたを力場でとらえると、処分しようと武器を構えた。 「……待て」 そこに、彼らの「王」が姿を現した。スターオニオンズ団と親しかったあなたは彼を知っていた。 あの時、野良カーディアンとともに去っていったジョーカー本人であったのだ。 彼はセミ・ラフィーナに、持っている指輪をあなたに渡すよう告げた。逆らえる状況でもなく、しぶしぶ指輪を差し出すセミ・ラフィーナ。 そして、彼女に「星の神子を黒き者から守れ」と告げた。黒き者、それは神出鬼没に現れるなぞの存在「黒き使者」のことであった。 過去に一度星の神子の前に姿を現したかれは、その後各国に現れては何かを探しているらしかった。わかっているのは、圧倒的な魔力を持つことだけである。 そしてジョーカーは、あなたこそが最も強き「導きの星」であるとつげるのだった。 「すべてが集えば、すべてが分かる。ただ、その「時」がくるかは、おまえたち人の力次第。「時」を作るのだ。」 ジョーカーが残したこの言葉の意味は一体なんなのであろうか・・・。 ついに5つの指輪がそろった。シャントット博士に指輪を見せると、彼女は、 「……よくやりましたわね。けれども、冒険者ごときが、5つの院長の指輪をこのように揃えるなんて。恐ろしいことですわ。 それに今回のことは、ウィンダスの歴史に残るような、かなりの事件になるでしょう。」 などとさも他人事のようにおっしゃってくださいました。いろいろ危険な気もするのだが・・・。 アプルルの罪を軽くさせるために、他の院長を巻き込んだなど、嘘か本当かわからないような事をいいながら、 彼女は一つの手袋を作り上げた。その名は常夜の手袋。人一人の身に余る、5院の指輪全てを束ねた星月の力を御すためのものである。 アプルル院長と闇牢の前で落ち合い、常夜の手袋の力で扉を破ると、中で意識を失っているアジドマルジドを発見した。 どうやらまだ命に別状はないようだった。 目を覚ましたアジドマルジドは、黒い生き物が来たと、何かを探しているらしかったと言った。 黒き使者がここにも訪れたのだろうか? その時、アルドマルジドはあなたが持っていた神々の書を見つけた。 文字がよみがえったと聞き、思わず書を開くアルドマルジド。しかし、書からの魔力によって昏倒してしまった。 あなたはあわてて、アプルルとアルドマルジドを担ぎ出すのだった。 シャントット博士が診察したところ、何も手だてはなく、アルドマルジドが自力で目を覚ますのを待つしかないという。 今はあなたに出来ることは何もないようだ。アプルルから報酬を受け取り、あなたは手の院を後にした。全ては、彼が目覚めてからになるだろう。 なお、常夜の手袋はシャントット博士預かりとなった。なんでも指輪が抜けなくなってしまったらしい。・・・大丈夫なんだろうか。 425 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 48 13.89 ID HKHuEKFo0 あれからしばらくして、アジドマルジドが目を覚ましたらしい。 あなたは、アプルルに呼びだされて手の院へと向かった。 結構元気そうなアジドマルジド。彼がいうには、あの時神々の書に書かれていた全てが見えたという。 どうやらこのままではウィンダスは滅んでしまうというが果たして・・・。 詳細を聞こうとしたその時、部屋にセミ・ラフィーナが乱入してきた。 しかし様子がおかしい。アジドマルジドを捕まえに来たわけではないようだ。 「黒き使者が現れた!一緒に来てくれ!」 なんと黒き使者が神子の部屋に現れ、魔力によってセミ・ラフィーナは締め出されてしまったらしい。 封印を破るために彼女と共に天の塔へと向かうあなたとアジドマルジド。 星の神子の部屋に駆け付けると、今まさに黒き使者が星の神子に迫っているところだった。 アジドマルジドとセミ・ラフィーナの攻撃を意にも介さず、黒き使者は神子を見つめると、そのまま去っていった。 アジドマルジドは言う。奴の力は星月の力だと。大いなる獣、フェンリルと同質の力を奴は行使していたと。 満月の泉に住まうという神獣フェンリル。しかしあなたが以前満月の泉を訪れたときには、フェンリルはどこにもいなかった。 これは一体どういうことなのだろうか? 神々の書の全てを知った。だから、真実を語ってほしいというアジドマルジドに折れ、星の神子はついに全てを語り始めた。 歴代の星の神子が行ってきた予言『星読み』とは、ウィンダスの始まりの星の神子が満月の泉で行った予言『月詠み』の結果を読み取るということ。 歴代の神子はそれを元にウィンダスを導いてきたのだ。しかし、今代の星の神子の時、異変は起こった。 彼女が読み取った未来は『滅び』。ウィンダスという国の滅亡であった。 彼女はフェンリルに何か手だてはないか尋ねに赴いた。しかし、彼の返答は一つ。「滅びを回避しようとしても無駄である」と。 そして大戦がはじまり、ウィンダスという国は滅亡の危機に瀕した。本来ならば、この国はそこで滅びていたのだという。 しかしその運命を変えたのが、英雄カラハバルハであった。彼は星月の意思を捻じ曲げる業として、神獣の意思と力を操る召喚魔法を完成させた。 そして、首都防衛の決戦において、フェンリルを召喚した。ところが、首都を守り抜くことには成功したものの、 神獣を支配するという荒技に耐えきれなかったカラハバルハ、そして召喚によって彼とリンクしていたフェンリルは、そこで命を落としたのだという。 そしてウィンダスから星月の加護は失われ、ホルトト遺跡は止まり、ウィンダスの土地は少しずつ衰退していった。 同時に、初代星の神子の月詠みの予言は失われ、現星の神子は星読みの儀式で、失われた月詠みの予言を読むふりをし続けてきたのだと告げた。 「映る未来など、何もないのだから・・・」彼女はそう言って全てをあきらめた様子だった。しかし、アジドマルジドは言う。 「平和が約束されていないということは、滅びも約束されていないということだ!俺達は自分で光をつかまないと・・・!」 その言葉に、星の神子ははっとし、そしてカラハバルハの叡智を求めるアジドマルジドに、カラハバルハの残した全てを託したのだった。 カラハバルハの残したものはアジドマルジドに任せるしかない。天の塔を後にしたあなたを待っていたのは、アプルルの新たな依頼だった。 「お父さんが生きているかもしれない・・・」 20年前、カーディアンの反乱の際行方不明になったという前手の院長にして二人の父、ゾンパジッパ。 世間では反乱の首謀者では?などと言われていたが、真実は謎のままであった。 しかし最近、鼻の院元院長でマンドラゴラの研究をしているヨランオラン博士が、ある物を冒険者から手に入れたという。 それは手紙であった。そしてそれは、ゾンパジッパが書いたと思われるものだった。 発見された場所はボヤーダ樹。樹齢数万年とも言われる、聖地ジ・タ最大の樹木の内部である。 もし父が生きているなら、探し出してほしいというアプルルの依頼で、あなたはボヤーダ樹の内部へと向かった。 マンドラゴラの群れをかき分け、ようやく見つけた牢獄に、ゾンパジッパは居た。 なんでも監禁された振りをして、自主的にここで研究を行っていたらしい。・・・どう見ても強がりにしか見えない。 それはそれとしてあなたは、彼にカーディアンの反乱理由などを聞いてみることにした。 426 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 50 32.23 ID HKHuEKFo0 なんでも、初期型のカーディアンは戦時中であったらめ、軍隊として運用する必要があった。 それ故、本来ならばマスターをゾンパジッパと登録するはずだったところを、 製作者ゾンパジッパ>統率用のエースナンバーのカーディアン>上位のナンバーのカーディアン>下位のナンバーのカーディアン と段階的な指揮系統を作成し、それを彼らに登録したのだという。 ところが、当時ホルトト遺跡を研究していたカラハバルハがカーディアンを何体か借りうけたいと申し出てきた。 ゾンパジッパは、彼のためにエースナンバーのカーディアンのマスターとして追加でカラハバルハを登録した。 ところが、カラハバルハはその技術を元にカーディアン「ジョーカー」を作り、エースカーディアンの上位指揮権を与えた。 そしてジョーカーにホルトト遺跡の全てを任せたのだという。 しかし、カラハバルハは20年前の戦いでフェンリルと共に命を落とした。 問題はその後である。カーディアン作成とは、命を吹きこむ技術を元としている。 命を「作り出す」のではなく「吹きこむ」。ようはカーディアン達は生命として独立しているわけではなく、作成者とリンクしているのだ。 故に作成者が死亡すれば、作成されたカーディアンも機能を停止する。そのため、当然ジョーカーも機能を停止したのだった。 これで混乱したのはエースナンバーのカーディアン達である。 自身の上位の指揮権を持つジョーカーが停止したが、自分たちは停止していない。本来ならば、旧カーディアン達はゾンパジッパが作成したため、 上位ナンバーが作成者死亡で停止する=自分たちも停止する。となるはずなのである。 しかし、自分たちはいまだ稼働している。この矛盾を解決するために、カーディアン達が取った行動が、「ジョーカーの復活を目指す」ことなのである。 その結果が反乱であり、ゾンパジッパの監禁の理由だったのだという。 427 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 50 51.28 ID HKHuEKFo0 カーディアンの反乱の理由は判明した。ではジョーカーが復活した今カーディアン達はどうするのだろうか? 「死んだカーディアンが生き返ったというならば、大変なことが起きているはずだぞ!」 あなたから、ジョーカー復活の顛末を聞いていたゾンパジッパは急に声を荒げた。 彼は真剣な表情で話し始めた。 「いいか?理解する頭がなくとも、一度言ったら二度と言わぬからよく聞けよ。無機物に「命」と「意思」を与える魔法には重大なる決まりがある。」 一つは、さっきも言った通り、術者が死ねばその手で命を吹き込まれた無機物もまた停止するということ。そして・・・。 「死んだ無機物を生き返らせてはならない。生き返らせたならば死した術者も「死の虚無」から呼び戻される。」 ジョーカーが生き返ったならば「カラハバルハも生き返っている」はずだというのだ。 ならば、その生きかえったカラハバルハは一体いずこに? ゾンパジッパから、反乱理由やカラハバルハの復活などについて詳細につづられた手紙を受け取ったあなたは、アプルルの元へと戻った。 ・・・どうやらゾンパジッパはこのまま残るようだ。・・・いいんだろうか。 アプルルに手紙を渡すと、ちょうどアジドマルジドも心の院から戻ってきていた。 彼らは手紙を読み、ジョーカーの正体を知った。 「カラハバルハが復活したなら、何故神子様の前に姿を現さない・・・?」 「俺たちの前に、姿を現すことができない理由があるのか、それともなにか企んでいるのか……?」 ふとアジドマルジドは思い出した。 「召喚・・・そうだ。召喚だ。」 カラハバルハが目指したのは完全召喚だった。それは、力を借りるのではなく、完全に支配する召喚魔法。 もしそれが成功していたというのなら、カラハバルハが死んだとき、たしか・・・ 「だとしたら、よみがえったのかカラハバルハだけではなく・・・?」 どうやら少しずつ全貌が見えてきたようだ。あなたはアジドマルジドと満月の泉の星の神子の元へ急いだ。 星の神子は満月の泉に居た。自分はカラハバルハの死と、光を失った満月の泉を見て希望を失ってしまっていたのだと、 未来を見ることをやめてしまっていたのだと、傍に控えるセミ・ラフィーナに悔いていた。 セミ・ラフィーナは星の神子に言う。自分を責めないようにと。ウィンダスの人々はあなたのおかげで平穏に暮らせていたのだと。 その言葉を受け、星の神子は今こそ真に自分たちが進む先を見極める決意を固めた。その時・・・。 「……そう、それこそがそなたたち人に必要な「意志」……。」 「!?」 突如現れたジョーカーに魔法を受けるセミ・ラフィーナ。彼女の姿はその場から掻き消えた。 「まさか、あなたは・・・!」 星の神子は、ジョーカーの正体を察したようだった。ジョーカーは、セミ・ラフィーナは他の場所に飛ばしただけだといい、 星の神子にここに来た理由を話し始めた。 彼が言うには、カラハバルハが死んだとき、神子が願った彼への救い。わずかに残っていた星月の力がそれを聞き届けた。 その小さき願いの星が、ウィンダスに再び星月の加護を取り戻させようとしているのだと。その「時」を導こうとしているのだと。 しかしそのためには、分かたれた己と、今一度、強い星の神子の願いが必要なのだと。 「神子さま・・・!」 そこに駆け付けたあなたとアジドマルジドにジョーカーは告げた。 「さぁ、願いの星よ。我は、そなたの最後の導きをここで待つ……。「黒き使者」を再び、この星月の地へと導け……!奇跡の「時」を起こすのだ……!」 428 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 20 22 58.68 ID HKHuEKFo0 一度ウィンダスに戻ったあなたは、天の塔に呼びだされた。 そこで待っていたセミ・ラフィーナは、ヤグード達がホルトト遺跡をよこせと言ってきてることを教えてくれた。 なんでも不可侵条約には、中央塔を動かさないという取り決めがあったのだが、それをアジドマルジドが動かしてしまったため、 そこをつっついてきているらしい。しかし、首都の喉元を明け渡すわけには当然いかない。今はまず、星の神子を救出するのが先だと、 あなたとセミ・ラフィーナはアジドマルジドの元へ向かった。 カラハバルハの研究室には、アジドマルジドとアプルルがいた。 アジドマルジドが語るには、黒き使者はカラハバルハであるということだった。 それと同時に彼は、フェンリルでもあるという。死の瞬間、完全召喚でリンクしていたカラハバルハとフェンリルは、 ほぼ同一の存在と化しており、それが混ざり合っているのだという。 今まで出そろった情報をまとめるに、ジョーカーこそがフェンリルであり、そこにはカラハバルハも混じり合っている。 また、黒き使者はカラハバルハであり、同時にフェンリルも混ざり合っているのだろう。 故に、彼らは一つに戻る事を望んでいるのではないだろうか。しかし、何のために? 「自分を死に追いやった神子様を恨んでいるとか?」 理由はまだ分からない。しかし、彼はそういった怨みや怒りの感情を見せてはいなかったようだが・・・。 黒き使者を満月の泉に呼びよせるための手段として、アジドマルジドが示したのは、古の民が残した歌だった。 クリュー人がフェンリルを導くのに使った歌。黒き使者がフェンリルでもあるのならば、これに導かれるに違いないという。 あなたは、三つに分割されて三つの遺跡に残された曲を全て回収しに向かった。 それを見送った後、アジドマルジドはセミ・ラフィーナにヤグードの急襲に備えるように伝えた。今、せめてこられたら星の神子不在の ウィンダスはひとたまりもないだろうと。 そうならないように頼む、とセミ・ラフィーナは防衛の準備に向かった。今、ここにようやくウィンダスの守護者二人が手を取り合った。 アプルルは、強い星月の力をながせば、少しならばカーディアン達の動きを止められるかもしれないとアジドマルジドに伝えた。 無茶するなよとアジドマルジドはいうものの、アプルルは絶対についていく気のようだ。 研究室から走り去るアプルルを見送りながら、アジドマルジドは一つの疑問を抱いていた。 (天才であるカラハバルハが、完全召喚の末に自身が死ぬ事を予測できなかったのか・・・?) 429 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 02 03.23 ID HKHuEKFo0 曲を集め、戻ってきたあなたを待っていたのは、ヤグード達が不可侵条約破棄の予告をしてきたという知らせだった。 それはすなわち、ヤグード達による戦線布告が近いということだった。もう猶予はないだろう。 そしてアジドマルジドが言うには、それはジョーカーの命の期限ともイコールであるのだという。 死者の人形。死んだ術者が作り上げた人形を強制的によみがえらせることによる反魂の法は、決して万能な死者蘇生術ではないのだという。 よみがえった人形が生きられるのは、生前に人形に術者が込めた命の分だけ。人形による死者蘇生とは、 正しくは人形に寿命を切り取って保存しておくというのに近いのだという。 そしてジョーカーがスターオニオンズ団に復活させられた日から計算すると、命のストックはもうすぐ尽きようとしているのだという。 当然ジョーカーやカーディアン達もそれに気づいているはず。 おそらく、ジョーカーとヤグードは何らかの取引をしていたのだろう。もしかしたら、カーディアン達が発破をかけるためにヤグードを けしかけたのかもしれない。そして、ヤグードはジョーカーが死ぬのを待っているのだろう。 どっちにしろもう時間はあまりのこされていないようだ。 そこへアプルルがやってきた。シャントット博士らに協力してもらい、カーディアンの動きを封じる道具を作ってきたのだという。 準備は整った。あなたは決着をつけるため、みんなと共に満月の泉へと向かった。 満月の泉には、多くの野良カーディアン達がいた。そしてその奥にジョーカーと星の神子がいた。 あなたはジョーカーに促され、古の歌を奏で始めた。満月の泉に曲が響き渡り、それにみちびかれ黒き使者が現れた。 「分かたれた我よ……今こそ一つに…」 一つに戻ろうとするジョーカーと黒き使者。しかし、黒き使者が放つ力に影響されたのかカーディアン達が暴れだした。 あなたは、暴れる彼らから神子を守るために武器を構えた。 暴れるカーディアン達をとりあえずは退かせたものの、カーディアン達の暴走は止まらない。 「静まれ、静まるのだ……!」 暴走している彼らには、ジョーカーの制止も届かないようだ。その時、 「止まって、子供たちよ!」 アプルルが、持ってきた道具を空中に放りなげた。瞬間、放たれる星月の力。 カーディアン達はその力に影響されて、次々に一時機能停止に追い込まれていった。 黒き使者には、自我と呼べるものがほとんど残っていないらしく、そのあふれるだす魔力でひたすらに暴れているようだった。 今度はワイバーンとマンティコアを召喚しだす黒き使者。どちらも強大な力を持つモンスターだったが、 あなたとアジドマルジドの手によって打倒された。 その時、カーディアン達の束縛がとけ再び動き始めた。また戦わなくてはならないのか!? 「心配はいらぬ」 ジョーカーはそう言った。もう黒き使者に魔力は残っていないのだと。 そしてジョーカーは星の神子に後の事を託すと、今度こそ本当に黒き使者と一つになるのだった。 純粋な星月の力と化すジョーカー。そして・・・ 「星月よ、私の願いを聞いて・・・。この約束の地に、神獣フェンリル様の息吹を!」 神子の願いにこたえるように星月の力は形を持って行き・・・。 「人よ、そう、それこそが未来を創る力なのだ。」 大いなる月の獣。神獣フェンリルが今、満月の泉に復活したのだった。 430 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 02 31.79 ID HKHuEKFo0 天の塔に戻ってきたあなたにアジドマルジドは語り始めた。 あの場に居たカーディアンやジョーカーはただの人形に戻ってしまったこと。 星の神子が、星月の力とまがつみの玉の力を全て使って神獣フェンリルをよみがえらせたことを。 すなわち、それこそが月詠みだったのだと。 セミ・ラフィーナはヤグード達に書状を突き付けてきたという。神獣フェンリルが復活した以上、彼らがホルトト遺跡に口出しをすることは させないと。上位の野良カーディアン達が機能停止した今、ヤグードたちもそう簡単には不可侵条約破棄には動かないだろう。 星の神子は、神獣フェンリルの心があなたにも聞こえただろうという。フェンリルは、ウィンダスの未来を、ウィンダスの始まりを約束してくれたと。 だがそれは始まりだけ。星月の加護は取り戻したものの、まがつみの玉は力を失い、月詠みも星読みも行うことは出来なくなってしまったという。 しかし星の神子は、今までとは違った明るい表情でこういった。 「この先何が起こるのか、私は知ることが出来なくなった。星の導きを失ってしまった。だけど・・・。」 「私はウィンダスの民達に導かれる。何よりも、ウィンダスの民が幸せであるように道を探して進むのが私の役目」だと。 もう、ウィンダスは大丈夫だろう。遥か昔に定められた未来をなぞるのではなく、自分たちの手で、進むべき未来を切り開いて行ける。 「さぁ、共に行きましょう。すべてが終わり、すべてが始まった・・・」 未来を導く星。それすなわち、一人ひとりの意思である。 431 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 12 40.32 ID HKHuEKFo0 以上でウィンミッション終了ですが、実際のストーリーはもう少し続きます。 サブイベント 月の導き カーバンクルの紅玉に導かれ、あなたは6体の召喚獣の息吹を集めることになった。 六つの息吹を集めたその時、紅玉は月の呼び玉へと変じた。 カーバンクルは訴える。息吹をフェンリルの元へと。 満月の泉。黒き使者との戦い以来、久しく訪れてなかったそこへあなたはやってきた。 カーバンクルの呼びかけと六つの息吹の力によって神獣フェンリルが姿をあらわす。 フェンリルは、あなたの力を試すというと襲いかかってきた。 辛くもフェンリルを退けると、彼は「あの子らに、これを頼む。約束を待つ、小さななあの子らに……」 そういってあなたに力を失い、からっぽになった魔導球を渡して姿を消した。 432 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 46 15.49 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション+スターオニオンズ団エピローグ からっぽになった魔導球をあなたは子供たちに届けた。 子供たちは、それを見て、ジョーカーは死んだと、壊されてしまったと嘆き悲しんだ。 そんななか、団長のコーロラコロは叫んだ。 「ジョーカー、死んだりなんかしてないよ!」 なぜなら彼は戻ってくるのだと“ヤクソク”したのだからと・・・。 そこにピチチが言う。「オバケさん、戻ってきたね。」と 次の瞬間、からっぽの魔導球が光を放ち、空に無数の流星が瞬いた。 声が響き渡る・・・。 「子供たちよ…お前たちの生きる時、生きる街、すべてを。見ているよ・・・。我はこの地に戻ってきたのだから・・・」 それは、フェンリルとなったジョーカーの、大切な友達への言葉だった。 空を仰ぎ見ることもたち。彼らはジョーカーに誓った。自分たちも空を、街を、みんなを全部全部見ていくよと。 自分たちは正義のスターオニオンズ団だってことを、ずっと忘れないでと。 子供たちとジョーカーの約束は、今ここに果たされたのだった。 (fin) 433 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 49 05.58 ID HKHuEKFo0 以上でウィンダスミッションと関連クエ終了です。 444 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/31(土) 17 18 24.15 ID N/3Ok3sz0 忘れていたのでウィンミッション補足を; 結局、一連の騒動とは何だったのかというと 初代ウィンダスの神子、月詠みの儀式でウィンダスの未来を予言し定める。 (フェンリルの星月の加護により、この予言は『願い』として成就される確実なものと なる。この願いをかなえる儀式が『月詠み』) で、その時に滅びを恐れた神子はウィンダスの滅亡を予言してしまい、それまでも『願い』として確定 現星の神子はそれを読み取って絶望し、当時恋愛関係にあったと思われるカラハバルハに相談。 彼はフェンリルが生きている以上、月詠みによる『願い』の成就の破棄は不可能と知る。 かといってフェンリルを殺すことは神を殺すということであり、難しいなんてものではなく、 更にフェンリルが死ねば加護の消滅によりウィンダスは結局滅びるというどうしようもない状況。 それを覆すための一手がフェンリルの完全召喚。フェンリルを召喚し、その力を持って 予言された戦争によるウィンダスの滅亡を回避、更に自身が耐えきれなくなってフェンリルとともに死亡する ことにより神殺しを為し、『願い』を破棄。 そのままでは加護を失ったウィンダスは滅びるので、今度は魔法人形のルールによって 自身=フェンリルを蘇生。そのままでは寿命の問題で消滅するので、星月の力と によってフェンリルが加護を与え続けることを神子が『願い』それをかなえさせた。 人形の蘇生はカラハバルハが作ったカーディアンにジョーカーを関連づけることによって 彼らに行わせる(実際は子供たちが行ったが)。 という英雄カラハバルハが自分の命をかけて国を救うために行った、一世一代の大博打。それが 成就される流れがウィンダスミッション。 当然カラハバルハ本人は死ぬこと前提で、更に生き返った後もフェンリルの巨大な自我に飲み込まれて ほとんど残らない(黒き使者に自我がほとんどなかったのはそのためかと) という完全に自分を犠牲にした策であった模様。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/12188.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 FINAL FANTASY TACTICS タイトル FINAL FANTASY TACTICS ファイナルファンタジータクティクス 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00770~1 ジャンル シミュレーションRPG 発売元 スクウェア 発売日 1997-6-20 価格 6800円(税別) タイトル FINAL FANTASY TACTICS SQUARE MILLENNIUM COLLECTION 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02768 ジャンル シミュレーションRPG 発売元 スクウェア 発売日 2000-6-29 価格 3800円(税別) タイトル FINAL FANTASY TACTICS PS one Books 機種 プレイステーション 型番 SLPS-91435 ジャンル シミュレーションRPG 発売元 スクウェア 発売日 2001-12-20 価格 2500円(税別) ファイナルファンタジー 関連 Console Game FC ファイナルファンタジー ファイナルファンタジー II ファイナルファンタジー III ファイナルファンタジー I・II SFC FINAL FANTASY IV ファイナルファンタジー IV イージータイプ FINAL FANTASY V ファイナルファンタジーUSA MYSTIC QUEST FINAL FANTASY VI PS FINAL FANTASY VII FINAL FANTASY IV FINAL FANTASY TACTICS FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL FINAL FANTASY V FINAL FANTASY VIII FINAL FANTASY VI FINAL FANTASY COLLECTION FINAL FANTASY IX FINAL FANTASY FINAL FANTASY II FINAL FANTASY I・II Premium Package GC FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Wii FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Echoes of Time FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES THE CRYSTAL BEARERS Handheld Game WS FINAL FANTASY FINAL FANTASY II FINAL FANTASY IV GBA FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE FINAL FANTASY I・II ADVANCE FINAL FANTASY IV ADVANCE FINAL FANTASY V ADVANCE FINAL FANTASY VI ADVANCE 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1501.html
ファイナルファンタジーXI、ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影 part1-261:「闇の王」に関する話から「ジラートの幻影」の冒頭までの要約 part1-371,384,433:「ジラートの幻影」(途中まで)の要約 part3-627~629:「闇の王」「ジラートの幻影」の要約 part12-89~100,125~133:「前史と世界観」「闇の王」「ジラートの幻影」の詳細なまとめ part59-412~433,444:ウィンダス連邦に関するミッション 261名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/19 01 17 ID GL9BL9Ay かつて、神々の楽園に入ろうと試み神の怒りにより滅んだ古代人、ジラート。 そしてその荒廃した世界に悲しんだ女神アルタナがこぼした5つの涙より5つの種族が生まれた。 しかし、男神プロマシアの呪いにより、5つの種族は互いに争いあうようになってしまった。 またプロマシアは人々に敵対する新たな種族を創造する。「獣人」である。 そして現在、ヴァナディールには4つの国が存在していた。 魔道の力に優れるタルタル族と南の大陸エルシモ島に住むミスラ族のウィンダス連邦。 誇り高きエルヴァーン族のサンドリア王国。 「人間」と共通点の多いヒューム族と巨大な体躯を力を誇るガルカ族のバストゥーク共和国 そして謎の多いジュノ大公が興した国、ジュノ大公国。 そんな中、極寒の地バルトニアに「闇の王」と名乗るものが現れた。 闇の王は各地の獣人たちをまとめ上げ、襲いかかってきた。 対する各国は当初、苦戦を強いられたものの、ジュノ大公の提唱により「アルタナ連合軍」を結成、 闇の王の軍勢を北方のズヴァール城にて討ち取る事に成功する。 後に「クリスタル戦争」と呼ばれる戦いである。 その後、各国の交流は活発となり、世界中を旅する「冒険者」と呼ばれる者たちが多数現れる。 冒険者達は冒険の中で本来あまり知能に優れていない獣人達が組織的な行動を起こしている事や 獣人達が自らでは開発しえない兵器を用いている事など、黒幕的存在がいる事に気づき始める。 そしてその正体は北のズヴァール城にて復活を遂げた「闇の王」であった。 冒険者達は死闘の末、闇の王を打ち破ることに成功する。 闇の王の正体はかつてミスリル銃子隊としてズヴァール探索に赴いたガルカの戦士、ラオグリム。 ラオグリムは語る「俺は仲間に裏切られ、憎しみの化身、闇の王となった」と… そんな中、ジュノ大公であるカムラナートが突如姿を消す。 探索を続ける冒険者は古代の民の意識体であるというグラビトン・ベリサーチ(トンべリ)なる人物より 「ジュノ大公達は古代ジラート人の王子であり、神の扉を再び開こうとしている」なる情報を得る。 ここまでやって引退した… 続きが知りたい(´д`) 371名前:攻略さん ◆TMvq.rbHAM投稿日:03/11/20 18 03 ID FZvdpNuQ FF11ジラードの幻影編 冒険者(プレイヤー)たちは、くギルガメッシュとカザム族長に会い、ジラードの謎を解明するよう頼まれる(たしか)。 かつてギルガメッシュが出会ったという不思議な老人を求めてウガレピ寺院と怨念洞を訪れる冒険者たち。 そこで待ち受けていたのは、3匹のトンベリだった。なんとか倒すことに成功すると、不思議な老人が出現する。 老人の口から開かされる真実。このトンベリたちは、怨念によって姿変わり果てたかつてのジラードの民。 そして、ジラードの民の王子であるカムラナートとエルドナージュ兄弟がクリスタルの力を使って、 人間たちを新らしい世界へと導く「神の扉計画」を再び実行しようとしていることを。 計画を阻止すべく古代碑を巡礼し、古代神殿の廃墟へと向った。 そこで出会ったジラードの民の亡霊(?)から更なる真実を聞かされる。それは、 ①ゲートクリスタルのある遺跡(ホラ・デム・メア)がクリスタルエネルギーを集めるためのものであること(記憶曖昧です)。 ②さらに、各地に存在する遺跡と同じ材質(サーメット)で出来た白い建築物(通称骨山)が、 遺跡で集めたエネルギーをデルクフの塔へと送るためのクリスタルラインであること。 ③それらは、神の扉計画のためにジラードの民が過去に建築したということ。 ④そして、神の扉計画がデルクフの塔に集めたエネルギーで神の扉があるトゥーリアを浮上させる必要があること。 ⑤すでにジラード兄弟の手により浮上は始まっていること(ここも曖昧です)。 だった。早速、トゥーリアの浮上を阻止すべくデルクフの塔へ向かう冒険者たち。 そこで待ち受けていたのはジラード兄弟のカムラナートだった。 辛くもカムラナートを倒すことに成功したが、そこでエルドナージュが登場。 エルドナージュは実の弟であるカムラナートに用済み宣言。 シモベであるアークエンジェル(クリスタルの戦士)の5人によりトドメをささせてしまった。 そしてエルドナージュの手により浮上するトゥーリア。 冒険者一行は、エルドナージュの野望を阻止すべくトゥーリアへの行き方を探した。 ギルガメッシュの助言を経て、青水晶を入手、神の間を通ってトゥーリアへと向かった。 トゥーリアで待ち受けていたのは、エルドナージュのシモベ、アークエンジェルの5人。 これも撃破することに成功した主人公たちはエルドナージュの元へと向かうのだが・・・。 この後、宿命の座でエルドナージュを倒すとジラード編完了なのですが、 私はここまでしかプレイしてませんので分かりません(´・ω・`) 分かる人いたら補完お願いします。 384名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/20 20 20 ID YE97pRx2 http //www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/9303/menu.htm FF11なら一応まとめ(?)サイトとかあった気がする。 登場キャラと世界観掴めば楽しめなくもないんじゃない? 433名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/21 15 53 ID vBA43fo6 384 そのページは更新が止まってるので、こっちの方がいいと思う。 FF11の世界設定を語ろう ttp //tamtamtam.hp.infoseek.co.jp/ 627 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 03 ID 3JLmoxaY FF11全ストーリー要約(含ジラート以前) かつてジラートと呼ばれる古代文明がヴァナ・ディールの地を席巻していた。 ある時ジラートの兄弟王子の兄がクリスタルの力に触れ 神々の住まう地「真世界」のヴィジョンを見た。 魔力の強かった兄王子をアンテナにしてそのヴィジョンを共有したジラート人たちは 大地深くに眠るといわれる5つの巨大クリスタルの力を汲み上げ、 「神の扉」浮島トゥー・リアに収束し「真世界」への道を開く計画を実行に移す。 しかし、ジラート人の一部、クリュー人はその計画がもたらすだろう ヴァナ・ディールの崩壊を防ぐため、クリスタルの力を暴走させ阻止する。 だが、その結果ジラートは滅亡し兄弟王子は生き残ったものの トゥー・リア制御装置の役割を帯びたデルクフの塔深くに眠ることとなった。 一万年の時が過ぎた。 5つの巨大クリスタルの暴走は生き残ったジラートの民に影響を与え 各々のクリスタルが有する特性を基に5つの種族にその姿をかえさせていった。 またそれと共に5種族は心の内面に抱えた闇を増幅させることとなった。 現在ではエルヴァーン族の「サンドリア王国」 ヒューム族とガルカ族の「バストゥーク共和国」 タルタル族とミスラ族の「ウィンダス連邦」 の三国と三者の中間に位置する「ジュノ大公国」でヴァナ・ディールの地は成り立っていた 628 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 05 ID 3JLmoxaY 30年前、北方の地ザルカバードの地下に眠る巨大な力の調査が3カ国合同で行われた。 その際、種族の確執に端を欲した事件が発生する。 調査隊のガルカ族、その種族の記憶を語り継ぐラオグリムがヒューム族に殺害されたのだ。 だが、死に際し巨大なクレバスに落ちたことで地下に眠る力… ジラート人が利用したクリスタルの力に触れ、その憎しみを触媒として 彼は新たな命を手に入れた。即ちヴァナ・ディールにおける恐怖の象徴、「闇の王」の誕生である。 「闇の王」は獣人たちを恐怖によって取り込み、後に「クリスタル戦争」と呼ばれる 凄惨な戦争を四カ国を相手取り起こすが、 結局20年前にガルカ族の暗黒騎士、ヒューム族の戦士をはじめとする混成部隊に敗れた。 (小競り合いを続けていた三カ国をまとめたのはジュノ大公国によるところが大きかった。) しかし、これこそがヴァナディールの真の危機の始まりであった。 ラオグリムが闇の王となった時、クリスタルのエネルギーにノイズが生じ ジラートの兄弟王子が一万年の眠りより目覚めたのである。 629 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 10 07 ID 3JLmoxaY そして現在…世は冒険者の時代。 三国のうち一国に所属する主人公は、所属国のさまざまな依頼にこたえていく最中 闇の王の復活を察知し、復活の場に赴きクリスタルの力から開放しラオグリムを正気に戻す。 だが、それが結局はクリスタルのノイズを消失せしめる結果を生じさせ 既に蘇っていたジラートの兄弟王子にして現ジュノ大公とその兄弟による 真世界に至る計画を復活させることとなる。 真相を知った主人公は制御装置たるデルクフの塔で、兄弟王子の弟「カムラナート」を葬るが 兄王子「エルドナーシュ」によって神の扉、トゥー・リアは再び蘇ってしまう。 計画を阻止するためトゥー・リアに乗り込み、 エルドナーシュの放った、現行人類より遥かに強いクリスタルの影響を受けた5種族の戦士こと、 「クリスタルの戦士」を撃破し、エルドナーシュに挑む主人公達。 激闘の末エルドナーシュを倒したものの、彼は最期にこのヴァナ・ディールを道連れにしようと 一万年前と同様クリスタルの力を収束、暴走させようと試みる。 しかしそこに志を同じくする女冒険者ライオンが自らの身体をノイズとして投げ出し すんでのところで暴走は回避される。 なおも諦めないエルドナーシュだったが、 そこに現れたヴァナ・ディールの女神を信奉する古の巫女イブノイルの言葉に諭され消滅していく。 ヴァナ・ディールの地はこうして歴史には現れない、一握りの冒険者達によって救われた。 しかし楽園を求めるものがいる限り、運命の歯車は回り続ける… 89 :■FFXI 冒険の前史と基本的な世界観:05/02/05 22 41 15 ID 3CxMVEcO 暁の女神アルタナの造りし世界、ヴァナ・ディール。 その中央に位置する2つの大陸に住まう人間たちは、大別して5種族。 長身痩躯の森の民エルヴァーン。子供のような外見の知の民タルタル。 南方からやってきた猫のような狩りの民ミスラ。頑健で武骨な力の民ガルカ。 そして地球の人間に一番近い容姿をした、好奇心旺盛なヒューム。 彼らは3国に分かれ、覇を競っていた。 クォン大陸北方に位置するエルヴァーン騎士たちの王国、サンドリア。 鉱山開発を基盤に新興したヒュームの工業国、バストゥーク共和国。 ミンダルシア南方のステップ地帯に位置するタルタルたちの連邦、ウィンダス。 また、彼ら人間と対になる存在が「獣人」だ。 サンドリアと長らく対立している、力のみを信奉する戦の民・オーク帝国。 鉱山を巡りバストゥークと宿敵関係にある、亀のようなクゥダフ軍団。 ウィンダスといびつな「友好」関係にある、狡猾な烏天狗ヤグード教団。 定住を嫌い行商や野盗、傭兵業で生計を立てる異色の獣人、ゴブリン族。 彼らは人間と衝突を繰り返してきたが、人間の優勢は疑いようもなかった。 その勢力図を一変させたのが、「闇の王」の出現である。 闇の血族デーモンを従え突如ヴァナ・ディールに現れた闇の王は、 それまでいがみ合っていた獣人たちを力と恐怖で糾合、人間根絶ののろしを上げた。 まとまりを欠く人間3国は獣人連合の大軍に各個蹂躙され、窮地に追い込まれる。 そこに登場したのが中立の新興国家、ジュノ大公国だった。 大公カムラナートによる仲介で3国は手を結び、アルタナ連合を立ち上げ 総反撃に出た。後に言う大戦=「クリスタル戦争」である。 90 :■FFXI 前史と世界観~オープニングムービー:05/02/05 22 42 50 ID 3CxMVEcO 大戦末期。タブナジア侯国の侯都に向かう隊列の中に、少年と姉は居た。 兵士達に護られる、民間人達が列をなして堅牢な侯都の城壁の中へと入っていく。 だが、夜の訪れとともに不安が忍び寄る。飛来する火矢。火を吹く攻城兵器。 獣人の軍勢が大挙して押し寄せたのだ。果敢に反撃する侯都の連合軍。 幼子のようなタルタルたちが詠唱した大魔法が敵陣のさなかに炸裂し、 エルヴァーン弓兵の矢がオークの雑兵を薙ぐ。だが、所詮は多勢に無勢。 防衛戦は突破され、城壁の中で惨劇が繰り広げられる。 少年アルドと姉の元にもオークの魔の手が迫るが、姉の機転で少年は逃される。 そして20年後……。タブナジアの丘からかつての侯都を見下ろす 諸種族の冒険者達の中に、精悍に成長した青年アルドの姿があった。 あの惨劇の直後、北の地ザルカバードで闇の王が連合軍に討ち滅ぼされ、 クリスタル戦争は終結した。そして今、ヴァナ・ディールの世界は 国の利害に縛られない冒険者達が活躍する新しい時代を迎えていた。 あなた(プレイヤー)は、そうした冒険者のひとりとして歩み始める。 91 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク1~2):05/02/05 22 47 00 ID 3CxMVEcO つーわけで未解決リストに入りっパのFF11、闇の王編をとりあえずやってみる。 三大国は、冒険者に仕事を発給する任務(ミッション)制度を開始していた。 あなたは自国にミッション登録し、冒険者としての一歩を踏み出す。 下積みを重ね、自国の抱える問題に直面しながら着実に実力をつけてた あなたは、他の2国の情勢を視察するミッションを任され初の長旅に出る。 友好国の依頼をこなす中、他国もそれぞれ獣人勢力の拡大に苦慮している らしいことを知るあなた。また旅の途中で、獣人の動向を調べているらしい 女冒険者ライオンと知り合う。そして視察の最後に訪れた獣人拠点の最奥部で あなたとライオンは、獣人たちを裏で指導する黒幕の存在を知る。 それは、20年前の戦いに敗れ北の地に封印されたはずの闇の血族だった。 召喚された邪竜を退けなんとか撃破に成功するが、「闇の王の復活は近い」 という言葉がライオンとあなた、そして報告を受けた各国首脳部に波紋を広げる。 92 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク3):05/02/05 22 48 41 ID 3CxMVEcO 視察行を終え各国公認の冒険者となったあなたに本国から新たな指令が下る。 三国協調の要である中立国・ジュノ大公国の大使館に赴任せよというのだ。 クォン・ミンダルシア両大陸間に架かる巨大な橋上にそびえる立層都市ジュノ。 大使館を訪れると、あいにく大使は「デルクフの塔」に調査に行っているという。 様子を見てくるよう頼まれたあなたは、ジュノの真下にある孤島クフィムを目指す。 荒涼とした島の随所を走る、白骨状の奇怪なライン。バストゥークの工房長シドが 「クリスタルライン」と呼んでいた3国近隣地域のものと同じだろう。 それらが集約する先に、巨大な白陶(サーメット)の塔がそびえていた。 内部はこれまで挑んだどのダンジョンより巨大。なにしろクリスタル戦争に負けて 帰れなくなった巨人(ギガース)達が多数徘徊しているのだ。が、実際に入ってみると それだけではなく、異文明の遺物と思われる機械人形やマジックポットまで蠢いている。 ワープやエレベータを乗り継いでいくと、基層中心部の部屋に大使が閉じ込められていた。 単身調査中、油断して後ろから殴られ、閉じ込められてしまったのだという。 単なる魔物の巣窟などではないこんな施設が、何故大国ジュノの直下にあるのか。 キナ臭さを感じつつ、深入りは危険と判断した大使とあなたはデルクフを後にした。 93 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」(各国ランク4):05/02/05 22 50 59 ID 3CxMVEcO ジュノ公邸から大使館に呼び出しがあった。ジュノ最上層 「ル・ルデの庭」にある大公宮に向かったあなたを出迎えたのは 大公カムラナートとその弟、金髪碧眼の美少年エルドナーシュだった。 ヒュームの美男子だが、年齢にそぐわぬ若々しさと不思議な雰囲気を持つ大公。 彼が言うには、獣人達は闇の王復活のために「魔晶石」という石を利用するつもりらしい。 世界を獣人達の手に渡してはならない。オーク、クゥダフ、ヤグードが築いた拠点から 魔晶石を奪ってくるよう依頼される。また、密貿易組織「天晶堂」への密書も預かる。 ジュノ下層にある天晶堂に書状を届けにいったあなたは、獣人と心通わせる不思議な 女性フェレーナと、その義兄で天晶堂リーダーを勤める青年アルドに出会う。 94 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」ダボイ:05/02/05 22 52 28 ID 3CxMVEcO サンドリア領ジャグナー森林の奥にあった美しい村は、野蛮なオーク達に滅ぼされ 一大本拠地「ダボイ」となっていた。奥地、禍々しい紋様で封印された 石壁の中に潜入すると、不可思議な液体が滴る中、魔晶石が結晶していた。 それに触れた途端、過去の何者かの記憶があなたに流れ込む。 …30年前。バストゥーク共和国が提唱した北方調査計画。サンドリア王国は 実利に駆られるヒュームたちを軽蔑しつつも、偵察・牽制のため調査隊に 王立騎士フランマージュを参加させた。吹雪の荒れ狂う呪われた地ザルカバードで 立ち往生する調査隊の面々。そこへヒュームの隊員ウルリッヒが駆け込んでくる。 ガルカのラオグリムとヒュームの女子隊員コーネリアがモンスターに襲われ 地表の裂け目に落ちたというのだ。本当に事故だったのか? ヒュームとガルカの 対立が噂される共和国の内情をあげつらいウルリッヒを冷笑するフランマージュ。 捜索虚しく2人は見つからず、調査隊は帰投を決める。帰国後、王城の地下で 一人思索に耽るフランマージュに突如襲いかかる黒い闇。 「お、お前は!?ラオグリムの…!?知らぬ、ラオグリムは事故で死んだのだ!!」 恐怖に駆られ狂乱するフランマージュ… 95 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」オズトロヤ:05/02/05 22 54 27 ID 3CxMVEcO ヤグード教団の総本山オズトロヤ城に潜入するには特殊な松明が要るらしい。 ジュノ下層でジャンク屋を営むゴブリンのマック爺を訪ねたあなたは、 フェレーナを慕い人間と親しくなりたがるゴブリンの少年フィックと知り合う。 松明を受け取ると、フィックもオズトロヤへ行くところだと言う。獣人と人間の 諍いに心を痛めるフェレーナを気づかい、ヤグードを諭しにいくというのだ。 ジュノ大公府の奨励により巷では冒険者の獣人狩りが活発化している。 不安を隠せないフェレーナとマック爺。案の定、あなたと追ってきたフェレーナは、 オズトロヤ内部で瀕死のフィックを見つける。慟哭するフェレーナに 「誰も憎んではいけない」と言いおいて、天に召されるフィック。 最後まで獣人と人との和解を信じつづけたフィックの思いを受け取ったフェレーナは、 獣人すべてが悪ではない、大きな流れに気づいて欲しいと告げて帰っていく。 フィックの死に複雑な思いを抱えつつ祭壇の間の奥の魔晶石に触れようとすると、 再び過去の光景が……それは大戦末期のウィンダス、召喚魔法をめぐるやりとり。 そしてつい先日、オズトロヤ中枢を突如襲ったウィンダス魔道院長の姿だった。 *この回想はウィンダス編と関わるのでここではあまり関係ない。 96 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」ベドー:05/02/05 22 55 43 ID 3CxMVEcO 雨煙るパシュハウ沼の奥、クゥダフ軍団の本拠地ベドー。その一角に 秘匿されていた魔晶石に触れると、またも過去の光景が流れ込む。 ……火薬でクゥダフを駆逐し新鉱山を入手した喜びに沸き立つヒューム達。 鉱山にクゥダフの神殿があったことを知るガルカは複雑な思いでその様子を眺める。 数十年後、パルブロ鉱山で掃討作戦を行う銃士隊。その中にはウルリッヒ、 コーネリア、そしてラオグリムの姿が。最後まで卵を護ろうとしたクゥダフたちの心を 全く理解しないウルリッヒ。それを咎めるコーネリア。他者の事情を知ろうともしない ヒュームの姿に、諦めにも似たつぶやきを繰り返すラオグリム。 そして舞台は変わり北の地ザルカバード。虹色の妖光が溢れるクレヴァスの前、 ラオグリムに襲いかかるウルリッヒ。「前からおまえは、気にくわなかったんだよ!」 とどめを刺そうと繰り出したウルリッヒの剣が、割って入ったコーネリアを貫く。 自分の犯した愚挙に愕然とし、その場を逃げ出すウルリッヒ。 「あなたは、死んではいけない人……。」ラオグリムの腕の中で息を引き取る コーネリア。慟哭するラオグリムは、クレヴァスの奥へと落ちていった。 ……我に返りまだ呆然としているあなたを心配する女冒険者ライオン。 その時2人の前に巨大な闇の王の幻影が出現する。 「もうすでに目覚めている、世界の終わりに来る者は……。」 「憎しみ、おそれ、ねたみ、傲慢、無知……災いが、あまねくヴァナ・ディールをおおう。」 幻影は憎悪を漲らせ、自分を目覚めさせたのは人間だと語った。 97 :■FFXI 闇の王編「魔晶石を奪え」結末:05/02/05 22 57 06 ID 3CxMVEcO 不吉な予感に駆られつつも、大公に3種の魔晶石を届けるあなた。 魔晶石はクリスタルと同種のエネルギーを不純だが多く含んでいるという。 *ヴァナディールにおいてクリスタルは炎土水風氷雷光闇の各属性エネルギーを 封入した持ち運び可能なエネルギーコアのような存在。その力を利用した エネルギー合成が、職人や冒険者たちを中心に広く普及している。 獣人排斥に本腰をいれなければなるまいと嘯く大公からの報酬は飛空艇パスだった。 *ジュノと3国とを結ぶ飛空艇公社の技術はジュノ大公国が独占している。 獣人たちが石の力を用いて闇の王復活を目指すとすれば、ズヴァール城最奥を封じ 3国が分割管理しているはずの封印護符の存在が、獣人達にはジャマになる。 大公側近がそう語ったまさにその時、ジュノ親衛隊が急を告げる。 3大国首脳が、一斉に獣人に襲撃を受けたというのだ。慌てて本国に急ごうと 謁見の間を辞すあなたを、弟公エルドナーシュが呼び止め問い正す。 オズトロヤでフェレーナが示した獣人との交感・読心能力に興味があるのだという。 「一緒に遊びたい」と、親衛隊長にフェレーナを呼びに行かせるエルドナーシュ。 報告していないはずのフィックとフェレーナの悲劇を、何故彼が知っているのか。 本国に急がねばならないあなたが彼の真意を知ることになるのは、まだ先の話である。 98 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク5):05/02/05 22 58 30 ID 3CxMVEcO 急ぎ帰国した本国では、国民の不安を煽らぬよう箝口令が敷かれていた。 幸い首脳は無事だったが、襲撃の混乱に乗じて封印護符が盗まれている。 闇の王復活の企みが明らかになった今、封印を失う訳にはいかない。 北の地・ボスディン氷河にある古代ジラート人の都市「フェ・イン」。 その廃墟奥に設置してある4つ目の護符の無事を確かめにいくことになる。 デルクフの塔に酷似した素材・様式の遺跡フェ・インに辿り着くと、 ガルカの暗黒騎士ザイドを伴ったライオンが既に到着していた。 30年前の3国共同調査隊の話を始めるザイド。あなたが目にしたあの光景だ。 彼らがこの地に眠っていた力を目覚めさせてしまったのかも知れない……。 目的地ク・ビアの闘技場に辿り着くと、肝心の封印はとうの昔に破られていた。 封印破棄の報告を受け、本国指導者たちに緊張が走る。闇の王復活は目前。 事態は急を要するが、国家のシステムはそれに追いつかない。 政治的問題や体面を気にし、出兵に躊躇するサンドリアの騎士団。 目先の利害に関わらない難事への関与を嫌うバストゥーク共和国議会。 ヤグードとの不可侵条約を理由に魔道軍を動かせないウィンダス。 サンドリア第一王子トリオン、共和国大統領カルスト、そして星の神子は、 これまでミッションをこなしてきた信頼に足る力を持った冒険者、 国のしがらみから自由な冒険者に、闇の王復活阻止の最終ミッションを下す。 そのひとりは、もちろんあなただった。 99 :■FFXI 闇の王編あらすじ(各国ランク5):05/02/05 23 00 13 ID 3CxMVEcO ザルカバードの最果て、異形の城郭ズヴァール城。駐屯している獣人諸族の 戦士や王直属の配下である闇の血族たちを退け、最奥・王の間に辿り着くと、 そこにはかつて闇の王を討った暗黒騎士ザイドも既に到着していた。 2人の目の前でクリスタルの妖光が瞬き、黒い棺から闇の王の巨体が復活する。 ……闇の王は、ガルカだ。20年前の決戦で浮かんだ疑念を確信に変えるザイド。 30年前北の地で裏切りにより最愛のひとを失い、人間に絶望したラオグリムの 変わり果てた姿。それが闇の王の正体だった。クレヴァスに落ちて死んだ彼は、 地下に眠る大いなる力に触れて死を超越し、人であることをやめた。 憎しみの炎を一身に纏い、圧倒的な力で襲いかかる闇の王。 *実際、実装当時のプレイヤーでは8割方勝ち目がない強さでした(;´Д`) 死闘の末あなたたちの前に膝を折る闇の王だが、その憎しみは尽きない。 再び立ち上がろうとする闇の王に、真の名で繰り返し呼び掛けるザイド。 苦悶の末、闇の王=ラオグリムは正気を取り戻し、訥々と語る。 自分がガルカ種の記憶を引き継ぐ役割を背負った「語り部」だったこと。 背負った哀しみや憎しみの大きさゆえに、「力」と触れた反動も大きかったこと。 *「語り部」についてはバストゥーク編で明らかにされます。 巨大な力に揺れはじめる王の間。駆け付けたライオンに急かされ脱出する あなたたちの背後に、ラオグリムは独り残る。30年前に一度失った命、 今さら惜しくはないと。最後に愛するひとの名を呟き、彼は消えていった。 100 :■FFXI 闇の王編エピローグ:05/02/05 23 02 19 ID 3CxMVEcO 「だが、この地に満ちた災いが、すべて 消え去ったわけではない……。 伝説はこう続く。 かくして、深く暗き眠りの底より クリスタルの戦士達は、 しずかに浮かび上がった……。」 闇の王の再来という最大の危難は去った。 しかし自国内部の問題はまだまだ片付いてはいない。 「辺境行き飛空艇が開通したらノーグにきてね」というライオンの言葉も気になる。 あなたの冒険はまだ終わらないのだ。 「ジラートの幻影」編につづく。 125 :■FFXI「ジラートの幻影」プロローグ:05/02/07 00 56 25 ID qGiEIHfv (「闇の王編」 100から続いてます) 長らく運行停止になっていたジュノ~カザム間の辺境飛空艇航路が再開した。 未知の冒険に胸を躍らせ南国エルシモ島へ旅立ったあなたは、 「ノーグへ来てね」というライオンの言葉をふと思い出す。 ユタンガ大森林を抜けてノーグにつくと、そこは海賊達のアジトだった。 出迎えたライオンは再会を祝うのもそこそこに、カムラナート達のこともあるし 何とかしなくちゃね、と深刻な表情。……カムラナート? ジュノ大公がどうしたというのか。怪訝に思うあなたをフラッシュバックが襲う。 ズヴァール城での決戦。闇の王があなたに敗れ、ザイドの呼び掛けで 正気を取り戻し自らを語りはじめた、あの時。……不意に拍手が聞こえる。 面白いショーだった、そううそぶきながらジュノ大公カムラナートと 弟エルドナーシュがあなたたちの前に現れた。我が目を疑うその光景に、 暗黒騎士ザイドが問う。お前達は何者なのかと。カムラナート達は、 亡んだはずの古代の民「ジラート」を名乗った。 クリスタルラインを復活させ神の扉を開けば、「真世界」がよみがえる。 それこそがジラート1万年の宿願なのだと語る大公兄弟。あなたの活躍で闇の王 ラオグリムがこの地のクリスタルの力から解放されたことで、ノイズが消え 彼らの計画が遂行可能な状態になったというのだ。今のこの世界は神の墓場であり、 人間も獣人もその屍に蠢く虫ケラに過ぎぬ。そう言い放った大公は、 人間5種族の姿を模した黒衣の闘士たちを喚び覚まし、禍々しいオーラを放つ それを「クリスタルの戦士」と呼んであなたたちの始末を任せる。圧倒的な力で 襲いかかるクリスタルの戦士達を、再び闇の王と化したラオグリムが、命を賭した 最後の力で食い止める。間一髪、ライオンとザイドはあなたを連れ脱出した。 126 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 00 58 02 ID qGiEIHfv 凄まじい力の衝突から記憶喪失を起こしていた(;´Д`)らしいあなたは、 今すべてを思い出し、愕然とする。伝説に謳われるクリスタルの戦士とは 自分達のことではなかった。それどころか大公達は、討ち払われるべき 「おおいなる災い」こそが今を生きる人間だというのだ。衝撃さめやらぬまま、 ライオンに導かれ、ノーグの頭領ギルガメッシュと引き合わされるあなた。 ジュノを前々から怪んでいた彼は、娘のライオンに情勢を探らせていたのだ。 伝説だか何だかしらねえがおとなしくやられる気はない、そう啖呵を切る彼は、 あなたに「ウガレピ寺院」行きを促す。かつて財宝を求めて忍び込んだ際 そこで出会った不思議な老人なら、何か知っているに違いないと言うのだ。 人間諸国の中心・冒険者の本拠であるジュノ。そのジュノの大公が人類根絶の 陰謀を企む古代人だなどとは、誰も信じないだろう。自分達の力のみを頼りに 動き出すしかないあなたたちの所へ、天晶堂の主アルドが現れ協力を申し出る。 ……彼の妹フェレーナもまた行方不明だというのだ。 127 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 00 59 47 ID qGiEIHfv エルシモ島の熱帯雨林の奥にあるウガレピ寺院には、女神アルタナの民を 深く恨む異形の邪宗徒トンベリが住んでいた。ミスラの集落カザムの部族長から 許可をもらって寺院に侵入したあなたたちを、「みんなのうらみ」が襲う。 寺院の地下、怨念洞の奥にある「生贄の間」でトンベリたちを撃退すると、 グラビトンという古代人らしき老人の幻影が現れる。古代の民クリューの 集合無意識の代弁者を名乗る老賢者は、1万年前の記憶を語りはじめる。 ヴァナ・ディールの地下に眠る5つの強大なクリスタルの力を利用して 繁栄を極めたジラートたち。クリスタルの力を汲み出すための「アーク」、 それらを結ぶクリスタルライン、そして全てのエネルギーを制御する塔。 これらを利用して巨大なエネルギーを集め、彼らは真世界への道を開こうとした。 世界各地に見られる謎の白色遺跡は、ジラートが建造した施設だったのだ。 クリューと「明星の巫女」は計画に反対したがジラート達は聞く耳持たず、 神の扉となるべきエネルギー集束施設=浮島トゥー・リアがついに完成する。 計画を阻止するため後がないクリューたちは、北の地のアークを破壊した。 その結果クリスタルの力は暴走。ジラートの神都は海中に没し、文明は滅びた。 力の暴走「メルトブロー」の爆心地である北の大地は不毛の地となり、南方に 落ち延びたクリューの民もまた力をじかに浴びた影響で退化しトンベリと化した。 ……それほどの犠牲を払って阻止されたジラートの計画が、今また動き始めている。 128 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 01 50 ID qGiEIHfv 賢者グラビトンの導きどおり各地の古代石碑を巡って光のかけらを集め、 バストゥーク南西の島にある大砂漠の神殿廃墟「宣託の間」を訪れたあなた。 同じ目的で廃墟を訪れたザイドとあなたの前に、明星の巫女たちの幻影が現れ、 クリスタルの子たちと呼び掛ける。クリスタルの子とは例の戦士たちではないのか? クリスタルの戦士は、アークを護るためジラートが5大クリスタルから生み出した 人工生命「アークガーディアン」。一方いまの人間5種族も、メルトブローを 生き延びた人々が長い年月の間に力を浴び、5大クリスタルそれぞれの影響を 受けて変化した姿なのだという。由来が違えど原理は同じ、というわけだ。 1万年前の計画が再び語られる。端緒はデルクフを訪れたジラートの兄王子。 クリスタルと同調した彼は、はるか太古に失われたはずの「真世界」を垣間見た。 完全なる世界。国民たちは共鳴能力でそのビジョンを共有し、楽園の予感に熱狂して 次元の扉を開くため盲進したというのだ。世界が神の国と化したとき、 人はどうなるのか。ビジョンを共有できなかったクリューの民と女神アルタナを 祭る明星の巫女たちは、計画に反対した。そしてクリューの謀反の結果、 古代人は滅びたが、ヴァナ・ディールは救われた。すべての発端である デルクフの塔こそがジラートの王子の計画のかなめ。デルクフへ急がねばならない。 129 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 03 24 ID qGiEIHfv 巫女達の啓示を受けたあなたと暗黒騎士ザイドはデルクフへと急いだ。 ライオンの情報によると、フェレーナもジュノ親衛隊に連れられて デルクフの塔に向かったらしい。妹を巻き込まれ怒るアルドも、ライオンと 共にその後を追う。最上層のコントロール施設「天輪の場」に集結する一同。 そこでは大公カムラナートが制御システムを起動し、計画の要である浮遊島 「トゥー・リア」を復活させようとしていた。デルクフもトゥー・リアも、 滅びた訳ではなく眠っていただけ。大公達もまたデルクフで眠っていたが、 30年前の事件で北の地のクリスタルに生じたノイズの伝播で目覚めたと言う。 神の力で世界を支配したいだけではないのかと問うアルドの言葉を、否定しない大公。 動き始めた制御システムの真下で、光輪剣を振るうカムラナートとの死闘がはじまる。 苦闘の末、カムラナートが膝を折る。クリスタルの意志たる自分がただの人間に 敗北するはずがない……愕然とし、クリスタルの戦士たちに助けを請う彼を、 エルドナーシュが冷笑する。クリスタルはおまえなど必要ないと言っている、と。 デルクフの制御には自分が必要なはず、兄に見捨てられるはずはない…焦る大公。 カムラナートが弟で、エルドナーシュが兄。兄王子はクリスタルに触れた日から 成長が止まっていたのだった。弟の哀れな姿を嘲笑うエルドナーシュの傍らには、 フェレーナがいた。彼女の共鳴能力を利用し、「語り部」ラオグリムの生首から 太古の記憶を引きずり出すエルドナーシュ。デルクフの制御システムが完全復活し、 ついに神の扉=浮遊島トゥー・リアが現れる。あなたたちを誘う言葉を残し、 エルドナーシュはトゥー・リアに転移していった。 130 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 04 42 ID qGiEIHfv 去り際にエルドナーシュが残した「ロ・メーヴ」という言葉。 ノーグで調べるとそれはミンダルシア北端、聖地ジ・タの針葉樹林の奥にある 神殿の名前だった。ミスラの冒険家から譲り受けた青水晶を使ってその奥へと進む あなたとザイド、アルドの前に、明星の巫女イブノイルのビジョンが現れ、語る。 無数に存在する小クリスタルの由来、人間の由来。現在の人間たちが抱える心の闇は 伝説で云われるような呪いなどではない。時と共に昂進しつつあった古代人の コミュニケーション能力不全が、メルトブロー被爆の影響で急激に特化・顕在化した、 言わば後遺症が現在の5種族の心の闇なのだと。 *この辺はプロマシアの呪縛編で全貌が明かされる。 そしてエルドナーシュや自分たちジラートもまた、不完全だからこそ 完全なる存在、失われた真世界を求めつづけたのだと。クリスタルの力、 古の呪縛から自分達を解き放って欲しいという彼女の洗礼を受けたあなたたちは、 天空に浮かぶトゥー・リアに転移する。色鮮やかなフラミンゴと、ロボットの園丁。 緑溢れる空中庭園は一見平穏そのものだが、庭園に点在する円形劇場には クリスタルの戦士たちが待ち構えていた。タルタルの怯懦、ミスラの嫉妬、 ガルカの憎悪、エルヴァーンの驕慢、そしてヒュームの無知。 人の抱える内なる「心の闇」を呼び覚まし、彼らが襲いかかる。 131 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 06 27 ID qGiEIHfv クリスタルの戦士たちとの死闘に勝利し、浮島中央にあるル・アビタウ神殿 へと侵入すると、ライオンが現れる。父に黙って独断でついて来たのだ。 「無事にすべてが終わったら、一緒に世界を旅して回らない?」 彼女と約束を交わし、あなたは最後の戦いに臨む。 神殿の最深部「宿星の座」では、既にアルドとザイドがエルドナーシュに 圧倒され動きを封じられていた。共に神の扉をくぐり、高次元の生命に 生まれ変わりたくはないか? 甘い誘惑を拒絶したあなたを どうしようもないバカだとなじり、オーバーテクノロジーの防衛ユニットを 従えたエルドナーシュが襲いかかる。主を護るように自律機動する 防衛システムの波状攻撃に耐えながらも、エルドナーシュを追い詰める。 …?彼の眼帯が外れあらわになった片目は、クリスタルと同化していた。 光の投槍を操り、生身の王子が凄絶な攻撃を開始する。 132 :■FFXI「ジラートの幻影」:05/02/07 01 08 44 ID qGiEIHfv 人間離れした圧倒的な力を誇る相手との激戦に、ついにあなたは勝利する。 だがエルドナーシュは、クリスタルラインを不完全なまま稼動させてしまう。 力の暴走ですべてを道連れにしようというのだ。宿星の座に集束していく 膨大なエネルギーに、絶望するアルドたち。エルドナーシュの夢とともに 世界が終わろうとするその刹那、エネルギーの奔流にライオンが飛び込む。 「ごめん! あの約束、守れないかもしれない。」 突如発生したノイズにより集束していた力が消滅し、愕然とするエルドナーシュ。 それでも諦めない彼に、イブノイルの声が語りかける。これ以上世界を傷つけるな、 ヴァナ・ディールが傷つけばあなたの夢見る真世界も傷つくのだ、と。 彼女の言葉を受け入れ、エルドナーシュは光の中へと消えていく。 こうして歴史の表舞台では決して語られることのない戦いが終わった。 あなたの活躍を讃え、ねぎらうギルガメッシュ。謎めいた力を発揮して 消えたライオンは、彼の実子ではなく、幼い頃拾い育てた義娘だったという。 世界の裏で動いていたジラート1万年の夢は終わったが、表舞台は何も変わっていない。 大公を失ったはずのジュノも、表向きは何の変化もない。 各国国内では問題が山積、獣人たちも健在。あなたの冒険は終わらないのだ。 133 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/07 01 10 47 ID qGiEIHfv 以上『Final Fantasy XI』でした。 89-100闇の王編が古典王道系なら 125-132ジラート編は少年ジャ○プってとこか。 ジラート編、まとめの都合上タネ明かし中心になってますが、実際の展開は わりとバトル多め、前のめりなつくりになってます。 この他にまだ、「サンドリア編」「ウィンダス編」「バストゥーク編」、そして 「プロマシアの幻影」があるんですが、ボリュームと伏線の量がごっつくて コンパクトにまとまらないので、今回はパスっつーことでひとつ(;´Д`) 412 :ファイナルファンタジー11:2011/12/29(木) 03 51 28.74 ID HKHuEKFo0 FF11 三国ミッション ウィンダス編から行きます。 wikiのジラートミッションの項目でランク3~5が説明されてしまっているので、その部分は省略します。 1~2の中盤を前半 ランク6からを後半ってことでとりあえずやってみます。 ウィンダスミッション用語解説 ウィンダス連邦……現人神「星の神子」を中心として、タルタル族の諸部族が連合し成立させた連邦国家。 20年前の大戦時、活躍したミスラ族の傭兵達に国の一部を期限付きで譲渡しており、国の住人はその二種族が中心。 魔法に長けたタルタル族中心の国家らしく、学術国家として繁栄している。 ヤグード教団……現人神を頂点に擁く、獣人ヤグード達の宗教集団。そのあり方から、同じく現人神を頂点に擁くウィンダスとは 相容れぬ存在であり、大戦時にはウィンダスと戦い双方に大きな傷跡を残すこととなった。 大戦終了時に疲弊しきっていたウィンダス連邦と優位な不可侵条約を結び、供物献上と首都近郊にあるギデアス割譲を約束させた。 この不可侵条約はいつ破棄されてもおかしくなく、国の上層部が割れる原因となっている。 五院……ウィンダス連邦の5つの公的機関、連邦図書館『目の院』、国軍である戦闘魔道団の魔法練習場『口の院』、 国立魔法学校『耳の院』、生物化学研究所『鼻の院』、防衛兵器開発機関『手の院』の総称。 だが、噂では人知れず存在する『第六の院』がウィンダスのどこかにあるという・・・。 カーディアン……ウィンダス軍の前衛不足を解消するために手の院開発された魔道兵。 トランプになぞらえた識別ナンバーが割り振られている。会話能力を持っていたり、ある程度の思考能力はある模様。 野良カーディアン……20年前の大戦時に活躍したカーディアンが、戦後なぜか反乱を起こし野に下ったもの。 現在採用されているカーディアンと異なり、タロットの小アルカナになぞらえた識別ナンバーを持つ。 嘘を見抜く力があるらしいが、同時に自身が嘘をつくことも出来ない。 星の神子……ウィンダスの人々の信仰の対象であり、最高指導者である女性。 女神アルタナの生まれ変わりだとされており、代々女性が襲名する。 現在の星の神子は、20年前の大戦のころからの在位である。 天の塔……ウィンダスの中心に存在する『星の大樹』内に存在する建物。国の政治に関する施設が集約しており、最上階には星の神子が住まう部屋がある。 守護戦士……ミスラで構成される、星の神子の近衛兵。大戦で孤児となった子供のミスラ達の中で、適正があるものを育て鍛え上げたもの。、 実力は折り紙つきだが、タルタルに育てられた彼女たちを快く思わないミスラ族も少なからず存在する。 星読み……星の神子が天の塔最上階にある『天文泉』にて。予言を読み取る儀式。ウィンダスの政治はそれを元に取り行われる。 その実態は、初代星の神子が月詠みで残した予言を読み取る事である。 月詠み……ウィンダスの初代星の神子が、フェンリルの力を借り遥か先までの未来を読み、 予言として残したとされる儀式。しかし・・・? 413 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 03 52 26.50 ID HKHuEKFo0 人物紹介 アジドマルジド……現口の院院長。ウィンダスの軍事最高司令官であり、急進的なタカ派。 比類なき才を弛まぬ努力により磨き上げた最強クラスの魔道士でもある。 ウィンダスの平和を第一に考えているものの、そのためには手段を選ばない面があり危険視されている。 五院の一つである手の院現院長アプルルは妹。 アプルル……現手の院院長でアジドマルジドの妹。心やさしい性格だが、父ゾンパジッパの汚名を雪ぐべく、 努力して院長になるなどの心の強さを持つ。現在は経営の苦しい手の院の運営と、暴走気味な兄に心悩ませている。 星の神子……現在の星の神子その人。アジドマルジドやミスラ達がヤグード討伐を叫ぶ中、彼女は戦争回避の姿勢を見せており、 弱腰外交と批判されている。その影には、彼女しか知らない何かの事情があるようだが? セミ・ラフィーナ……白い髪と白い服が特徴的な、守護戦士達のリーダー。卓越した弓の腕と、星の神子への忠誠心から皆に信頼されている。国を乱しかねないアジドマルジドの行動を警戒している。 カラハバルハ……20年前の大戦での首都防衛戦にて、ウィンダスを滅亡の危機から救った偉大なる魔道士にして大英雄。 現在冒険者が使用する召喚魔法とは異なる、『完全召喚』なるものを0から完成させた天才でもある。 しかし、彼は完全召喚の使用により、ウィンダスを救った後命を落としたという。 彼が引退後住むはずだった家は空家となっており、今はだれも住んでいないはずだが・・・? スターオニオンズ団……『正義の一味』を自称する子供たちの集団。日夜悪い大人たちに正義の鉄槌を下すべく、 あれこれ作戦を練ってはいろいろやらかすお騒がせ集団。 ミッションに直接関係するわけではないが、彼らのとある行動が、ウィンダスを大きく動かすことになる。 フェンリル……多いなる月の獣。ウィンダスの初代星の神子と契約し、ウィンダスを星月の加護により守護していたと言われている。 カラハバルハが完全召喚を行った事により降臨、ウィンダスを襲うヤグード軍を殲滅したが、その後ウィンダスから星月の加護が失われてしまったらしい。 ゾンパジッパ……前手の院院長でアジドマルジド、アプルル兄妹の実父。カーディアンを発案し完成させた人物だが、天才と変人は紙一重というか、 なんというかいろいろあくが強い人物である。 野良カーディアンの反乱の際行方不明になっており、生死不明。反乱事件は彼の責任であるのというのが通説であるようだが? ジョーカー……カラハバルハの家に眠っていた謎のカーディアン。最初のうちは記憶を失っていたが、記憶を取り戻した後は野良カーディアン達の『王』 として君臨するようになる。その真意は不明。彼が言うには自分には特別な使命があるということだが。 黒き使者……突如星の神子の前に姿を現した黒き影。すさまじき魔力を持つこと以外は目的、素性一切不明。 神出鬼没に世界各地に現れては何かを探しているようだが? 414 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 03 53 32.44 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション前半 ウィンダスを訪れた新人冒険者であるあなた(プレイヤー)は、ウィンダス連邦の発給するミッションをこなしていった。 その中で、『口の院』院長アジドマルジドの不穏な動きや、国の防衛を司るカーディアンの存在。 ヤグード達との歪な不可侵条約などの国の問題点を少しずつ見ていくことになる。 そんな中、あなたは『目の院』院長トスカポリカから、泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴに盗まれたと言われる神々の書を奪還してほしいというミッションを受けた。 彼女の隠れ家で盗賊一味と相対しているとき、隠れ家に野良カーディアン達が乱入してきた。曰く、彼らの『王』の持ち物をナナ・ミーゴが盗んだらしい。 数で上回られたナナ・ミーゴは、カーディアン達に持ち物の隠し場所を白状した。ウィンダスのカラハバルハの家に隠してあるという。 しかし、カーディアン達は口封じのためにあなたを含め彼女たちを皆殺しにするつもりらしい。 万事休すと思われたその時、魔法でカーディアンの一体を消滅させつつアジドマルジドが現れた。 彼はカーディアン達に問いかける。「まさか、おまえたちも禁じられた魔法を狙っているわけじゃないだろうな?」 カーディアン達は沈黙し、そのまま立ち去った。 「嘘はつけないが、沈黙はアリか。読めないやつらだな……」そういうとアジドマルジドはナナ・ミーゴからカラハバルハの家の鍵を受け取り、その場を後にした。 アジドマルジドを追ってカラハバルハの家を訪れたあなたは、家の中を物色し、何かの本を手にしたアジドマルジドと鉢合わせた。 話を聞くに、彼が手にする書物が神々の書のようだ。どうやらこの家の中にあったらしい。 本を開くアルドマルジド。しかし・・・。 「なぜだ?なぜ、これが白紙なんだ……?」 開いた本はのページはまっさらだった。他のページも全て白紙であり、あらゆる部分から文字という文字が失われていた。 「神々の書は文字を失った。そう、トスカポリカに伝えろ。これはもう神々の書じゃない。白き書だ!」 そうあなたに言い残し、彼はその場を後にした。 トスカポリカは言う。「神々の書、その魔力を失い白き書となるとき、闇の滅びが訪れん……」 しかし彼はそれをありえるはずがないと否定、アジドマルジドの虚言と断ずると、あなたに今回のミッションで見た事を忘れるよう命じたのだった。 しかしあなたは確かに白の書と化した神々の書を見た。ウィンダスに何かが起ころうとしているのは確かだった・・・。 415 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 04 24 16.65 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション前半 続き 正しくはランク1~3中盤まででした すいません; サンドリア、そしてバストゥークを回り、あなたは不吉な何かが起ころうとしているのだと感じていた。 そんな時、新たなミッションが入る。守護戦士長セミ・ラフィーナから、アジドマルジドの真意を確かめろとの指令だった。 呼び出しに従い、ウィンダスの中心、星の神子が住む天の塔を登るあなた。 星の神子の部屋の前で待っていると、部屋の中からセミ・ラフィーナが現れた。 闇の王の復活については口外しないように告げられる。 するとそこに、アジドマルジドが神々の書を持ってあらわれた。セミ・ラフィーナに書を渡し、星の神子に渡すように告げる。 「神々の書が文字を失い、壊れたカーディアン兵がなにやら企んでいる。しかし、我らにあるのは、壊れた遺跡と疲れた軍。 これでも、おまえたちは何もしようとはしないのか? 何も感じないのか?」 そういい、自分一人でも国を救ってみせると言い残し、去っていくアジドマルジド。 その背をにらみつつ、セミ・ラフィーナはあなたに正式にミッションを依頼した。 アジドマルジドが何をしようとしているか調べよ、その真意を探れと。 「ウィンダスの平和を壊すものは、誰であろうと許さない……」 口の院での情報を元に、あなたはアジドマルジドが向かったと思われる場所へと向かった。 そこはオズトロヤ城。ヤグード教団の本拠地である。敵陣のど真ん中に一人で突っ込んだというのか、彼は。 敵から隠れ、よけ、時には打倒し、オズトロヤ城を走り回り、ようやくあなたはアジドマルジドを探し出した。 「どうせ守護戦士のセミ・ラフィーナに、俺のあとをつけてこいとでも命じられたのだろう?」 ・・・どうやら来た理由はそうそうにばれていたようである。 彼は語る。神々の書は、初代の星の神子が後の子孫たちのために残した、予言による先出しの歴史書なのだと。 つまりそれが白紙になったということは・・・? 星の神子が何も語らない事に業を煮やした彼は、よりにもよってヤグード達の王から情報を聞き出そうと一人乗りこんできたという。 ・・・すさまじい勢いで魔法を飛ばしまくり、ヤグードの兵を蹴散らしながら王の前まで行ったらしい。よく処刑されなかったものだ。 セミ・ラフィーナに「アジドマルジドは確実に真実に迫りつつある」と伝えるように言い残して、彼はウィンダスへ帰っていった。 ウィンダスに戻ったあなたは、セミ・ラフィーナに事の顛末を報告した。 ウィンダスの法を乱すアジドマルジドに怒りを燃やすセミ・ラフィーナ。しかし、彼が迫りつつある真実とは何なのか。 答えはいまだ見えない。 そんな中、星の神子が星読みの儀式の最中に倒れた。どうやら何か恐ろしいことが起きようとしているらしい。 やはり闇の王が復活すると言うことだろうか?冒険者は一路、ジュノへ向かうこととなる。 以降、闇の王関連のストーリーが続きますが、wikiのジラートの幻影の項目に詳しく乗ってるので省略させていただきます。 416 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 35 16.15 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション後半いきます 闇の王を打倒し、ウィンダスに戻ってきたあなたを新たなミッションが待っていた。 依頼主はアジドマルジド。なんでもウィンダス周辺にあるホルトト遺跡の魔法塔を起動させたいらしい。 依頼通り、魔法塔を起動させたあなたは、口の院の人々からアジドマルジドがトライマライ水路の奥に向かった事、 そしてそれにより守護戦士たちが動き出したことを聞き、不安なものを感じてあなたはアジドマルジドを追った。 ウィンダスの地下をはしるトライマライ水路。その奥にアジドマルジドはいた。 「……しょうがないやつだな。いいさ、俺と行こう。……真実を見に……!」 そうして二人が訪れたのは満月の泉。ウィンダスの魔法力の源と言われている星月の光をたたえている聖なる泉である。 しかし…聖なる光を放つはずの泉は、光を失いただの泉と化していた。 「本来ならば、星月の光たたえるこの『満月の泉』が、その光を失ったから……」 アジドマルジドは一人納得している。どうやらあなたがジュノへ出発する前に、セミ・ラフィーナから受けた依頼。 あの時にヤグード王から聞き出した情報が満月の泉についてのことだったようだ。 「そこまでよ!」 突如、あなた達は守護戦士たちに取り囲まれてしまった。セミ・ラフィーナは言う。アジドマルジドはやりすぎたのだと。 天の塔の禁を破った罪で、アジドマルジドは魔術師用の牢獄『闇牢』へとつながれてしまうこととなり、 あなたはアジドマルジドの魔法によりその場から退避させられるのだった・・・。 しかし、その場を逃れたとはいえあなたがあの場に居たことには変わりなく、天の塔への出頭を命じられてしまった。 星の神子の元へ向かうと、『手の院』院長のアプルルがそこに居た。どうやらアジドマルジドの処罰について納得がいっていないようだ。 召喚魔法をもし使いこなせれば国防の大きな力になるのではと星の神子に訴えるアプルル。 しかし、星の神子は過ぎたる力は身を滅ぼすのだとそれを一蹴した。 立ち去るアプルルと入れ替わりに星の神子の元へ向かうあなた。 星の神子が言うには、闇王討伐という功績を省みて牢につなぐ事はしないものの、罪の償いとしてヤグードの聖者の招待を受けろという。 ウィンダス連邦とヤグード教団、お互いに最強の戦士同士がぶつかりあうことにより、信頼を確認し合うためという武闘会。 しかしそれは、負ければヤグードへの献上品を増やさねばならぬというどう考えても信頼確認とは程遠い戦いであった。 「私を恨んでいるでしょう。けれど、ただ一言、言わせてください。…どうか、お気をつけて……」 武闘会において、ヤグード代表の剣闘士「血化粧のブゥ・ショロ」を打倒したあなたは、オズトロヤ城にて聖者の宣誓書を受け取ることとなった。 ひと悶着あるのではないか?と警戒したが、受け渡しを担当した公正なるカー・トルは、何より公平であることを重視する人物であった。 敵でも味方でも公平に扱おうとする彼から宣誓書を受け取り、あなたはウィンダスへと帰国した。 戦いよりあなたの罪は許されたが、それは決して言論の自由が許されたわけではない。満月の泉で見たものについては、固く口を閉ざすように命じられた。 しかし、本当にそれでいいのだろうか。黙っていれば解決するような問題とも思えないのだが・・・。 417 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 35 44.60 ID HKHuEKFo0 アジドマルジドや光を失った満月の泉のことが気にかかりながらも、冒険者として活動を続けるあなたに新たなミッションが届いた。 ガードからミッションを受け取るとき、守護戦士がミッション内容を検閲しているという話を聞いた。どうやら以前のアジドマルジドの件で警戒しているようだ。 話を聞くと、今回の依頼主はトスカポリカ。以前の神々の書がらみのミッションの依頼者だ。なんでも書庫掃除を手伝ってほしいらしい。 それは冒険者の仕事なのだろうか?疑問に思いつつあなたは目の院に向かった。 しかし、あなたを待っていたトスカポリカの口から出てきたのは、思いもよらない言葉だった。 「ウインダス第6の院。……「心の院」へ向かってくれ。」 書庫掃除とは、守護戦士の目を欺くための真っ赤なウソ偽りだったのである。 なんでも心の院とは、院と名の付いているものの公共機関ではなく、英雄カラハバルハの個人的な研究室だったらしい。 星の神子から神々の書を預けられ、封印するようにと命じられたトスカポリカだったが、実物を見て神々の書が白紙になっていることを実際に目にした彼は 真実に目をそむけることが出来ず、あなたに依頼をしたのだという。 白紙になる前の神々の書は、その秘めた魔力ゆえに星の神子にしか開く事が出来なかったという。 しかしカラハバルハはそれを開き、研究していたという。彼の研究室なら、何か手掛かりが残っているのではないか?それが今回の依頼の理由であった。 部屋の鍵であるという目の院の指輪を受け取ったあなたは、トライマライ水路から入れるという心の院へと向かった。 トライマライ水路から心の院へ辿りついたあなたは、そこで星の神子と出くわした。 何故ここに星の神子が?混乱するあなたと同様に、星の神子も戸惑っていた。なんでも心の院と星の神子の部屋はつながっているのだという。 扉から入るための鍵である目の院の指輪は、なんでも20年前に失われたという。トスカポリカ院長はどこでそんなものを見つけたのだろうか。 これも星の導きかもしれないと、星の神子はあなたに心の院について話し始めた。 心の院は、召喚魔法を研究する場所であった。「自然に宿る魔法力」ではなく、「生き物の命」から力を引き出す魔法。 生き物から力を引き出し呼び寄せ、その生き物と同種の力を行使させる魔法。すなわち『召喚』魔法である、と。 目の院に戻ったあなたから話を聞いたトスカポリカは、自身が牢につながれる事になったときに、これを使って星の神子様に「おねがい」をしてほしい と神々の書を押しつけてきた。…それ、お願いじゃなくて脅迫とか言いませんか? 418 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 05 36 41.21 ID HKHuEKFo0 押しつけられた神々の書を持て余しているあなたの元に、新たなミッションが与えられた。 なんでも『鼻の院』院長ルクススが30年前の鼻の院研究員イルクイルの消息を追ってエルシモ大陸にわたってしまったから、 追いかけて呼び戻してほしいという。イルクイルといえば、闇の王ラオグリムと同じ調査隊に所属していた(詳細はジラートミッションにて) 人物である。彼とルクスス院長の関係は分からないが、受けた以上あなたはとにかく彼女を追いかけることにした。 カザムで情報を得て、ウガレピ寺院へと向かったあなたは、とある部屋でルクスス院長を発見した。 彼女が言うには、イルクイルはタルタル族の伝説を追っていたのだという。 遥か昔、生まれた地を追われたタルタルは、約束の地としてウィンダスに辿りついたという。ではその時導となったのはだれなのか? 伝承では「大いなる星」に導かれたというが、実際にはどうだったのだろうか? 他の研究者は、タルタルを導いたのは「大いなる星」でいいのだと、星に守られた民でいたいのだとそれを研究することはなかったという。 ならばこのウガレピ寺院にその答えがあるというのだろうか? そのとき、あなた達の目の前の一人の人間が現れた。彼女の名はグラビトン・べリサーチ。彼女は古代人であるクリュー人だという。 しかし彼女は記憶であり、思念がここにとどまってるだけであった。 彼女は言う。自分たちクリュー人がタルタル達と共にサルタバルタに辿りついたのだと。 そしてその際、ホルトトの遺跡を作ったのだという。降り注ぐ星月の光をエネルギーの変える塔こそがホルトト遺跡であるという。 「まがつみの玉」と共に、真実は伝えられているのではないか?とルクスス院長に問うグラビトン。どうやら彼女の事を星の神子と勘違いしているようだ。 そしてその理由はあなたが持っていた、白紙となった神々の書。 グラビトンは少しでも助けになればいいがと、神々の書に自身の力を注いでくれた。わずかな力ではあるものの、ここの神々の書がよみがえったのである。 グラビトンが姿を消した後、ルクスス院長は神々の書をアジドマルジドに見せるようにあなたに言った。 これを読むことを出来るのは彼しかいないからと。 そしてここで見たことは今だ秘密にしてほしいと。まだ、タルタル族がそれを知るには早過ぎる内容だからと彼女は言って去っていった。 確かに国家の起こりの伝承をひっくり返すような出来事だ。簡単に発表していい内容ではないだろう。 それに、今は他にやることがある。神々の書をアジドマルジドに見せなければならない。しかし今アジドマルジドは牢につながれている。 何か、いい手段はないのだろうか?事態はこうして手をこまねいている間にも確実に進んでいるというのに・・・。 とりあえずここまでで。続きは後で投下しますm(__)m 419 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 16 36 18.18 ID HKHuEKFo0 ミッション本筋からちょっとそれて、関連クエ スターオニオンズ団連続クエいっときます。 「正義と勇気とタマネギと!愛と夢のあるカギシッポ!」 ウィンダスの港の一角、倉庫裏であなたは子供たちが集まっているのを見つけた。 彼らは『スターオニオンズ団』、「悪い大人をこらしめる」事を目的とした、自称『正義の集団』である。 あなたは、そんな彼らの活動に巻き込まれる羽目になる。 ある日、「悪い大人」の一人である泥棒ミスラ、ナナ・ミーゴを追いかけていたスターオニオンズ団。 彼女をとっちめるために彼らが向かったのは「オバケの家」。今は空き家となっている英雄カラハバルハの家だった。 オバケの家から出てきたナナ・ミーゴに「タマネギ爆弾」を投げつける子供たち。悶絶する泥棒ミスラ。 ブチ切れた彼女から逃げ出すスターオニオンズ団だったが、その際ピチチという少女が一つの玉を見つけた。 それは、カーディアンを作成する際、心臓部に用いるマジックアイテム『魔導球』であった。 きっと泥棒ミスラが『手の院』あたりから盗んだのだろうと当たりをつけたあなたとスターオニオンズ団は、 ナナ・ミーゴをとらえるべく「オバケの家」で張り込む事にした。しかし、泥棒ミスラには結局逃げられ、あなたたちは家の中に閉じ込められてしまった。 出口を探すスターオニオンズ団。その時、彼らの一人が棺のようなものを見つけた。 「し……、し、しししし……シタイがぁ……」 混乱する子供たち。その時、ピチチが棺の方へ歩みよった。 「死んだ人なら、危なくないよ?」「オバケなら、死んでないもん」 いろいろとすごい理屈である。それはともかく、彼女が棺の傍にきたその時、彼女が持っていた『魔導球』が反応を示した。 同時に、棺の中から一体のカーディアンが現れたのだった。長らく眠っていた彼は『魔導球』を取り込む事で今、よみがえったのである。 「あなたは……。 えーとえーと……。 オバケさん!」 「……ワタシ★ハ…… オバケ デハ アリマ★セン。 ジョーカー……。 カーディアン★ジョーカー……デス。」 どうやら彼の名はジョーカーというらしい。しかし、カーディアンの名はタロットの小アルカナかトランプのマーク。それに1~Aまでのナンバーが 割り振られているはず。彼はそのどれとも命名法則が異なっているようだが・・・。 ジョーカーのおかげで家から脱出出来たあなたたちは、ジョーカーを連れて港の倉庫へ戻ることにした。 目覚めたばかりで記憶があいまいなジョーカーだったが、あっという間に子供達に懐かれたようだ。 ジョーカーと子供たちは、出会ってわずかな時間ではあるが、すでに『友達』になっていた。 子供たちは彼を港の倉庫へ隠す。それはジョーカーが、『友達』が手の院につれて行かれるのを防ぐためであった。 ジョーカーの記憶を取り戻そうとしているある日、悪徳商人ホノイゴモイが彼らの元を訪れた。 なんでもジョーカーが取り込んだ『魔導球』は彼がナナ・ミーゴに依頼した品であり、それを落としたものをピチチが拾ったらしい。 私の物なのだから返せ!と子供相手でも容赦ないホノイゴモイ。困った彼らはジョーカーを一旦は隠そうとするものの、 結局「嘘はよくない」と真実を全て話すのだった。とりあえずカラハバルハの家に戻されることになったジョーカー。 その時、不意に彼の記憶がよみがえった。彼はあなたに「今解体されるわけにはいかない」とだけ告げ、立ち去る。 そのころ、港ではスターオニオンズ団が、急に現れた野良カーディアン達に襲われていた。 そこに駆け付けたジョーカーと、それを追ってきたあなた。彼らはジョーカーの事を『王』と呼んだ。 野良カーディアンの目的は、ジョーカーであったのだ。ジョーカーは彼らに子供達を解放するように命ずると、 彼らとともに去ろうとする。記憶を取り戻したジョーカーは、口調も雰囲気も以前とはまったく異なっていた。 「ジョーカーの仲間は俺達なんだよ!いっちゃやだよ!」必死に食い止めようとする子供たち。 ジョーカーは、子供たちの事を変わらず友と呼び、「いつか再び、君達のそばに戻る」とヤクソクし、 「約束は絶対に破らない」とスターオニオンズ団の鉄則に加えるよう告げると、今度こそ去って行った。 彼の約束が果たされるには、これから少し長い時間が必要となる。 420 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 11 56.29 ID HKHuEKFo0 あー勘違いしてました;上の記憶戻ったのは不意にではなく、ジョーカーの僅かな記憶を 頼りにプレイヤーが見つけてきた、ジョーカーのカードを手にしたからです。 記憶のバックアップみたいなものだった模様。 421 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 48 18.92 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション 後半 残りの部分行きます。 闇牢に捕らわれたアジドマルジドに神々の書を渡さなければならない。 しかし、その手段が一冒険者であるあなたに浮かぶわけもなく、あなたは発給されるミッションを黙々とこなしていた。 性別を偽って文通していたら、正体がばれそうになったというなさけない理由で姿をくらませた耳の院院長捜索の指令をこなし、 ウィンダスに戻ってきたあなたを待っていたのは、手の院院長アプルルからの指令であった。 『闇牢を破る時がきた。5つの院長の指輪を集めよ』 アジドマルジドを救出すると言うことか。しかし、このような内容の指令書、守護戦士たちに検閲されなかったのであろうか? ミッションを発給したガードはいう。これは守護戦士の検閲を受けていないものだと。 どうやらガード達の総意で、この指令書は直接あなたの元へ届けられたらしい。それに感謝しつつ、あなたは手の院へと向かった。 闇牢とは、魔力を吸収し続ける牢獄。大魔道士であるアジドマルジドでも長くは持たないだろうとアプルルは言う。 その前に彼を救出するために、必要な物を集めてほしいというのがアプルルの依頼であった。 必要な物とは、五院の院長が持つ指輪であった。院長の証明書のようなものであるその指輪は星月の力が込められており、 同じく星月の力で閉ざされている闇牢の鍵の変わりになるのだという。 最初は指輪を手に、一人闇牢をで開けにいった彼女だったが、彼女の前にウィンダス連邦政府元老院議員首席であるシャントット博士が現れた。 博士はアジドマルジドの師でもあり、彼の事を気にかけて様子を見にきたのだった。彼女がいうには、 アジドマルジド(とあなた)が魔道塔を復活させたことにより、一つの指輪では扉を開くには力が足りなくなってしまったのだという。 五つの指輪をそろえ、私の元に持ってくれば後は何とかすると言い残し、彼女は去っていったという。 422 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 17 48 42.62 ID HKHuEKFo0 アプルルの願いにこたえ、あなたは指輪を集め始めた。 アプルルの手の院の指輪を除き、残るは後4つ。 目の院院長トスカポリカは最初は断ったものの、アジドマルジドだけが復活した神々の書を読めると知り、 アジドマルジドが呼んだ内容を後で教えることを条件に指輪を貸してくれた。 耳の院院長は、以前発見された際にその原因となったのが耳の院の指輪のせいだと知ると、ぱぱっとあなたに指輪を押しつけてきた。そんなんでいいんだろうか。 鼻の院院長ルクススは、アプルルの助けになってやってくれと快く指輪を貸してくれた。 これで指輪は4つそろった。これで残るは口の院の指輪のみ。しかし口の院院長アジドマルジドは今闇牢の中に・・・。 彼の指輪はセミ・ラフィーナが回収したとアプルルから聞いたあなたは、彼女を追ってホルトト遺跡へと訪れた。 そこに居たのは、6体のエースの名を冠した上級野良カーディアンに囲まれているセミ・ラフィーナだった。 カーディアン達はいう。われらは「王」を抱いたのだと。セミ・ラフィーナは前手の院長ゾンパジッパが王か?と問うが、 カーディアン達は、奴は愚かな、罪深い道化師だと否定した。 そして、あなたに気づいたカーディアン達は、セミ・ラフィーナとあなたを力場でとらえると、処分しようと武器を構えた。 「……待て」 そこに、彼らの「王」が姿を現した。スターオニオンズ団と親しかったあなたは彼を知っていた。 あの時、野良カーディアンとともに去っていったジョーカー本人であったのだ。 彼はセミ・ラフィーナに、持っている指輪をあなたに渡すよう告げた。逆らえる状況でもなく、しぶしぶ指輪を差し出すセミ・ラフィーナ。 そして、彼女に「星の神子を黒き者から守れ」と告げた。黒き者、それは神出鬼没に現れるなぞの存在「黒き使者」のことであった。 過去に一度星の神子の前に姿を現したかれは、その後各国に現れては何かを探しているらしかった。わかっているのは、圧倒的な魔力を持つことだけである。 そしてジョーカーは、あなたこそが最も強き「導きの星」であるとつげるのだった。 「すべてが集えば、すべてが分かる。ただ、その「時」がくるかは、おまえたち人の力次第。「時」を作るのだ。」 ジョーカーが残したこの言葉の意味は一体なんなのであろうか・・・。 ついに5つの指輪がそろった。シャントット博士に指輪を見せると、彼女は、 「……よくやりましたわね。けれども、冒険者ごときが、5つの院長の指輪をこのように揃えるなんて。恐ろしいことですわ。 それに今回のことは、ウィンダスの歴史に残るような、かなりの事件になるでしょう。」 などとさも他人事のようにおっしゃってくださいました。いろいろ危険な気もするのだが・・・。 アプルルの罪を軽くさせるために、他の院長を巻き込んだなど、嘘か本当かわからないような事をいいながら、 彼女は一つの手袋を作り上げた。その名は常夜の手袋。人一人の身に余る、5院の指輪全てを束ねた星月の力を御すためのものである。 アプルル院長と闇牢の前で落ち合い、常夜の手袋の力で扉を破ると、中で意識を失っているアジドマルジドを発見した。 どうやらまだ命に別状はないようだった。 目を覚ましたアジドマルジドは、黒い生き物が来たと、何かを探しているらしかったと言った。 黒き使者がここにも訪れたのだろうか? その時、アルドマルジドはあなたが持っていた神々の書を見つけた。 文字がよみがえったと聞き、思わず書を開くアルドマルジド。しかし、書からの魔力によって昏倒してしまった。 あなたはあわてて、アプルルとアルドマルジドを担ぎ出すのだった。 シャントット博士が診察したところ、何も手だてはなく、アルドマルジドが自力で目を覚ますのを待つしかないという。 今はあなたに出来ることは何もないようだ。アプルルから報酬を受け取り、あなたは手の院を後にした。全ては、彼が目覚めてからになるだろう。 なお、常夜の手袋はシャントット博士預かりとなった。なんでも指輪が抜けなくなってしまったらしい。・・・大丈夫なんだろうか。 425 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 48 13.89 ID HKHuEKFo0 あれからしばらくして、アジドマルジドが目を覚ましたらしい。 あなたは、アプルルに呼びだされて手の院へと向かった。 結構元気そうなアジドマルジド。彼がいうには、あの時神々の書に書かれていた全てが見えたという。 どうやらこのままではウィンダスは滅んでしまうというが果たして・・・。 詳細を聞こうとしたその時、部屋にセミ・ラフィーナが乱入してきた。 しかし様子がおかしい。アジドマルジドを捕まえに来たわけではないようだ。 「黒き使者が現れた!一緒に来てくれ!」 なんと黒き使者が神子の部屋に現れ、魔力によってセミ・ラフィーナは締め出されてしまったらしい。 封印を破るために彼女と共に天の塔へと向かうあなたとアジドマルジド。 星の神子の部屋に駆け付けると、今まさに黒き使者が星の神子に迫っているところだった。 アジドマルジドとセミ・ラフィーナの攻撃を意にも介さず、黒き使者は神子を見つめると、そのまま去っていった。 アジドマルジドは言う。奴の力は星月の力だと。大いなる獣、フェンリルと同質の力を奴は行使していたと。 満月の泉に住まうという神獣フェンリル。しかしあなたが以前満月の泉を訪れたときには、フェンリルはどこにもいなかった。 これは一体どういうことなのだろうか? 神々の書の全てを知った。だから、真実を語ってほしいというアジドマルジドに折れ、星の神子はついに全てを語り始めた。 歴代の星の神子が行ってきた予言『星読み』とは、ウィンダスの始まりの星の神子が満月の泉で行った予言『月詠み』の結果を読み取るということ。 歴代の神子はそれを元にウィンダスを導いてきたのだ。しかし、今代の星の神子の時、異変は起こった。 彼女が読み取った未来は『滅び』。ウィンダスという国の滅亡であった。 彼女はフェンリルに何か手だてはないか尋ねに赴いた。しかし、彼の返答は一つ。「滅びを回避しようとしても無駄である」と。 そして大戦がはじまり、ウィンダスという国は滅亡の危機に瀕した。本来ならば、この国はそこで滅びていたのだという。 しかしその運命を変えたのが、英雄カラハバルハであった。彼は星月の意思を捻じ曲げる業として、神獣の意思と力を操る召喚魔法を完成させた。 そして、首都防衛の決戦において、フェンリルを召喚した。ところが、首都を守り抜くことには成功したものの、 神獣を支配するという荒技に耐えきれなかったカラハバルハ、そして召喚によって彼とリンクしていたフェンリルは、そこで命を落としたのだという。 そしてウィンダスから星月の加護は失われ、ホルトト遺跡は止まり、ウィンダスの土地は少しずつ衰退していった。 同時に、初代星の神子の月詠みの予言は失われ、現星の神子は星読みの儀式で、失われた月詠みの予言を読むふりをし続けてきたのだと告げた。 「映る未来など、何もないのだから・・・」彼女はそう言って全てをあきらめた様子だった。しかし、アジドマルジドは言う。 「平和が約束されていないということは、滅びも約束されていないということだ!俺達は自分で光をつかまないと・・・!」 その言葉に、星の神子ははっとし、そしてカラハバルハの叡智を求めるアジドマルジドに、カラハバルハの残した全てを託したのだった。 カラハバルハの残したものはアジドマルジドに任せるしかない。天の塔を後にしたあなたを待っていたのは、アプルルの新たな依頼だった。 「お父さんが生きているかもしれない・・・」 20年前、カーディアンの反乱の際行方不明になったという前手の院長にして二人の父、ゾンパジッパ。 世間では反乱の首謀者では?などと言われていたが、真実は謎のままであった。 しかし最近、鼻の院元院長でマンドラゴラの研究をしているヨランオラン博士が、ある物を冒険者から手に入れたという。 それは手紙であった。そしてそれは、ゾンパジッパが書いたと思われるものだった。 発見された場所はボヤーダ樹。樹齢数万年とも言われる、聖地ジ・タ最大の樹木の内部である。 もし父が生きているなら、探し出してほしいというアプルルの依頼で、あなたはボヤーダ樹の内部へと向かった。 マンドラゴラの群れをかき分け、ようやく見つけた牢獄に、ゾンパジッパは居た。 なんでも監禁された振りをして、自主的にここで研究を行っていたらしい。・・・どう見ても強がりにしか見えない。 それはそれとしてあなたは、彼にカーディアンの反乱理由などを聞いてみることにした。 426 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 50 32.23 ID HKHuEKFo0 なんでも、初期型のカーディアンは戦時中であったらめ、軍隊として運用する必要があった。 それ故、本来ならばマスターをゾンパジッパと登録するはずだったところを、 製作者ゾンパジッパ>統率用のエースナンバーのカーディアン>上位のナンバーのカーディアン>下位のナンバーのカーディアン と段階的な指揮系統を作成し、それを彼らに登録したのだという。 ところが、当時ホルトト遺跡を研究していたカラハバルハがカーディアンを何体か借りうけたいと申し出てきた。 ゾンパジッパは、彼のためにエースナンバーのカーディアンのマスターとして追加でカラハバルハを登録した。 ところが、カラハバルハはその技術を元にカーディアン「ジョーカー」を作り、エースカーディアンの上位指揮権を与えた。 そしてジョーカーにホルトト遺跡の全てを任せたのだという。 しかし、カラハバルハは20年前の戦いでフェンリルと共に命を落とした。 問題はその後である。カーディアン作成とは、命を吹きこむ技術を元としている。 命を「作り出す」のではなく「吹きこむ」。ようはカーディアン達は生命として独立しているわけではなく、作成者とリンクしているのだ。 故に作成者が死亡すれば、作成されたカーディアンも機能を停止する。そのため、当然ジョーカーも機能を停止したのだった。 これで混乱したのはエースナンバーのカーディアン達である。 自身の上位の指揮権を持つジョーカーが停止したが、自分たちは停止していない。本来ならば、旧カーディアン達はゾンパジッパが作成したため、 上位ナンバーが作成者死亡で停止する=自分たちも停止する。となるはずなのである。 しかし、自分たちはいまだ稼働している。この矛盾を解決するために、カーディアン達が取った行動が、「ジョーカーの復活を目指す」ことなのである。 その結果が反乱であり、ゾンパジッパの監禁の理由だったのだという。 427 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 19 50 51.28 ID HKHuEKFo0 カーディアンの反乱の理由は判明した。ではジョーカーが復活した今カーディアン達はどうするのだろうか? 「死んだカーディアンが生き返ったというならば、大変なことが起きているはずだぞ!」 あなたから、ジョーカー復活の顛末を聞いていたゾンパジッパは急に声を荒げた。 彼は真剣な表情で話し始めた。 「いいか?理解する頭がなくとも、一度言ったら二度と言わぬからよく聞けよ。無機物に「命」と「意思」を与える魔法には重大なる決まりがある。」 一つは、さっきも言った通り、術者が死ねばその手で命を吹き込まれた無機物もまた停止するということ。そして・・・。 「死んだ無機物を生き返らせてはならない。生き返らせたならば死した術者も「死の虚無」から呼び戻される。」 ジョーカーが生き返ったならば「カラハバルハも生き返っている」はずだというのだ。 ならば、その生きかえったカラハバルハは一体いずこに? ゾンパジッパから、反乱理由やカラハバルハの復活などについて詳細につづられた手紙を受け取ったあなたは、アプルルの元へと戻った。 ・・・どうやらゾンパジッパはこのまま残るようだ。・・・いいんだろうか。 アプルルに手紙を渡すと、ちょうどアジドマルジドも心の院から戻ってきていた。 彼らは手紙を読み、ジョーカーの正体を知った。 「カラハバルハが復活したなら、何故神子様の前に姿を現さない・・・?」 「俺たちの前に、姿を現すことができない理由があるのか、それともなにか企んでいるのか……?」 ふとアジドマルジドは思い出した。 「召喚・・・そうだ。召喚だ。」 カラハバルハが目指したのは完全召喚だった。それは、力を借りるのではなく、完全に支配する召喚魔法。 もしそれが成功していたというのなら、カラハバルハが死んだとき、たしか・・・ 「だとしたら、よみがえったのかカラハバルハだけではなく・・・?」 どうやら少しずつ全貌が見えてきたようだ。あなたはアジドマルジドと満月の泉の星の神子の元へ急いだ。 星の神子は満月の泉に居た。自分はカラハバルハの死と、光を失った満月の泉を見て希望を失ってしまっていたのだと、 未来を見ることをやめてしまっていたのだと、傍に控えるセミ・ラフィーナに悔いていた。 セミ・ラフィーナは星の神子に言う。自分を責めないようにと。ウィンダスの人々はあなたのおかげで平穏に暮らせていたのだと。 その言葉を受け、星の神子は今こそ真に自分たちが進む先を見極める決意を固めた。その時・・・。 「……そう、それこそがそなたたち人に必要な「意志」……。」 「!?」 突如現れたジョーカーに魔法を受けるセミ・ラフィーナ。彼女の姿はその場から掻き消えた。 「まさか、あなたは・・・!」 星の神子は、ジョーカーの正体を察したようだった。ジョーカーは、セミ・ラフィーナは他の場所に飛ばしただけだといい、 星の神子にここに来た理由を話し始めた。 彼が言うには、カラハバルハが死んだとき、神子が願った彼への救い。わずかに残っていた星月の力がそれを聞き届けた。 その小さき願いの星が、ウィンダスに再び星月の加護を取り戻させようとしているのだと。その「時」を導こうとしているのだと。 しかしそのためには、分かたれた己と、今一度、強い星の神子の願いが必要なのだと。 「神子さま・・・!」 そこに駆け付けたあなたとアジドマルジドにジョーカーは告げた。 「さぁ、願いの星よ。我は、そなたの最後の導きをここで待つ……。「黒き使者」を再び、この星月の地へと導け……!奇跡の「時」を起こすのだ……!」 428 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 20 22 58.68 ID HKHuEKFo0 一度ウィンダスに戻ったあなたは、天の塔に呼びだされた。 そこで待っていたセミ・ラフィーナは、ヤグード達がホルトト遺跡をよこせと言ってきてることを教えてくれた。 なんでも不可侵条約には、中央塔を動かさないという取り決めがあったのだが、それをアジドマルジドが動かしてしまったため、 そこをつっついてきているらしい。しかし、首都の喉元を明け渡すわけには当然いかない。今はまず、星の神子を救出するのが先だと、 あなたとセミ・ラフィーナはアジドマルジドの元へ向かった。 カラハバルハの研究室には、アジドマルジドとアプルルがいた。 アジドマルジドが語るには、黒き使者はカラハバルハであるということだった。 それと同時に彼は、フェンリルでもあるという。死の瞬間、完全召喚でリンクしていたカラハバルハとフェンリルは、 ほぼ同一の存在と化しており、それが混ざり合っているのだという。 今まで出そろった情報をまとめるに、ジョーカーこそがフェンリルであり、そこにはカラハバルハも混じり合っている。 また、黒き使者はカラハバルハであり、同時にフェンリルも混ざり合っているのだろう。 故に、彼らは一つに戻る事を望んでいるのではないだろうか。しかし、何のために? 「自分を死に追いやった神子様を恨んでいるとか?」 理由はまだ分からない。しかし、彼はそういった怨みや怒りの感情を見せてはいなかったようだが・・・。 黒き使者を満月の泉に呼びよせるための手段として、アジドマルジドが示したのは、古の民が残した歌だった。 クリュー人がフェンリルを導くのに使った歌。黒き使者がフェンリルでもあるのならば、これに導かれるに違いないという。 あなたは、三つに分割されて三つの遺跡に残された曲を全て回収しに向かった。 それを見送った後、アジドマルジドはセミ・ラフィーナにヤグードの急襲に備えるように伝えた。今、せめてこられたら星の神子不在の ウィンダスはひとたまりもないだろうと。 そうならないように頼む、とセミ・ラフィーナは防衛の準備に向かった。今、ここにようやくウィンダスの守護者二人が手を取り合った。 アプルルは、強い星月の力をながせば、少しならばカーディアン達の動きを止められるかもしれないとアジドマルジドに伝えた。 無茶するなよとアジドマルジドはいうものの、アプルルは絶対についていく気のようだ。 研究室から走り去るアプルルを見送りながら、アジドマルジドは一つの疑問を抱いていた。 (天才であるカラハバルハが、完全召喚の末に自身が死ぬ事を予測できなかったのか・・・?) 429 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 02 03.23 ID HKHuEKFo0 曲を集め、戻ってきたあなたを待っていたのは、ヤグード達が不可侵条約破棄の予告をしてきたという知らせだった。 それはすなわち、ヤグード達による戦線布告が近いということだった。もう猶予はないだろう。 そしてアジドマルジドが言うには、それはジョーカーの命の期限ともイコールであるのだという。 死者の人形。死んだ術者が作り上げた人形を強制的によみがえらせることによる反魂の法は、決して万能な死者蘇生術ではないのだという。 よみがえった人形が生きられるのは、生前に人形に術者が込めた命の分だけ。人形による死者蘇生とは、 正しくは人形に寿命を切り取って保存しておくというのに近いのだという。 そしてジョーカーがスターオニオンズ団に復活させられた日から計算すると、命のストックはもうすぐ尽きようとしているのだという。 当然ジョーカーやカーディアン達もそれに気づいているはず。 おそらく、ジョーカーとヤグードは何らかの取引をしていたのだろう。もしかしたら、カーディアン達が発破をかけるためにヤグードを けしかけたのかもしれない。そして、ヤグードはジョーカーが死ぬのを待っているのだろう。 どっちにしろもう時間はあまりのこされていないようだ。 そこへアプルルがやってきた。シャントット博士らに協力してもらい、カーディアンの動きを封じる道具を作ってきたのだという。 準備は整った。あなたは決着をつけるため、みんなと共に満月の泉へと向かった。 満月の泉には、多くの野良カーディアン達がいた。そしてその奥にジョーカーと星の神子がいた。 あなたはジョーカーに促され、古の歌を奏で始めた。満月の泉に曲が響き渡り、それにみちびかれ黒き使者が現れた。 「分かたれた我よ……今こそ一つに…」 一つに戻ろうとするジョーカーと黒き使者。しかし、黒き使者が放つ力に影響されたのかカーディアン達が暴れだした。 あなたは、暴れる彼らから神子を守るために武器を構えた。 暴れるカーディアン達をとりあえずは退かせたものの、カーディアン達の暴走は止まらない。 「静まれ、静まるのだ……!」 暴走している彼らには、ジョーカーの制止も届かないようだ。その時、 「止まって、子供たちよ!」 アプルルが、持ってきた道具を空中に放りなげた。瞬間、放たれる星月の力。 カーディアン達はその力に影響されて、次々に一時機能停止に追い込まれていった。 黒き使者には、自我と呼べるものがほとんど残っていないらしく、そのあふれるだす魔力でひたすらに暴れているようだった。 今度はワイバーンとマンティコアを召喚しだす黒き使者。どちらも強大な力を持つモンスターだったが、 あなたとアジドマルジドの手によって打倒された。 その時、カーディアン達の束縛がとけ再び動き始めた。また戦わなくてはならないのか!? 「心配はいらぬ」 ジョーカーはそう言った。もう黒き使者に魔力は残っていないのだと。 そしてジョーカーは星の神子に後の事を託すと、今度こそ本当に黒き使者と一つになるのだった。 純粋な星月の力と化すジョーカー。そして・・・ 「星月よ、私の願いを聞いて・・・。この約束の地に、神獣フェンリル様の息吹を!」 神子の願いにこたえるように星月の力は形を持って行き・・・。 「人よ、そう、それこそが未来を創る力なのだ。」 大いなる月の獣。神獣フェンリルが今、満月の泉に復活したのだった。 430 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 02 31.79 ID HKHuEKFo0 天の塔に戻ってきたあなたにアジドマルジドは語り始めた。 あの場に居たカーディアンやジョーカーはただの人形に戻ってしまったこと。 星の神子が、星月の力とまがつみの玉の力を全て使って神獣フェンリルをよみがえらせたことを。 すなわち、それこそが月詠みだったのだと。 セミ・ラフィーナはヤグード達に書状を突き付けてきたという。神獣フェンリルが復活した以上、彼らがホルトト遺跡に口出しをすることは させないと。上位の野良カーディアン達が機能停止した今、ヤグードたちもそう簡単には不可侵条約破棄には動かないだろう。 星の神子は、神獣フェンリルの心があなたにも聞こえただろうという。フェンリルは、ウィンダスの未来を、ウィンダスの始まりを約束してくれたと。 だがそれは始まりだけ。星月の加護は取り戻したものの、まがつみの玉は力を失い、月詠みも星読みも行うことは出来なくなってしまったという。 しかし星の神子は、今までとは違った明るい表情でこういった。 「この先何が起こるのか、私は知ることが出来なくなった。星の導きを失ってしまった。だけど・・・。」 「私はウィンダスの民達に導かれる。何よりも、ウィンダスの民が幸せであるように道を探して進むのが私の役目」だと。 もう、ウィンダスは大丈夫だろう。遥か昔に定められた未来をなぞるのではなく、自分たちの手で、進むべき未来を切り開いて行ける。 「さぁ、共に行きましょう。すべてが終わり、すべてが始まった・・・」 未来を導く星。それすなわち、一人ひとりの意思である。 431 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 12 40.32 ID HKHuEKFo0 以上でウィンミッション終了ですが、実際のストーリーはもう少し続きます。 サブイベント 月の導き カーバンクルの紅玉に導かれ、あなたは6体の召喚獣の息吹を集めることになった。 六つの息吹を集めたその時、紅玉は月の呼び玉へと変じた。 カーバンクルは訴える。息吹をフェンリルの元へと。 満月の泉。黒き使者との戦い以来、久しく訪れてなかったそこへあなたはやってきた。 カーバンクルの呼びかけと六つの息吹の力によって神獣フェンリルが姿をあらわす。 フェンリルは、あなたの力を試すというと襲いかかってきた。 辛くもフェンリルを退けると、彼は「あの子らに、これを頼む。約束を待つ、小さななあの子らに……」 そういってあなたに力を失い、からっぽになった魔導球を渡して姿を消した。 432 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 46 15.49 ID HKHuEKFo0 ウィンダスミッション+スターオニオンズ団エピローグ からっぽになった魔導球をあなたは子供たちに届けた。 子供たちは、それを見て、ジョーカーは死んだと、壊されてしまったと嘆き悲しんだ。 そんななか、団長のコーロラコロは叫んだ。 「ジョーカー、死んだりなんかしてないよ!」 なぜなら彼は戻ってくるのだと“ヤクソク”したのだからと・・・。 そこにピチチが言う。「オバケさん、戻ってきたね。」と 次の瞬間、からっぽの魔導球が光を放ち、空に無数の流星が瞬いた。 声が響き渡る・・・。 「子供たちよ…お前たちの生きる時、生きる街、すべてを。見ているよ・・・。我はこの地に戻ってきたのだから・・・」 それは、フェンリルとなったジョーカーの、大切な友達への言葉だった。 空を仰ぎ見ることもたち。彼らはジョーカーに誓った。自分たちも空を、街を、みんなを全部全部見ていくよと。 自分たちは正義のスターオニオンズ団だってことを、ずっと忘れないでと。 子供たちとジョーカーの約束は、今ここに果たされたのだった。 (fin) 433 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/29(木) 21 49 05.58 ID HKHuEKFo0 以上でウィンダスミッションと関連クエ終了です。 444 :ファイナルファンタジー11 ウィンダス編:2011/12/31(土) 17 18 24.15 ID N/3Ok3sz0 忘れていたのでウィンミッション補足を; 結局、一連の騒動とは何だったのかというと 初代ウィンダスの神子、月詠みの儀式でウィンダスの未来を予言し定める。 (フェンリルの星月の加護により、この予言は『願い』として成就される確実なものと なる。この願いをかなえる儀式が『月詠み』) で、その時に滅びを恐れた神子はウィンダスの滅亡を予言してしまい、それまでも『願い』として確定 現星の神子はそれを読み取って絶望し、当時恋愛関係にあったと思われるカラハバルハに相談。 彼はフェンリルが生きている以上、月詠みによる『願い』の成就の破棄は不可能と知る。 かといってフェンリルを殺すことは神を殺すということであり、難しいなんてものではなく、 更にフェンリルが死ねば加護の消滅によりウィンダスは結局滅びるというどうしようもない状況。 それを覆すための一手がフェンリルの完全召喚。フェンリルを召喚し、その力を持って 予言された戦争によるウィンダスの滅亡を回避、更に自身が耐えきれなくなってフェンリルとともに死亡する ことにより神殺しを為し、『願い』を破棄。 そのままでは加護を失ったウィンダスは滅びるので、今度は魔法人形のルールによって 自身=フェンリルを蘇生。そのままでは寿命の問題で消滅するので、星月の力と によってフェンリルが加護を与え続けることを神子が『願い』それをかなえさせた。 人形の蘇生はカラハバルハが作ったカーディアンにジョーカーを関連づけることによって 彼らに行わせる(実際は子供たちが行ったが)。 という英雄カラハバルハが自分の命をかけて国を救うために行った、一世一代の大博打。それが 成就される流れがウィンダスミッション。 当然カラハバルハ本人は死ぬこと前提で、更に生き返った後もフェンリルの巨大な自我に飲み込まれて ほとんど残らない(黒き使者に自我がほとんどなかったのはそのためかと) という完全に自分を犠牲にした策であった模様。
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/2420.html
タイトル(コピペ用) ファイナルファンタジー4 ジャンル RPG このページを編集 海外タイトル Final Fantasy2 発売日 1991/07/19 動画を追加 シリーズ FFシリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 2 53 14.37 追記回数 139062 Player Deign TASVideosページ http //tasvideos.org/2033S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク part2,part3,part4,part5,part6 マイリスト 備考 Movieファイル リンク USA v1.1 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/dscheat/pages/11.html
ファイナルファンタジー タクティクスアドバンス2 封穴のグリモア 改造コード A6FJ CCB201F8 GP 99,999,999 0212E63C 05F5E0FF CP 9,999 1212E640 000270F MAX クランスキル 2212E644 00000063 2212E645 00000063 2212E646 00000063 2212E647 00000063 メインキャラクター MAX HP 1212C094 000003E7 1212C096 000003E7 MAX MP 1212C098 000003E7 1212C09A 000003E7 MAX ATK, DEF 2212C09D 00000063 2212C09F 00000063 2212C0A1 00000063 2212C0A3 00000063 プレイタイム0 00 00 0212C028 00000000 ロウ無効 2212E8E6 00000000 AP変動後MAX 520B9CF4 E201C0FF 020B9CF4 E3A0C0FF D2000000 00000000 スマッシュゲージMAX6人分 9212C062 00000212 B212C060 00000000 2000000C 0000001E 20000054 0000001E 2000009C 0000001E 200000E4 0000001E 2000012C 0000001E 20000174 0000001E D2000000 00000000 何度でも神獣召喚可能6人分 9212C062 00000212 B212C060 00000000 20000015 00000000 2000005D 00000000 200000A5 00000000 200000ED 00000000 20000135 00000000 2000017D 00000000 D2000000 00000000 L+R押すと装備全部 94000130 FCFF0000 D5000000 63000000 C0000000 0000019B D6000000 0212DC1C D4000000 00000001 D2000000 00000000 D0000000 00000000 セレクト押すとおたから全部 94000130 FFFB0000 D5000000 630001AF C0000000 000000CB D6000000 0212E2D8 D4000000 00000001 D2000000 00000000 D0000000 00000000 セレクト押すと消費アイテム全部 94000130 FFFB0000 D5000000 6300019C C0000000 00000012 D6000000 0212E28C D4000000 00000001 D2000000 00000000 D0000000 00000000 オークションのトークンMAX 021324FC 63636363 中断データ消えない 0210A680 E1A00000